列車に乗り合わせた人々の運命「明日へのチケット」

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はじめに

Photo by すもお
列車に乗り合わせた人々の運命「明日へのチケット」

ローマへと向かう列車を舞台に、
3つのエピソードが織りなすオムニバス映画
「明日へのチケット」を見てみませんか?

何気なく乗り合わせた人々の交流が、感動的な結末へと向かいます。

STEP11枚目のチケット:

初老の大学教授(カルロ・デッレ・ピアーネ)は、ローマに帰る飛行機が全便欠航のため、仕事相手の女性秘書(ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ)に便宜を図ってもらい、列車で帰ることにします。

列車に乗り、彼女にメールを書いてみようと思いつくも文章が進まず、窓に目をやると、自分が彼女と食事をしている姿や、若き日の初恋の少女が見えてくるのでした。

通路には移民らしき家族が赤ん坊を抱え、疲れきって座っています。教授は思わずミルクを注文すると、空腹で泣いている赤ん坊の元へ運んでゆきます。

STEP22枚目のチケット:

列車はイタリアの小さな駅に停車します。太った中年女性が、青年フィリッポを連れて列車に乗り込んできます。

フィリッポは兵役義務の一環として将軍の未亡人の手助けを命じられていましたが、彼女の傲慢さに振り回されていました。

夫人は車内を強引に進み、一等車の空席に腰を落ち着けます。一方、フィリッポは同郷の少女2人と出くわし昔の話をするうちに、情熱を持っていた自分の姿を思い出します。

未亡人のわがままに我慢ならなくなったフィリッポは列車を途中下車し、彼女は一人プラットフォームに取り残されるのでした。

STEP33枚目のチケット:

ビュッフェでは、スコットランドからやって来たジェムジーとフランクが旅を楽しんでいました。旅の目的は、ローマで行われるセルティックF.C.対A.S.ローマのアウェー戦を観戦すること。

彼らはベッカムのユニフォームを着た少年と出会い、サンドイッチを分けてやります。少年はアルバニア出身で、ローマで働く父親に会いに行くと言います。

そんな中ジェムジーの乗車券が紛失し、車掌は「乗車券を探すか新しい乗車券代と罰則金を払わないと、警察に引き渡す」と迫ります。貧乏旅行を続ける3人に余分な金などなく、あの少年が乗車券を盗んだのではないかとフランクが言い出します。

少年を問い詰めると、乗車券が出てきました。一家は不法移民で、この旅が父親と再会して故郷に帰る最後のチャンスだと言います。もしも車掌に見つかったら、強制送還されて
しまうのです。

列車がローマに着くと、悩んだ末にジェムジーは少年にキップを譲り、鉄道警察に連行されます。しかし駅にいたサッカーファンが大騒ぎを始め、混乱に乗じて3人はローマの街に飛び出します。

ホームでは、アルバニア人家族が父親と抱き合っていました。

まとめ

監督は、貧しい小作農たちの姿を描いた「木靴の樹」のエルマンノ・オルミ、「桜桃の味」のアッバス・キアロスタミ、「麦の穂をゆらす風」のケン・ローチの3名。

2004年制作のイタリア・イギリス合作映画です。

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明日へのチケット

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