冬春の観光名所 こぼれ話 その二十一 香椎宮

  • ガイド ( How to )
  • 閲覧数:212
  • ありがとう数:0

はじめに

Photo by 冬春
 神宮・八幡宮・天満宮・大社等と神社の名前には色々バリエーションがある。
 そんな中、正式名称と違う呼ばれ方が間違って広まった例を一つ。

STEP1

 香椎宮は、福岡県福岡市東区にある神社で、仲哀天皇、神功皇后を御祭神とする。
 「香椎」の名は敷地内に香ばしい香りの「棺懸(かんかけ)の椎」が立っていた事に由来するという。
 古くから朝廷の崇敬厚く、祈願・奉幣等は宇佐神宮に次ぐ扱いを受け、伊勢神宮、気比神宮、石清水八幡宮と共に「本朝四所」と称された。
 神亀5年(728)11月、太宰の官人等、香椎廟を拝んだ後、香椎の浦でつくった歌に大伴家持の一首が万葉集に載っている。

「いざ児等香椎の潟に白妙の袖さへぬれて朝菜つみてむ」

 そんな香椎宮だが、香椎神宮と呼ばれることもあるが正しくは神宮ではない。
 これは最寄りのJR九州の駅名が1988年に「香椎神宮駅」とされたことに由来する誤謬である。
 これは、先にあげた「本朝四所」が『神宮』(宇佐が宇佐八幡宮の別名があり、八幡神を祭った岩清水八幡宮も神宮格となる)となっていた事から起こったミスらしい。
 ちなみに、同じく香椎宮に由来する駅名である西鉄貝塚線の駅名は香椎宮前駅である。
 終戦までは勅祭社に指定され、現在でも十年に一度吉日を選定し、宮内庁より勅使が遣わされている。

まとめ

 香椎宮

 福岡県福岡市東区香椎4-16-1

 JR香椎線香椎神宮駅から徒歩3分
 西鉄貝塚線香椎宮前駅から徒歩10分
 西鉄バス香椎宮前バス停
 駐車場:有り

関連するタグ

特集


感謝指数をマイページで確認!

ピックアップ

ページ先頭へ