子供から大人までに読んで欲しい絵本。「100万回生きたねこ」を紹介します。

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はじめに

絵本「100万回生きたねこ」は、
『これはひょっとすると大人のための絵本かもしれないが、真に大人のための絵本ならば、子供もまた楽しむことができよう。――週刊朝日書評より』
と評され、絵本の名作とも言われています。
数年前には、とある情報番組でおすすめする絵本として取り上げられ、話題に上がったこともあります。

今回、そんな絵本「100万回生きたねこ」を紹介します。

STEP1<b>本の紹介</b>

タイトル:100万回生きたねこ
出版社:新潮文庫
作者:佐野洋子(作家、エッセイスト、絵本作家。谷川俊太郎は元夫。)
初版:1977年に出版

STEP2<b>内容紹介</b>

主人公の猫は、ある時は一国の王の猫となり、ある時は船乗りの猫となり、その他、サーカスの手品つかいの猫、どろぼうの猫…と100万回生まれかわっては、様々な飼い主のもとで死んでいきます。その時、飼い主は全員猫の死にひどく悲しんでいましたが、当の猫は飼い主との別れなどまったく気にせず悲しむことはありません。猫は、飼い主のことが大嫌いだったのです。

ある時、主人公の猫はだれのものでもない、野良猫として生まれ変わります。主人公の猫は、100万回も生まれ変わったことをいつも自慢し、周りのメス猫達はなんとか主人公の猫の気を引こうと貢物を持ってきます。しかし、主人公の猫は、誰のものでもない自分が何より大好きで、この状況に酔いしれていました。

ある日のこと、そんなもてもての主人公の猫が、ある白いメス猫と出会います。いつものように自分は100万回も生きたことを自慢しますが、白いメス猫は、その話に興味を示しません。最初、主人公の猫は少しムッとしますが、なんとか気を引こうと何度も白いメス猫の元を訪ねるようになります。

何度も白いメス猫の元を訪ねる内に、主人公の猫は、白いメス猫と一緒にいたいと思うようになります。もうその頃には、100万回生きたことを自慢することはしなくなりました。そして、ある日、白いメス猫にプロポーズをするのです。

プロポーズは見事成功し、たくさんの子供が生まれ、幸せな日々を過ごします。そうして時は過ぎ、子供たちはみな独立し、年老った主人公の猫と白い猫は2人きりになり…やがて白い猫はしずかに息を引き取ります。

主人公の猫はそこで初めて悲しみを知り、涙をたくさんたくさん流します。そして…

★★エンディングは実際に絵本を手にとってお楽しみください★★

STEP3<b><本の魅力></b>

この本の魅力は、哀しくて泣ける絵本ではなく、温かい気持ちの中で(感動して)泣ける絵本であることです。どこか世間を斜めにみた一匹狼の猫が、ある白い猫との出会いにより、今までの自分ではあり得なかった、心の底から誰かを愛するということ・・・この絵本を読んだ時、自分自身の人生について、こうありたい、こうあって欲しい、と思うことでしょう。

また、この絵本のエンディングは、なぜそうなったのかは描かれていません。読む人がそれぞれ解釈できるようになっています。お子様と一緒に、パートナーと一緒に、また一人で…解釈してみてください。

まとめ

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