唱歌「故郷」に見る日本的でない要素

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はじめに

2011年の十二支の動物は「うさぎ」ですが、 この「うさぎ」から始まる名曲として。 「故郷」が思いつきます。 (作詞:高野辰之、作曲: 岡野貞一) 日本を代表するともいえる唱歌として親しまれていますが、 その要素を考察すると実は日本的でないところが幾つかあります。

STEP1文学的(歌詞の)考察

1番の開始の歌詞
うさぎ追いし かの山
こぶな釣りし かの川

3番の終了の歌詞
山は青き故郷
水は清き故郷

以下2点が文学的に見た日本的でない要素です。

①歌詞が「七五調」でなく「六四調」である

日本の歌の歌詞は、七五調が多いですが、
「故郷」は最初から最後まで「六四調」です。

②韻を踏んでいるような箇所がある

日本の歌の歌詞は、普通韻を踏むことは少ない
ですが、「故郷」は、上に記した部分が韻を
踏んでいます。

STEP2音楽的考察

以下2点が音楽的に見た日本的でない要素です。

①西洋音階「ドレミファソラシ」を全部使っている

日本の古来の音階は、「ファ」と「シ」を抜いた
「ドレミソラ」 の5音階です。しかし、「故郷」
は1番45音符中「ファ」は8回、「シ」は1回
使っています。

②3拍子である

日本の古来の曲に3拍子の曲はありません。
しかし、この「ふるさと」は3拍子です。

STEP3ステップ1①とステップ2②は関連しています。

日本の古来の曲は4拍子ですが、「七五調」
の歌詞につけやすいリズムです。
「故郷」は、「六四調」のため、4拍子より
も3拍子の方が曲をつけやすかったと考えら
れます。
「故郷」と同じ作詞・作曲者の曲に「朧月夜」
があります。「菜の花畑に入日薄れ … 」
この曲も「七五調」でなく、「八六調」で、
3拍子です。

まとめ

日本人は、古来の日本的な伝統を大切にする一方で、 外国の文化も積極的に取り入れてきました。 「故郷」は、大正3年(1914年)に発表された曲ですが、 古臭い感じはぜす、現代でも多くの人に親しまれています。

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