すっきり爽やか「ペパーミント」特集!「普通のミントと違う?」「リキュールや料理にも使える?」

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はじめに

6月20日はペパーミントの日。ハッカが特産品である北海道北見市が「はっか(20日)」の語呂合せと、6月の北海道の爽やかさがハッカのようということで制定されました。「使い道」「ミントとペパーミントの違い」「ペパーミント料理」などのQAをまとめました。

普通のミントとペパーミントの違いはなんでしょうか。ミントというカテゴリーの中にペパーミントが含まれる?

そうです。
ミントの種類の中にペパーミントが含まれます。
スペアミントなどもミントの種類ですが、香りや風味が異なります。

>ミントというカテゴリーの中にペパーミントが含まれるのでしょうか?
簡単に言えばそうです。ミントと言うのは属名でシソ科ミント(日本ではハッカ)属の事を示します。普通ミントとよべば、いろんな種類のどれもがミントで、ペパーミントだけを指す言葉ではありません。
日本で主に流通しているのはペパーミントかスペアミントです。主に食用や飲用で葉ごと使われているのはこれらのどちらかである事が多いです。
ただし、味だけや香りだけの場合にはこれらに限りません。日本では葉そのものを使わないミントの香りの商品は、ミント類の株を大量に釜で蒸して蒸気を出させ急速に冷やして蒸留し濃縮した油(精油)を使うのですが、外国産精油を使っていると解れば大抵ペパーミントなのですが(精油100パーセントのがペパーミントのエッセンシャルオイル。アロマオイルはそれの加工品)、他の外国製のミント精油だとペパーミントとは限りませんし、日本産の精油(ハッカ油)であることも多いです。この場合だと現在は大抵北海道で栽培されている日本のハッカの栽培種が使われています。

日本には元々ニホンハッカと言う原種が自生していて、それを元に選抜品種が作られたり中国や朝鮮半島産のハッカの近縁種と掛け合わせた交配品種が作られ昔から利用されてきました。昔本州で栽培していたのはこちらが主流。
明治期に、北海道で野生のハッカを見つけた人が「北海道でもハッカ栽培が可能なのでは?」と考え、最初本州産の品種を取り寄せ栽培してみましたが取り寄せるのに日にちが掛かりすぎ種根が腐ってしまったり、気候が合わず失敗しました。それで、どうにか生き残った本州の品種を北海道の野生種と掛けあわせたり収量を上げる為にと栽培初期からペパーミントとも掛け合わせ、北海道栽培向きのハッカ品種を作りました。西洋種の遺伝子が入った北海道作出品種は性質が丈夫で香り成分が多く採れたので、後に本州の方でも導入し栽培したそうです。
そういうわけで日本のハッカ品種と言っても主に「野生からの選抜品種かアジアのミント類を掛け合わせ作られた本州作出系統」と、それに更に北海道自生種とペパーミントの遺伝子も取り込んである「北海道作出系統品種」があります。最近インターネットでハッカやニホンハッカの名前で苗が販売されていますが品種名が書かれていない物だと野生の個体では無い可能性があったり、どちらの系統なのかが解りません・・・。良心的な店なら品種名付きで売っているので、それを元にインターネットなどで調べてみるとどちらの系統の品種かが解ります。
北海道の系統のハッカは昭和30年代頃まで盛んに全道各地の農業関係施設で交配・改良されてきたので、外見はハッカの特徴を残しているものの味はほぼペパーミントに近い物もあります。そのためか現在は精油の形で比べてもペパーミントなのかハッカなのか区別できない物もあります。
ミントを香料として使わっている日本の製品には「ミント味」とか、原料表記で「ミント抽出物」と書かれています。歯磨き粉やガムなどでかなりスペアミントに近い味(辛さが強くなく甘みも感じる)の物もありますが、これは外国産のスペアミントオイルを使っていたり、商品によってはハッカ精油にスペアミントのフレーバーが加えられているかもしれません。それと、石油から人工的に作られる合成ハッカ(合成メントール)と言うのも存在し安価なのでかなり多くの物に使われているとか。これとブラジルでのハッカの大規模栽培が痛手となって一時は輸出量が世界の70パーセントも占めていた日本の(特に北海道の)ハッカ栽培と関連産業は急激に衰退してしまいました。

ミント類には世界中に多くの原種があり特徴や香りはそれぞれ違います。日本ではニホンハッカの他にヒメハッカと言う小型の種類が存在します。我が家にもあり見かけはハッカとは思えないのに葉にはちゃんと香りがあります。
実はペパーミントと言うのは、原種では無く野生と言うのは存在しません。外国では野に生えてたりしますが、必ず以前は栽培されていた物で逸出・野生化している物です。
ペパーミントは人がスペアミント(原種)と他の原種のミント2種類を掛け合わせ作った種類で、簡単に言えば「雑種」です。良質なメントールを得る為に人為的に作られた「商業作物」で、雑種なので種子から育てると個体差が激しい株がいろいろ出るので、それから更に選抜・改良していき外国では沢山のペパーミントの品種があるそうですが、植物検疫の問題からか品種付きのは(種子での輸入だとペパーミントの特徴が失われやすい)日本ではあまり出回っていません。元々雑種であるのでペパーミントは種子まきから育てると風味の悪い物なども出やすく本来実生栽培は不向き。必ず株分けか挿し芽で殖やす「栄養増殖」で殖やさなくてはなりません。

あと、日本で売られているミントには「香りの特徴から名前がついている種類」というのがあります。その中でアップルミントとパイナップルミントと言うのはスペアミントから出現した変種か交雑種と出自がどうにか解るっている品種なのですが、グレープフルーツミント・オレンジミント・レモンミント・ジンジャーミント・バナナミント・ラベンダーミント・チョコレートミントなどと呼ばれている物はどんな種類の物かははっきりしません。交配種からの選抜されたなどと思われますが外国でも同じ名前かははっきりしません。ただ、昔私が持っていたラベンダーの香りがあるミントは品種名付きで売られていたので、もしかするとラベンダーミントはそれと同じものなのかもしれません。
刈って窓辺に吊るして蠅除けに使ったと言うオーデコロンミント(香水の様な匂いが強すぎて飲食には向きません)と言う種類はオレンジミントと同じと言う説もあったり日本では情報が混乱しています。香りが特徴のミントの他に日本ではペニーロイヤルと呼ばれる犬の蚤除けとして利用されてきた這う性質の種類や、株が微小でまるで苔の様なコルシカミントと言う種類も購入できます。

ミント類には原種以外にいろいろな種類・品種が多いのは、交雑しやすく雑種が出来易い性質からで特に異種同士の交配一代目は優性な特徴が出やすく強健であることが多いから。稀に他のシソ科植物とも交雑するとか。現在は遺伝子も複雑になり交配から良い物が出る確率も減ってしまい劣化個体が出てしまう可能性が高いので複数の種類のミント類を近くに置いて栽培する時は、種子を付けさせない様に花は蕾のうちに早めに摘んでしまって下さい。種子は粉の様に細かく風に乗り周囲に撒き散らされますし、花が咲いてしまうと葉の香りが弱くなり葉も固くなります。
栽培は必ず容器栽培で。地面に直接植えてしまうと蔓延り香りが悪くなり、アレロパシー成分を出し近くの植物を駆逐します。そして何よりも抜いて絶やすのがとても困難な植物です・・・。

ペパーミントはどのような使い道がありますか?

ミントティーや、オイルにしてはいかがですか?
ペパーミントオイルは肩こりに効くみたいです。

紅茶のようにして飲むのもいいかと思います。
カップやティーポットにペパーミントを入れて、お湯を注ぐだけですし。
あとはジュースやデザートに添えるくらいでしょうかね。
その時も、葉っぱを手の平にのせて、パンと叩く。
そうすると香りが一層楽しめますよ。

ペパーミントハーブティーが余って困っています。飲みやすくする方法、他に利用する方法はありますか?

ペパーミントは主に殺菌・抗菌、消化器系、クールダウン、覚醒に効果のあるハーブです。
ですので、暑い時や食べ過ぎ、お腹にガスがたまった時、眠気覚ましにはぴったりです。

※反面、冷え症持ちの女性が飲みすぎたり、寝る前に飲んだりするのは避けた方がよいです。
また、妊娠中、乳幼児、高血圧、てんかんもちの方は避けた方がよい成分が入っています(ティー1杯で強い影響が出るというものではありません)。

紅茶のように熱湯で出したら香りが強すぎるかもしれませんが、ミネラルウォーターなどで一晩水だしすれば、まろやかで美味しいミントウォーターができますよ。
1リットルでパックひとつで十分です。

また、紅茶はもちろん、緑茶とのブレンドはぜひお勧めです。
消化を助けるので、食後に飲むと口と胃がすっきりしていいですよ。
ティーバッグをバラして、急須一杯分でティースプーン1杯くらいから試してはいかがでしょうか?
意外な感動を味わえると思います。

パウンドケーキやクッキーに混ぜ込んでも美味しいです。
私は自家栽培しているので、乾燥して細かくしたものをパウンド型ひとつに対して大さじ1~2杯くらい入れています。
(注:温かいうちはまずいです!。冷めてからが絶品)

また、度数が強いスピリッツに付け込んでエキスを出し(梅酒のミント版です。量は適当。当然ですが、度数が強いほど、ミントが多いほど効能が強いものができます)、水で薄めてスプレーしてルームフレグランスにしてもOKです。
抗菌・防虫の効果がありますので、ヤブに頭を突っ込むのが好きな実家のワンちゃんには重宝しています(目に入れないように注意です)。
うちではカーテンや網戸に吹き付けて虫よけも兼ねて利用しています。

私はずっとペパーミント単独のハーブティーは、味が苦くて苦手でした。
ところが、「グレースのお菓子の時間、紅茶の時間をどうぞ」という本のミントティーの作り方で、
「ドライハーブのミントでミントエキスを作って(冷蔵庫で1ヶ月くらい保存可能)、アイスティーに小さじ1杯たらす」
をやってみて、すっかりはまりました。味は紅茶だし、ミントの香りは程よくてお勧めです。
ミントエキスは、ミントを通常より濃い目・浸出時間長めで作ります。それを書くと転載になってしまうので、分量と浸出時間は本をご覧ください。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%81%8A%E8%8F%93%E5%AD%90%E3%81%AE%E6%99%82%E9%96%93%E3%80%81%E7%B4%85%E8%8C%B6%E3%81%AE%E6%99%82%E9%96%93%E3%82%92%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%9E-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E3%81%AE%E3%81%8A%E6%96%99%E7%90%86BOOK-%E6%A8%8B%E5%8F%A3-%E6%B5%A9%E5%AD%90/dp/4062099276/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1314677435&sr=8-1

単にハーブティーのペパーミントが大量に余っていて、いっぺんに使ってしまいたい場合、混ぜ物がないペパーミントのハーブティーはドライハーブそのものですし、ティーバッグになっているのならちょうどよくどかっと数個一度にハーブバスに使うといいですよ。

ちょっと、ミントの他になにが混ざっているかにもよるのですが。

そのまま、お風呂に(まずは1風呂1包から)。
ハンカチ等で包んでサシェ代わりにすると、
引き出しや、靴の中(消臭効果もあるので)に入れて楽しめます。
防虫効果が期待できるので、水出ししたものを鉢植えに撒いても良いです。

燻製なんて、します?
チップに混ぜて燻すと、また違った香りが楽しめます。
桃の皮と一緒に軽く煮出し、アールグレイもたして、
冷やして飲むのも気に入っています。

> 歯磨き粉を飲んでいるよう
いっそのこと、うがいに使ったらどうでしょう。
インフルエンザの時期になると「緑茶うがい」とか流行りますよね。
ミントにも殺菌・抗菌効果や粘膜を浄化する働きがあります
(ずーっと嗅いでいると、鼻、たれますよね。アレです。)。
普通にティーとして抽出し、水で薄めてうがいします。

義弟は「ウォッカと氷砂糖だばだば合わせて飲んだら最高!」と言うのですが
私はアルコールがダメなので試せていないです。
全部合わせて2週間くらい抽出したら良いそうで、
母は、これを牛乳で割るといくらでも飲めるとか言います・・・。
大丈夫なのかなって思います・・・。

どうぞ、有効に消費できますように。

リキュールに入れてみたいのですが、どうしたらいいでしょうか?

カクテルを試されては如何ですか?「モッキンバード」と言うのがあります。テキーラとレモン(ライム)ジュースを調合するカクテルです。その他手軽に飲むのであれば、味をまろやかにするのに生クリームで調合するといいと思います。

イギリスのペパーミントを使った料理を教えてください

イギリス、ペパーミントと聞いて思いついたのは、
ラムチョップとミントソース(またはミントジェリー)

羊肉の臭いが嫌いな人には、美味しくないかも。
ミントジェリーは、ミント味のジャムのような感じのものもあるので、塩辛いものに甘いものを合わせて食べるのが嫌いな人には、敬遠されるかも。いますよね、そう言う方。酢豚のパイナップルが嫌いとか、豚肉とリンゴを一緒にソテーしたものが嫌いとか。カレーにレーズンの入ったご飯が嫌、とか。

ラムチョップとミントソース、私は好きですけど、美味しくないという人がいても、残念ながら、おかしくはないと思います。
ご参考までに。

まとめ

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