桜餅がもっと好きになる!?

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はじめに

 和菓子屋さんはもちろん、デパートやスーパーで桜餅が並ぶ季節になりました。甘いお餅としょっぱい葉っぱが絶妙な美味しさですね。その桜餅についてもっと知ってみませんか?

STEP1

 桜餅はなぜ桜餅かというと、桜の葉っぱが巻いてあるからです。桜色をしているから桜餅というわけではありません。
 実際、元祖「山本や」の桜餅は白いです。つまり桜餅のアイデンティティーは桜餅の外側にあるのです。

STEP2

 桜餅は、桜で有名な隅田川の辺にある長命寺の寺男によって作り出されました。隅田川は今でもソメイヨシノの名所として知られますが、このソメイヨシノは江戸時代には存在しなかった桜なのです。
 江戸時代に「花見」といえばヤマザクラの花を見ることであり、その葉が桜餅が利用されていました。
 しかし、今はヤマザクラではなくオオシマザクラの葉を利用しています。オオシマザクラの葉が大きいこと、「クマリン」という芳香物質がヤマザクラの葉よりも多く放出されるために香りがよいことなどがその理由です。
 ちなみにソメイヨシノの葉が桜餅に使われたことはないのではないでしょうか?

STEP3

 桜餅の発想としては柏餅を参考にしたのでしょう。しかし、江戸時代には「桜の樹木は水を綺麗にする」と考えられていたので、もしかすると笹餅のように「桜の葉で包む」ことによって菓子の腐敗が押さえられるとかんがえたのかもしれません

STEP4

 現在、桜餅に使われている桜の葉のほとんどは、ある一つの町で作られています。
 伊豆半島の西側にある「松崎町」という所です。あなたが手にした桜餅の塩漬けの葉っぱは間違いなく、松崎町で作られた物でしょう。
 松崎町の農家では「桜畑」というものを持っていて、オオシマザクラがズラリと植えられています。葉っぱが出てくる五月に葉のつみ取りが始まり、つみ取られた桜の葉は巨大な樽の中で塩漬けにされます。
 この樽の中で半年ほど漬けられた後、真空パック詰めにされて各地に送られていきます。桜餅の葉っぱの味は全国共通!?なのですね。

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