最近、時代劇の画面が暗いです。。

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はじめに

いつからでしょうか、時代劇の画面が暗くなりました。闇の中で光る眼の動きや、ぶつかり合う刀の火花だけで、演じる役者の表情や動作は見えず、作る側の意図を視聴者にゆだねるやり方のようですが。

STEP1

映画、テレビでの時代劇の創世期は、白黒画面でした。二つの色しか使えないといった「制限」の状況ながら、知恵を絞った撮影の工夫がなされました。

STEP2

次の段階として、総パノラマ天然色の時代になりました。天然色とは、文字通り「自然に」見える色のことです。以前は、フィルムへの着色技術も発達途上で、人工着色が不自然に見えていましたが、技術の進歩とともにエンターテイメント性が飛躍的に高まりました。

「カルメン故郷に帰る」に始まり、「旗本退屈男」や、「踊る狸御殿」などなど、絢爛豪華な娯楽としての時代劇が受け入れられた時代です。

STEP3

黒澤明に代表される「リアリティ」を追求する頃から、画面の一部に役者は相成りました。「夜なのに明るいのはおかしい」とか、無粋な輩も増えてきた時代です。

まとめ

歌舞伎に限らずとも、村芝居や大衆演劇など舞台芸術は、脈々と受け継がれています。なぜでしょうか?役者や演出の力不足を補うような撮影技術の進歩を喜ぶよりも、観客はハプニング性と生身の人間が表現する意義を実は期待しているからなのではないでしょうか。

「みて」もらうことで、役者は成長します。

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