「お地蔵様」特集。実はえらーい神様で子供の味方。うっかり壊してしまった場合はどうすればいい?

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はじめに

7月24日は地蔵祭りの日。町の片隅に身近にいらっしゃるお地蔵様。実はその正体はとっても偉い神様。どんな神様で、どういったご利益があるのか。また、お子さんがお地蔵様を壊してしまったというお母さんからの悩み相談など、お地蔵様に関する「へぇー」がたくさんのQAを集めました

お地蔵さんはどの宗教の何の神様ですか?

お地蔵さんは、地蔵菩薩というので仏教ですね。
一般的には、「釈迦の入滅後、56億7000万年後に弥勒菩薩が出現するまでの間、現世に仏が不在となってしまうため、その間、六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)を輪廻する衆生を救う菩薩」と言われてますね。

☆実は菩薩様だったのですね。弥勒菩薩の登場まで56億年という果てしない時間ですが、仏さまからするとわりと短時間なのだそうです

地蔵菩薩と観音菩薩。同じ菩薩様ですが、ご利益はちがいますか

「~菩薩」とつくのは, 全て「同じ仏性の異なる側面を表したもの」です.
もとが同じなんだから, 基本的に同じと考えていいんじゃないかなぁ.
もちろん異なる側面を表しているんだから細かくいえば違うんだろうけど.

地蔵菩薩はおもに子供担当、観音さんは年齢にかかわらずでしょうか。勿論、地蔵菩薩は大人を相手にしないということではありませんが。いずれも菩薩さんですので現世にうごめく人々を救い導くことが本願(お仕事とでもいうか・・・)とされています。

☆基本的に菩薩様というのは救いの神様なのですね

地蔵菩薩はお地蔵様としてたくさんいらっしゃいますが、観音菩薩は少ないですね。なぜ地蔵様は多いのでしょうか?

細かい事を言い出すと切りがないのですが、お地蔵様のお仕事は、主として子供を対象としています。

 昔は子供がたくさん死んでしまったわけです、日本中で。事故死もあったし、食糧難で病死したこともあったでしょうし、極端な場合には間引かれたりして。

 そういう不慮の死を迎えて親より先に死んでしまった子は、三途の川の河原で石を積む苦役が課されるのだそうです。早死にという親不孝の罪を償うために「1つ積んでは父のため。2つ積んでは母のため・・・ 」と歌いながら、積み上がるまで止めさせてもらえない。

 積み上がりそうになると、牛頭馬頭だったかな、やってきて石を崩してしまう。すると最初から積み直しで、永遠に続く苦役だったわけです。

 そうして苦しむ子供達を救うのが地蔵様です。

 で、あちこちに地蔵様が建立されて、子供達は親に上記の話を聞かされて、「だから、親より先に死ぬような危ないことはしてはいけない」などと教育されたわけですね。

 宗教であると同時に、子供教育の材料であったわけです。ゆえに、子供の姿をして、よだれかけなどをかけられたりして、子供にも親しみが持てる姿になって、日本中あちこちで姿が見られるわけです。

 私がみるところ、お地蔵様は宗教というよりは、日本の習俗(日本のクリスマスみたいなもの)になっていますね。

 それに対して、観音菩薩はまさに宗教、信仰です。

 阿弥陀様は全ての衆生(人々)を救うと宣言されたそうですが、信用できないと考える人もいる。抜け駆けして、自分だけは次善の策も講じておきたいと考える人もいる。さまざまです。

 そういう人が救いを求めるのが観音様です。

 阿弥陀の手を抜け落ちた人たちを、千の手ですくってくれるのが千手観音。千の手で救い漏れた人を、羂索の一本釣りで救ってくれるのを不空羂索観音・・・ という具合。

 心の平安をもたらすために考え出された存在です。それゆえ、信仰する人は一心不乱に信仰する傾向が強いように思われます。つまり、「観音」の字を含む名前の旅館や食堂などがけっこうあります。

☆菩薩、観音、如来などそれぞれ役割や立場などがあって、とても興味深いです

近所にいくつかお地蔵様がありますが、どちらにお参りすればいいのでしょうか。全部でしょうか

どの地蔵様でも(同じ)地蔵菩薩に?がっていますよ?

お地蔵さんは、地蔵菩薩(仏様)につながる入り口なだけだから
(基本的には)どこにお参りしても変わりませんね。

☆お地蔵様は地蔵菩薩につながる公衆電話のような存在なのでしょうか。どこからでもつながって聞いていただけるのはありがたいですね

7月24日に地蔵祭りがあるのはなぜ?

毎月24日が地蔵菩薩の縁日ですが、特に7月24日(関西では旧盆なので8月24日)を「地蔵盆」と呼び、盛大に祭りを行います。これは盆行事の締めくくりともいうべき日と捉えられたからでしょう。というのは、日本の民間信仰では“地蔵は境界を守る仏”と認識されるからです。つまり地蔵盆を境として「盆」という死者の日から、生者の日へと切り替わると考えられていたのでしょう。

地蔵が一般に“子どもの守り神”として信仰されるのも「子どもは人間になる一歩手前の中間的存在」と認識されていたからでしょう(なお、水子供養は昭和初期に一般化し出しました。それ以前の村落社会では子どもが死んでも葬儀を行わないという事例があります。“人間ではない”のだから鎮魂儀礼を必要としないのでしょう)。そのため、地蔵盆は“子どものお祭り”という性格もあります。

☆毎月24日が縁日だったんですね。近くではやっていなかったので地蔵盆というのも知りませんでした。お恥ずかしい

4歳の子供が転んでお地蔵様を倒し、壊してしまいました。近くの方が直してくださるそうですが、お地蔵様にどのようにお詫びすれば良いでしょうか・・・

それは子供が大ケガをする身代りになってくれたのですよ。お子さんにもそう教えて、お参りやお掃除でお礼をしましょう。ありがたや、ありがたや。

お地蔵様は基本的に慈悲深いですから、
心から謝罪して、綺麗にして差し上げれば赦して下さいますよ、きっと。

お子さんにも一緒にちゃんと「ごめんなさい」させましょう。
お地蔵様もきっと痛かったでしょうし。


偶にホラーで変な扱いをされていますが、
子守りだったり、身代りだったり、厄除けや行路安全であったり、
人間の為に沢山の事を頑張ってくださっている存在です。
心から謝罪している人間に対して決して、何か悪い事をする存在ではないです。

慈悲深くて優しい神様なんですね。近所で見かけたら拝んでおきます!

まとめ


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