《素材》と《模倣》を混同しないポイント・文章作法

  • ガイド ( How to )
  • 閲覧数:337
  • ありがとう数:0

はじめに

 オリジナルとは?
 それなりに周知の事情ですが、オリジナル・独創を声高に叫んだところで、所詮は先人が既に書いていたどれかと、全く違うものはできません。たとえ今日、大作家とされる人でもそれはやむを得ないことなのです。
 けれどだから他人様の模倣ですべてよし、いけぞんざいを専らとする輩がいたら、それは安易におもねった不届き者にすぎません。

STEP1 素材、それは世界にもうあるもの

 こと素材自体、そんなものはこの世に無尽蔵ほどあります。
 ゆえにそれらのどれかを作家が用いたからと、それ自体で《模倣》と看做す要素はない。
 そうではなくその素材、を如何に自らの創造性へ照らし、選び、並べ直し、再構築し、その結果として人々の眼前に表現されたものを《作品》というのです。

STEP2 模倣、そこにステップ1の要素はない

 斯くしてごらんになられたステップ1の在り方・構造こそが作家の働いた努力の結果です。
 ところが模倣にはこのおびただしい努力が存在しません。
 けれど一瞥すると、上辺だけは《創作》に似ているのです。

STEP3 いい文章とは?

 1と2を誤解なく理解なされた方ならば、一読された誰かの文章に於いてどれが本物か、またそうでないか、更に無知な者を騙すに等しい模倣者の行為をなぜ許してはいけないか、おわかりになられたことと信じます。

まとめ

 良い素材と優れた作者
 従って良い素材を選ぶ段階から、作者の目利きは既に開始されています。市場へ魚をみに行くシェフと何の違いもありません。
 名レストランの半分は、お客さんの評判が創るもの。良い読者とは、そんなお客さん同様です。

関連するタグ

特集


感謝指数をマイページで確認!

ピックアップ

ページ先頭へ