「TYPE-MOON展 Fate/stay night 15年の軌跡」“奈須きのこ深堀りレポ”

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はじめに

Photo by misomisosoup

現在、六本木の 「ソニーミュージック六本木ミュージアム」で行われている「TYPE-MOON展 Fate/stay night 15年の軌跡」の第1期”Fate”( 2019年12月20日(金)~  2020年1月20日(月) を見学しました。

 

※【開催概要】

二期“Unlimited Blade Works”: 2020年1月23日(木)~2020年2月24日(月)
三期“Heaven’s Feel”: 2020年2月27日(木)~2020年4月5日(日)

 

会場に、奈須きのこ氏の仕事部屋を再現したルームがあり、彼の私物の本やCDが置かれていました。主にCD関係が個人的に興味深いものだったので、そこに視点を当てた記事を書きたいと思います。

 

二期情報はこちら

「来場者4万人突破!『TYPE-MOON展 Fate/stay night -15年の軌跡-』二期開始」

 https://okwave.jp/guide/g78680.html 

「奈須きのこ」と音楽

CD棚はとりあえずV(ビジュアル)系だらけです。

 

「ラルク・アン・シエル」「ルナシー」「hide」「BUCK-TICK」 「黒夢」「ルアージュ」「ソフィア」「プラスチックトゥリー」などなど。

 

このアーティストの中で彼の世界観に与えた影響が大きいと思われるのは「ラルクアンシエル」と「ルナシー」です。

 

以下で、これらのバンドの紹介をします。

ラルク・アン・シエル

バンドの概要についてはこちら(ニコニコ大百科(仮))

https://dic.nicovideo.jp/a/l%27arc%E3%80%9Cen%E3%80%9Cciel 

 

まず、月姫に登場するシエルというキャラクターはこのバンド名が元ネタです。

ラルクアンシエルというのはフランス語で“天空の弓”という意味ですが、きのこ氏はシエル=弓と思っていたのですが、実はシエルは空、ラルクが弓という意味です(笑)。

 

そしてボーカルのhyde(ハイド)も吸血鬼が大好きという人で、幻想的な歌詞作りのうまさには定評があります。ちなみに、元ネタではないようですがラルクには「fate」という曲もあります。

 

ラルクの曲の中でも「花葬」「fate」といった曲はタイプムーン作品の世界観に非常に合っていると個人的には思います。

 

ぜひタイプムーン作品の映像を想起しつつ、以下の曲を聴いてみてください。

ルナシー

バンドの概要(ニコニコ大百科(仮)) 

https://dic.nicovideo.jp/a/luna%20sea 

 

2000年に「終幕」という言葉で活動を停止したものの、その後、復活。

演奏技術、楽曲のクオリティは、間違いなく日本屈指と言っていいバンドです。

きのこ氏の棚にはあったのは終幕前のアルバムだったので、前期ルナシーの影響が大きいと推察します。

 

また、ギターのSUGIZOのソロアルバムも所有していたので、このバンドへの思い入れはかなり強いのでしょう。

 

では、「LUNA SEA TYPE-MOON セレクション(仮名)」をどうぞ。

(苦情は受け付けません(笑))

 

いかがでしたでしょうか。

ちなみにかなり尖ったバンドであったルナシーですが、昨今は下記のような曲も作って活動の幅を広げています。

 

「 宇宙の詩 ~Higher and Higher~」

 https://www.youtube.com/watch?v=Pk6ySJiZZmU 

hide

hide(ヒデ) (ニコニコ大百科(仮)より)  

https://dic.nicovideo.jp/a/hide 

 

ラルクやルナシーのようなタイプムーンテイストな曲を作るバンドを好きでありつつ、ポジティブな曲の多いhideあたりも押さえているのもきのこ氏の多様性が感じられて面白いところです。

TYPE-MOON展

TYPE-MOON展については記念映像や作品集、きのこ氏直筆のプロット、武内氏の学生時代のイラスト、過去グッズなど15年の歴史を感じさせる素晴らしいものでした。生まれては消え、コンテンツの消費速度が加速している現代において15年も愛される作品はなかなかないと思います。

 

ただ、個人的には漫画棚があってほしかったところです。

そこには間違いなく「The Five Star Stories 」(永野護)が全巻置かれていたことでしょう。

 

 ファイブスター物語 (ニコニコ大百科(仮)) 

 https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%96%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E7%89%A9%E8%AA%9E 

 

過去に発売された、 『ファイブスター物語』初の公式ファンブック『トレーサー』 では、武内氏ときのこ氏はこの作品への熱いコメントを寄せています。

 

奈須きのこは「ファイブスター物語』はぼくにとって永遠の最高傑作です。 いまだにその物語とデザインへの感嘆は消えやりません」と、最大級の賛辞を贈っている。

 

武内氏も同作品の大ファンであり、「トレーサー」では下記のようなやりとりもある。

 

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ーー創作活動にFSSが与えた影響はありますか?

 

奈須:影響がないわけないじゃないですか(笑)。やっぱり一巻に詰まっていた、“少女と電気騎士の物語”という王道の組み合わせがあまりにも好みで。

たった一人の女の子のために戦う姿、騎士や※MH(モーターヘッド)の最強・無双ぶり、すべてがそろっている。自分がやりたいストーリーラインはこれなんだと痛感しています。

 

奈須:FSSは漫画でもあり、童話でもあり、星団史をベースにした歴史群像劇でもある。そういう構造が当時、物書きをめざしていた自分に抗えない魅力があったのでしょうね。

 

奈須:「Fate」を執筆してからSF小説も読むようになって、それなりに知識は上がっていくようになる。その後に、単行本6巻に登場してくる、神々アークや如来、サタン(オーバーロード)を見て、FSSと小説が同じ領域に踏み込んでいることが分かる。でも、スペクターというキャラは仏様や悪魔をつかまえて「進化の袋小路に入った下等な連中」扱いするんですよ。どんだけ全能なんだ(笑)。永野護はそれだけのレベルのことを最初から考えていたんですね。正直ヘコみます。

 

武内:僕らの世代でFSSに影響を受けていないクリエーターはいないんじゃないかって思いますけどね。

 

奈須:むしろFSSに影響を受けた人間しか生き残れてない。中学生のころFSSの1、2巻を読んで、それで何のインスピレーションも受けない人は生き残れませんよ。すごい暴論を言ってしまいましたけど(笑)

 

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ちなみに二人ともFSSの一番好きなキャラクターは星団最強の騎士である剣聖ダグラス・カイエンとのことだが、「カイエンは人気ナンバーワンだから除外すべき」と、きのこ氏が物言い。

 

結果、きのこ氏は凄腕のはぐれ騎士だったアーレン・ブラフォード、武内氏はミューズ・ヴァン・レイバック。そして、彼の駆るMH“破裂の人形”を「星団一、美しい」と讃えている。

 

ぜひ、二期、三期の15周年お祝い色紙に永野護氏のものがあることを期待したいところ。ちなみに筆者はログナー、ジャコー、 聖院グリーン・ネイパーがお気に入りです。

 

※MH(モーターヘッド)

騎士と呼ばれる、ごく少数の超人的な人間が動かすロボット。操作があまりにも複雑なため、ファティマ(主に女性)という人造人間が演算、索敵、ダメージコントロール、各種調整などをサポートする。諸事情により、ロボット名は現在ではMHではなく、“ゴティックメード”と改名されている

まとめ

Photo by misomisosoup

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https://okwave.jp/

必要なもの

TYPE-MOON展Fate/stay night -15年の軌跡- 

https://type-moon-museum.com/ 

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