絵画の修復に和紙が使われる理由は? 紙のトリビア特集

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はじめに

12月16日は「紙の記念日」です!

生活になくてはならない紙にかんするトリビアが書かれたQAをあつめました!

絵画の修復に和紙が使われる理由は?

1)薄い(今では薄いものは0.02mm)
2)中性~ごく弱いアルカリ性で、
 ・絵画や木像など元の材質を侵すことがない
 ・数百年単位の長期間、強度を残している
3)比較的長い繊維を含む構成で、西洋紙に比べると構造的隙間が大きい
 ・重ねても下の絵や字が透けて見える
 ・接着剤など液の馴染みが良い
 ・若干の伸縮性があり、曲面に沿わせることもできる
 ・曲げても破れにくい
といったところです。

和紙は昔から書物や仏像などの修復に用いられてきました。
今でこそ西洋紙も中性のものが増えていますが、西洋の書物や絵画が一気にボロボロになってきた時期の西洋紙は弱酸性で(まさにそれが理由で経年によって強度が一気に低下するのですが)、補修しても「次の数百年」には耐えられない事が明らかでした。そこで、中性で薄さや強さを兼ね備えていた和紙を用いる事がスタンダードとなってきた経緯があります。
さらに、「和紙が最上」とする修復業界の期待に応えるべく、更に薄くて使い勝手の良い物を作り出す事に挑戦し続けきたという職人のこだわりも忘れてはいけません。和紙も要望に応じて進化を続けてきたのです。

そういえば日本のお札も「和紙」ですね。濡れたりしても、海外の札よりもボロボロになりにくいです。

長持ちする紙素材

 和紙か中性紙でしょう。酸性紙(一般的な紙はこれ)だと、紙自体が持つ成分で酸化して崩れていってしまいます。

 「紙」にこだわらないなら、極薄のプラスチックシートを使う手もあるでしょう。

マット紙の手触りはどんなかんじでしょうか。

マット紙…光沢のない印刷用紙。紙の表面につや消しのためのコーティングが施されている。無光沢紙。
マット紙の説明で一番身近な紙は、100円均一などにも売っている色画用紙が近いかと思います。触ると少し温かみのある感触です。

マットコート紙…紙はマットですが印刷面は鮮やかで光沢のある仕上りになります。
マット紙に比べて少し光沢があるので、つるつるしている感じがします。

紙から紙粘土を作るには

紙から紙粘土を作るには

お尋ねします。
紙を溶かし、糊をまぜて紙粘土を作る方法がありますよね。
その方法で丈夫で軽い紙粘土を作りたいのですが、新聞紙だとなかなか滑らかな紙粘土ができません。
手作り紙粘土に適した紙をご存知の方教えてください。
よろしくお願いします。

安くてたくさんと言う事でしたら
トイレットペーパーが良いかと思います。

プラスチックの紙

ユーロがどうかはわからないのですが、システム手帳のアドレス帳などに使われている濡れても大丈夫な紙があります。
確か、ユポ紙とかいったと思います。前に作ったシステムがこのユポ紙で作った伝票に製造指示書を印刷しています。荷物のタグとして使うので水に濡れる現場での対策です。

「ヤレ紙」の語源?

昔の言い方なんですが「やれ」とは漢字で書くと「破れ」です。
ヤレ紙=破れ紙、破れた紙なのでいらない紙=印刷が失敗した紙になるわけですね。

江戸古文書に「大直紙」という名前の紙、どんな紙?

「なおしがみ(直紙)」の最高級品として、「おおなおしがみ(大直紙)」があります。
直紙の品種として「大直紙」と「中直紙」と「小直紙」があります。

なぜ、このような名称になったかと言いますと、語源は『のうし(濃紙)』とされています。享保年間(17年=1732年)美濃紙のことを濃紙と称したのが初見とされています。本来、美濃紙といえば、この直紙のことてされています。

大直紙の寸法は・・・縦一尺ないし一尺六分、幅一尺四寸六分
大直紙の用途は・・・書物・目録に用いる(「新撰紙鑑」)

   

まとめ


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