日本版ハロウィンのような行事、もぐら打ち

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はじめに

Photo by すもお
日本版ハロウィンのような行事、もぐら打ち 九州地方には、竹に藁を巻いて松明のような形にした棒を持った子供たちが、家先や田畑の地面を叩いてまわる年中行事があります。 モグラ打ちと呼ばれるこの伝統行事は、小正月の頃に行われ、鹿児島ではまわった家々で子供たちに餅やお菓子がふるまわれます。 家々をまわってお菓子をもらうというところは、まるで日本版のハロウィンのようです。

STEP1

1999年まで、前年の成人の日の翌日からその年の成人の日までに誕生日を迎える人の新成人を祝う成人の日は、小正月である1月15日に行われ、この日が国民の祝日でした。
成人の日が来ると、もう正月も終わったなという一区切りを感じ、お祭り気分から脱して本業に勤しむという流れが身についていましたが、2000年を境に成人の日が1月の第2月曜日に変わり、松の内などうやむやになった感があります。

1月も、3日を過ぎれば正月を忘れてキッチリ仕事モードのみというのでは、ちと寂しい気が。

そんな中、小正月の頃に行われる伝統行事が残っているのを知ると、ホッとします。

STEP2モグラ打ちも、小正月に行われる行事。

1月15日前後に行われる場合が多く、春の農耕シーズンを前に、地中を荒らすモグラに先制攻撃をかけ、一年の豊作を祈ります。1月14日の夕方、竹の先に藁(わら)束をつけた棒で、男の子たちが各家の地面をたたいて回るのが風習です。

鹿児島では14歳くらいまでの男の子のみが参加する行事ですが、女の子も合わせて参加する地域も少なくありません。モグラ打ちにまわった家々からは、餅や菓子をもらえるので、楽しみにしている子供も多いと云います。

この風習、鹿児島県の大口市や薩摩郡、姶良郡西部、曽於郡北部に特に根強く残っています。

STEP3

モグラ打ちのときには、お決まりの文句を言いながら地面を叩いてまわります。この文句は、地域によっても異なりますが、大口(おおくち)市羽月(はつき)の金波田(かねはた)地区
では、このような文句がうたわれます。

もぐらうちゃ とがなし(もぐらを打ってもトガ(罪)にはならない)
もぐらびんた うっがれ(もぐらのビンタを打ち割れ)
もちょくれんな(餅をくれないと)
うってくれんど(打ってやらないぞ)
あわもちゃ いらんで(粟の餅はいらないよ)
こめもちょ くいやんせ(米の餅をくださいよ)

「お菓子をくれないと、いたずらしますよ」と言って、お化けに扮した子供たちが近隣をまわってお菓子をねだるハロウィンに似ていると思いませんか?

まとめ

モグラ打ちと似たような伝統行事は、別名で全国にちらほらとみられます。地域のお祭りですが、季節の風物詩として見学に訪れてみるのも良いですね。

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