聴覚処理障害の特徴と検査法

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はじめに

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言葉が聞き取りにくい、聞き間違いが多いなど、聴覚的な刺激に対した反応に異常がみられる症状が出る聴覚処理障害。 お子さんの場合には、言語発達の問題に大きく関係します。早急に適切な聴覚・言語訓練の必要があります。

STEP1聴覚処理障害とは

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聴覚処理障害(Auditory Processing Disorders, APD)とは、聴力そのものの障害ではなく、耳から入った言葉を脳で処理する段階での障害です。
簡単に言いますと「聞こえているけれども理解できない」というものです。
通常人間が言葉を聞き取り理解する場合、外耳、中耳、内耳と処理が行われます。この段階では、音の大きさや高さなどの基本情報の処理が行われます。
その後言葉は、いくつかの中継点を経て、脳の聴覚野(言葉を聞き取る脳の場所)へ運ばれます。
脳の聴覚野で処理が行われることで、初めてその言葉が何であるかを理解することができます。
聴覚処理障害は、「聞こえ」の内耳以降の障害で、言葉を脳で処理する段階での障害と考えられています。

STEP2聴覚処理障害の症状と原因

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聴覚処理障害の症状は、重症度やタイプによっても異なりますが、静かな場所では聞き取りに問題が無くても、教室などの雑音のある環境になると、途端に聞き取れなくなる場合が多くみられます。
また、聞き返しが多い、聞き間違いが多い、聴力が正常であるのに聴覚障害のような様子がある、などの症状がみられることが多いそうです。
子どもの場合は、聴覚処理障害のために言語発達が遅れる場合があり、国語や英語などの言語に関連した学習が苦手な場合があります。

聴覚処理障害の原因はタイプによって異なりますが、聴覚経路の機能的障害や、脳内の情報伝達の問題が関係すると言われています。
後天性の場合は、頭部の外傷や脳梗塞などが聴覚経路に影響し、聴覚処理障害になる場合もあるそうです。

STEP3聴覚処理障害の検査法

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聴覚処理障害の検査は、主に「両耳分離聴検査」で行うことが多いようです。
両耳分離聴検査は、両耳に同時に異なる言葉を聞かせ、それを両方とも聞き取ってもらう検査です。
聴覚処理障害の場合には、片側の耳から入ってきた言葉はよく聞き取れるのに、もう片側から入ってきた言葉は聞き取りにくい、または両方とも分かりにくいなどの様子がみられます。

STEP4聴覚処理障害の疑いがみられたら

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聴覚処理障害の疑いがある場合は適切な検査を行い、その障害が「聴覚処理障害」であることが分かることが大切です。
聞き取りにくい、聞き間違いが多いなどの症状は、聴覚処理障害以外の障害にもみられるためです。
子どもの場合は、発達検査や言語能力検査などを行い、知能・発達・言語の遅れが関係していないかどうかを調べる必要があります。
お子さんのもつ言葉の遅れが、言語機能の問題か、聴覚処理障害からくるものなのかを判断するためです。
大人では耳鼻科を受診し、聴力検査や内耳の検査、言葉の聞き取り検査など、多角的に細かく検査を受ける必要があります。

まとめ

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