ニーチェに告ぐ

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はじめに

 ニーチェの提唱した「権力への意志」は、後の世に大きな影響を及ぼした。ボーヴォワールやミシェル・フーコーなどもその影響を受けている。しかしその根本思想が間違っているのである。ショーペンハウアーが述べた意志に順ずるものではなく、勝手に自ら作り出した「権力への意志」。これは間違っているのである。なぜ、間違っているのかというと、それは簡単に説明がつく。根源的な盲目的に生を望む意志は、やはりどの現象においても先立ち現れるものである。だがニーチェの提唱した「権力への意志」は、二次的なもので人間にしか現れない。こんな事は先刻承知である。名前は忘れたが、ある英の詩人がショーペンハウアーとニーチェを比べたら、どうなる?という質問に答えた文章があった。彼は単純明快にこう述べた。「比類すべくもなく、ショーペンハウアーである。」と。  

STEP1

 私もこの見解にくみするものである。けれどニーチェのほかの業績も忘れてはいけない。彼は道徳を雄弁に語り、心理学的、精神医学的にも有益な論文を多数残している。それらを総括すれば、さほどニーチェの事も非難できないのである。
 ともあれ、ニーチェの「権力への意志」は二次的なもので、根源的なものではない。それだけは言及しておかなければならない。どうか、勘違いをしない有識者が増えることを祈る所存である。

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