はじめに

日本代表、コートジボワールに負けてしまいました。
途中までは本田の一撃でリードをしていましたが、ある選手の登場で空気が一変。
あっという間に逆転されてしまいました。
ある選手とは…そう、コートジボワールが誇るサッカー界のレジェンド、
ディディエ・ドログバ(36)。
一人だけレベルが違いましたね。そんな彼の経歴や、なぜ「サッカーを超えた存在」と呼ばれるのかをまとめました。
STEP1圧倒的な身体能力でチームに貢献!彼のプレイスタイル

まずはドログバのプロフィールを振り返りましょう。
身長 189cm
体重 95kg
ごつい…!
ドログバは5歳のころ、故郷のコートジボワールからフランスへ移住しました。
コートジボワールは元々フランス領だったので、多くの選手はフランスからサッカーのキャリアを初めています。
ドログバも例外ではありませんでした。
彼のプレイスタイルは、その圧倒的な身体能力をフルに活用し、屈強なDFをなぎ倒してゴールを決めるというもの。現在は36歳というところでスピードは若干おちたものの、パワーとテクニックは未だに健在ですね。
STEP2ドログバの黄金時代~チェルシーFC時代~

フランスで頭角を表したドログバは、モウリーニョが率いるチェルシーに移籍しました。当時同クラブ史上最高の金額での移籍でした。
彼はモウリーニョやチームメイトのランパード、テリー、チェフらと共に、チェルシーの中心的な存在としてチームの黄金時代を築きました。
2011-12シーズンでは欧州No.1クラブを決める大会で優勝。
ドログバのロスタイムにおける同点ゴールは、まさにチームを救う一撃でした。
彼のチェルシー時代での功績は、youtubeに動画がありますので御覧ください。
STEP3まさかのチェルシー退団!~新天地はなんと中国~

ドログバはチェルシー退団が決まった後、新天地を中国に求めました。
年俸は推定12億円。とてつもない金額です。
しかし、給料が未払いが続き、5ヶ月で退団してしまいます。
アジアチャンピオンズリーグで日本のチームと戦うドログバの姿をみたかったですね。
STEP4ヨーロッパに復帰~新天地はトルコに~

ドログバはその後、トルコに移籍します。
そこでは日本でも有名な選手、スナイデルと同じチーム、ガラタサライでした。
そのガラタサライとチェルシーが、今年の3月にCLで当たりました。
ドログバにとっては凱旋試合となりました。
その際のチェルシーファンの歓迎ぶりは、ドログバがチェルシー時代に挙げてきた功績を物語りますね。
是非動画で御覧ください。
STEP5ドログバが「サッカーを超えた存在」と呼ばれる理由

ドログバ以前、このような発言をしています。
「私は人生で成功する機会を与えられました。しかし、成功するチャンスを得ることのできなかった人々のことを常に考えています」(http://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/ourwork/goodwillambassadors/didier_drogba/ )
生まれた場所で人の幸福が左右される現状に一石を投じようと、彼なりにできる多くの慈善事業に着手しました。
- UNDP親善大使就任(貧困撲滅を主に掲げる団体)
- 「Alive & Kicking」活動の支援(子供たちへはボールを、大人には仕事を提供し、スポーツを通じて健康教育を促進する目的でボールを製造しているアフリカの社会的事業)http://web.gekisaka.jp/column/detail/?3104-3660-cm
などなど。
欧州で大きな活躍を収めたドログバ選手は自らの経験を基に、このようにアフリカでのとてつもなく大きな問題に立ち向かう団体の支援を行っているのですね。
だからこそ、アフリカサッカー界のレジェンドでもあり、アフリカでは「サッカーの枠を超えた存在」として認知されているのでしょう。
まとめ

ドログバは母国では神とも呼ばれる存在です。
引用にはなってしまいますが、内戦までも終わらせた存在だと言われています。
詳しくは以下(引用)
2002年からコートジボワールで始まった政治権力争いが内戦に発展し、長い間国内が戦争状態になります。これに心を痛めたドログバが2005年10月に06年ドイツW杯出場を決めた試合後に大会進出を決めた試合の後、ドログバがチーム全員で生中継のテレビカメラにひざまずき、内戦をやめるよう訴えたました。
「どうか、お互いを許し合ってください。コートジボワールの様な偉大な国がいつまでも戦争を続けてはいけない。武器を置き、選挙を実施してください」
だいたいこんな内容を訴えます。
すると、勿論その他複合要素も有りましたが、1週間後に内戦が終わりました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1267857092 より
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日本が戦ったコートジボワールにはこんな選手がいたのですね。
サッカーを超えた存在、ドログバ選手の功績をまとめてみました。
さて、日本代表負けてはしまいましたがまだ決勝トーナメント進出への道はまだまだ開けています。相手をリスペクトし、真っ向勝負の戦いを応援したいですね!
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