O-111が体内に入るとどうなる?

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はじめに

ガイド「O-111とはどのようなものでしょうか?」の補足です。人の体内に入るとどうなるのでしょう?また、重症になる人とならない人の違いは?

STEP1<b>特徴</b>

腸管出血性大腸菌の一種であるO-111は、牛など家畜の腸内にいます。
少量でも食中毒の原因になります。

ベロ毒素という毒素をつくり、それが出血を伴うようなひどい腸炎を起こします。
重症化すると「溶血性尿毒素症候群(HUS)」という急性の腎不全になり、死に至ることもあります。潜伏期間が通常3~5日ほど、と長いのも特徴です。

ただ、同じように体内に入っても症状に差があるのは、①抵抗力の大小、②菌の量に影響されるからのようです。

今回問題になっている焼肉チェーン店の事故では、おそらく菌の量が相当多かったのではないかと専門家がコメントしていました。
(TBS「朝ズバッ」5月6日放映にて)

STEP2<b>感染</b>

食肉処理や調理の際に、肉やほかの食材に菌がうつって体内に入ったことが想定されます。
しかし、空気感染はせず、人から人への感染は手洗いで予防できると言われています。75度で1分間以上加熱すれば死滅します。

STEP3<b>注意しましょう</b>

今回の事故で一躍脚光を浴びてしまったO-111。
長年大きな食中毒事故もなかったようなのです。

潜伏期間が長い(最長で10日くらい)ので、何をいつ食べたか忘れた人が嘔吐下痢を起こしていて、気が付いていないうちにO-111による食中毒にかかっていたというケースも考えられるようです。
その場合は菌の量が少なかったかもしれません。

幼い子ども、お年寄りだけでなく、風邪気味、病み上がりなど、抵抗力が落ちている人は生肉に限らず、魚の刺し身、貝類など控えることをお勧めします。
また、肉は良く焼いてから食べてください。生焼けは禁物です。

まとめ

多くの焼肉店では「ユッケを食べて大丈夫か」というような問い合わせも続出。提供を止める店も増えています。
衛生基準が明確になるまで、生肉を食するのは控えたほうがよさそうです。

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