はじめに

街でよく見かけるハトの首の羽根は、緑色と紫色にキラキラ輝いています。
さらに、日の当たり方や見る角度によって緑色と紫色が入れ替わったりします。
この発色のしくみは色素でしょうか?それとも・・・
STEP1あなたの手のひらの色を見てみてください。
肌色ですね。
その手を、色んな角度に傾けて見てください。
きっと、どんな角度から見ても肌色のはずです。
このように、どのような方向から見ても色が変わらない場合は、「色素」で発色しています。
手のひらや髪の色、あなたが今着ているその服の色も「色素」によるものです。
その手を、色んな角度に傾けて見てください。
きっと、どんな角度から見ても肌色のはずです。
このように、どのような方向から見ても色が変わらない場合は、「色素」で発色しています。
手のひらや髪の色、あなたが今着ているその服の色も「色素」によるものです。
STEP2
一方、世の中には、見る方向によって色が変わるものもあります。
CDの裏側や、シャボン玉などがそうです。
これは、色素ではなく「光の干渉」によるものです。
シャボン液は無色透明ですが、ふくらませて薄い膜になると、虹色が見えるようになります。
CDの裏側や、シャボン玉などがそうです。
これは、色素ではなく「光の干渉」によるものです。
シャボン液は無色透明ですが、ふくらませて薄い膜になると、虹色が見えるようになります。
STEP3
実は、ハトの首の色は、この「光の干渉」によって色づいています。
緑色の色素も、紫色の色素も一切もっていません。
羽根の皮がほどよい薄さになり、シャボン玉と同じ原理で色づいて見えているのです。
緑色の色素も、紫色の色素も一切もっていません。
羽根の皮がほどよい薄さになり、シャボン玉と同じ原理で色づいて見えているのです。
まとめ
シャボン玉や、水に浮かぶオイル、ハトの首の羽根のように、薄い膜によって光の干渉が起こるしくみは、特に「薄膜干渉」という名前がついています。
詳しくは、高校の物理で学習します。
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