いいボーカリストになる方法

  • ガイド ( How to )
  • 閲覧数:532
  • ありがとう数:0

はじめに

 歌は音程のみならず

 日本人に少なくない思い込みとして、音程をはじめとした技術が優れているものほど、いい歌手および歌唱と判定したがりますが、それだけではありません。
 技術最優先でみれば、エラ・フェッツジェラルドやアル・ジャロウなどが、より高い人気を持たなくてはならないはずですが、オーティス・レディングをして「なんとへたくそな」といわしめたミック・ジャガーの方が現に人気者です。

STEP1 まず歌いたいものの背景を知ろう

 これも日本に多い誤解ですが、斯くして技術的には平坦な及第をしている歌い手が、だからとその音楽にフィットした歌唱法を捉えているか。違っている場合が多い。
 実際にアンディ・ウイリアムスとボビー・ダーリン両者にかなりの差があっても、一応は近似した歌唱法と見なせますが、彼等よりレゲエをボブ・マーリーがよく良く歌うのは当り前です。

STEP2 それに合わせた練習

 上述した名歌手たちに比べれば、ジョニー・ロットンは比較にならず《技術》など持ち合わせていませんが、にも拘らずセックス・ピストルズの表現したい音楽を歌わせるに彼より適任は世界にいない。
 いいボーカリストたりうる要点は、常にここへ尽きます。
 それはエラが『マック・ザ・ナイフ』を、アンディが『ムーン・リバー』を、ミックが『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』を歌う場合も何ら相違しません。

STEP3 もうひとつの上

 上記は説明のため、敢えて実例に頼りましたが、更に応用が効く歌の練習とは、己の表現したいジャンルに、どれだけ自分の声をイメージとして一致させうるか。
 何故なら各個人の声質は、生まれ持ったものだから所詮は真似にしかすぎませんが、広義のジャンルはそうではありません。
 ブルースにはその、ボサノバにも同じく、歌われている世界観がそれぞれあって、これをよく知るべきです。勉強、ではむしろなく、その音楽の存在理由と自分の表現が一致する努力の意味です。

まとめ

 ここまでわかれば

 後はひたすらその世界に入り込んで歌うこと。
 技術が不要なのではなく、まず技術ありきで歌も覚えようとするところに、却って日本人は音感がないと指摘されてしまう源泉がある機微を知るべきです。

このユーザなら私の疑問や悩みを解決してくれそうと思ったら、
質問への回答をリクエストすることができます。

関連するタグ

特集


感謝指数をマイページで確認!

ピックアップ

ページ先頭へ