台風ガイド「日本近海で急に発生する理由」「西日本の被害が増えたのはなぜ?」

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はじめに

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9月26日は「台風」の日。1934年のこの日、室戸台風が関西に来襲。死者・行方不明者3036人という大きな被害が出ました。


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台風

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台風になると気温が上がるのはなぜでしょうか?

台風は、南の海上で発生し、時計回り(左回り)で回転しながら日本に接近します。

台風が、九州又は四国の南海上にある場合を考えて下さい。
左回りですから、台風より東側では、南方の暖かい、湿った空気が流れ込んできます。(南寄りの風)
このため、気温が上がるのだと思います。

北陸などでは、フェーン現象によって気温が相当高くなります。これは、湿った空気が山を越える際、水蒸気が水になる際に熱を出すことによるものです。気温は40度近くになることもあります。

でも、ご質問の件はこれとは違いますね?
台風が接近しているとき、台風は南からの強めの風にのってきます。この風の影響もあってこのことと思います。
あと、普通の温帯低気圧は、前線を伴っています。前線の北は冷たい空気が入り込んでいますが、熱帯低気圧である台風には前線がないです。つまり、もともと冷たい空気が入り込んでいないわけですね。

どちらにお住まいか存じませんが、太平洋側の場合は台風の中心に向かって吹き込む南からの暖かい湿った気流の影響です。

また日本海側の場合は、それに伴うフェーン現象の影響です。
#4の方も書かれていますが、これは太平洋側からの暖かい湿った気流が日本海側へ越えるまでに降水のため空気が乾燥します。
この乾いた空気が地上に降りてくると水蒸気が減った分、太平洋側を吹いていたときよりも高温になります。

近年、九州など、西日本で大きな豪雨災害が多い気がするのですが、何か理由があるのでしょうか?

もともと九州は台風の通り道でしたから関東に比べれば、雨量も災害も
多かったのは事実です。特に九州の場合は大きな川が少ないわりに
雨量が多いので川が氾濫しやすい土壌になっています。ですので台風や
梅雨前線で川の許容量以上の雨が降る事が多いので災害になりやすいです。
それと九州には噴火する山が二つあることも災害には影響しているのでは
ないでしょうか

昔から台風も低気圧も西から東に移動する事が多いので西日本の方が被害を受けるのは良くありました。
最近は危険度の高い山間部まで住宅地が広がり山間部の開拓が進んだことや山林や里山の管理が行われていないので土砂崩れが起きやすくなっていることも要因としてあげられると思います。
危険地区であっても指定をされると資産価値が失われるとして住民の反対があって危険地区の指定がなされていない事も近年の災害に人が巻き込まれる要因になっていたりします。
金に目が眩むとろくなことが無いと死ぬまで分からないのが人間なんです。

近年増加してきている理由は正確には分かっていません。

北海道には梅雨がないとされていましたがここ2・3年であれば北海道の降雨日数が増えています。
全国の平均気温が1990年以降顕著に上昇しています。
このようなことから西日本で豪雨災害が増えたのは地球温暖化の影響だろうと考えられています。
今年はこれに加えて黒潮の蛇行の影響もあると考えられています。
台風5号が長時間迷走したのは明らかに蛇行による周辺海域の水温や気温、気圧配置への影響です。

雨量の観測データでは集中豪雨は全国各地で発生しています。
災害として報道されるのは人的な損害が発生した場合です。
九州北部は北九州市、福岡市、など人口密集地が多いことから報道される機会が多いことも印象に影響しているかと思います。
熊本市から大分市にかけて起きた地震からの復興途中で集中豪雨が発生して災害に追い打ちをかけたことも影響しているでしょう。
年間降雨量が少ない瀬戸内地方の広島で降雨によるがけ崩れが発生して多数の死傷者を出したことも印象を強くしているかと思います。
(但し、広島の災害は降雨というよりもがけ地に人家を集中して建てていた影響の方が大です)

一般論としては局地的な集中豪雨は線状降水帯によるものです。
この線状降水帯は台風の外側にも多く現れます。
台風が接近する度合いが東日本よりも多い西日本ではこの台風に伴う線状降水帯がもたらす集中豪雨が多いと言えます。

最近、日本近海に急に台風が発生することが増えたのですが、日本周辺の気象状況が変わってきているのですか?

温暖化で海水温が高くなってきてるよね。
台風が発達しやすいよ。

黒潮が蛇行しているのが原因かも?と気象予報士さんが言っていました。
新しい「ひまわりちゃん」を使って調べているそうです。

いくつかの気候変動が重なっていることが指摘されています。
1. 赤道上の大気の動きでマッデン・ジュリアン振動と言うものがあり、上昇気流で台風の種として積乱雲をうみ出すのですが、インド洋から西太平洋に移動して消滅、またインド洋で発生と言うサイクルを繰り返します。ところが偏西風の流れの変化で日本の南海上赤道付近で停滞すると、台風の種を2つも3つも同時にうみ出すことがあり、そう言う現象が近年観測されています。
http://www.nbs119.co.jp/pdf/MJO.pdf

2. 海水温の上昇。地球の大気温は騒がれているほどは上がっていないのですが、中深海の温度は上がっていると言われています。台風は高い海水温による上昇気流によって成長するのですが、北に移動して海水温が下がると勢力が衰えて行きます。ところが、海水温が高くなったため、日本に近づいても勢力が衰えるどころか成長するため、熱帯性低気圧が突然台風になることが増えたし、巨大台風に成長するリスクが増えたと言われています。

3. 通常日本付近上空のジェット気流は西から東にふくので、いったんコリオリ力で赤道付近から北西に向かった台風を北東に押し戻して加速しながら通過させてくれるのですが、最近はジェット気流が蛇行していてすんなりを台風を運び去ってくれません。それで滞在時間も長くなり、複数の台風が成長しながら日本の近くにとどまると言う事が置きているようです。

そのジェット気流の蛇行も、エルニーニョやラニーニャとも絡んでいて、エルニーニョ、ラニーニャはマッデンジュリアン振動とも絡んでいると言われているので、日本周辺の気象状況が変わったのは間違いないのですが、地球規模の大きな変化の中の一部に過ぎません。

台風で自宅やその周辺に損害が出たことはありますか?  私は向かいの家の屋根が半分ぐらいはがれてめくりあがっていてびっくりしました

私の部屋だけ雨漏りがしました

しかもピンポイントに…

寝床は大丈夫でしたが、すぐ脇の灰皿に水がたまっていました

15年位前の東海豪雨の時に洪水で我が家の車庫まで水が流れてきてしまい、そこに停めていた車(約3百万円相当)がほぼ水没してしまいましたね。
だってその時は人の胸辺りまで水が来てましたからね。
今でも悔やみますよ。

私が子どものころなのでもう大昔ですが、
実家の前の小さな川が氾濫して床下浸水したことがあります。
近所中で寄り集まって避難するかどうか相談していました。
近所のおばちゃんが「○○川が氾濫したら危ない、
でも前回氾濫したのは藩政のころだから・・・」
と言っていたのを覚えています。
子どもながらに「藩政」という言葉がひっかかったんですよね。

その昔の「リンゴ台風」、これ九州では杉の木を根こそぎ倒した台風として記憶されています。倒木があまりも多く廃道になった登山道・林道も複数あります。このとき
『隣家の屋根がウチの二階の壁に突き刺さった』
『ウチの瓦の三分の一が飛んで、お向かいの家にマシンガンの如く降り注いだ』
 このときはご近所全体でお互いさまってことになりました。でも屋根の持ち主は修理代を払ってくれたそうです。台風のスピードが速かったこともあって、とにかくこのときは物凄い風で、あちこちの家の瓦がカラスのように飛び交い、二階のアルミサッシが外れて飛びそうになったのを必死で押さえていたことを覚えています。そこに屋根が飛んできたのです。

 九州に上陸する台風は意外にも年平均1回だけとのこと。でも上陸したときは勢力を保ったままのことが多く、被害も大きいようです。

まとめ

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