BSハイビジョン放送とBlu-rayソフトの違い 《フルハイビジョンを楽しむポイント》

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はじめに

BSデジタル放送では映画やドキュメンタリー番組をフルハイビジョンで放送しています。これらを録画すればBlu-ray(ブルーレイ)ソフトを買う必要が無いようにも思えますが、実は画質に違いがあります。

STEP1【画像圧縮形式の違い】

BSデジタルのフルハイビジョン放送も、Blu-rayソフトも解像度は同じ1920×1080画素です。しかしこのふたつには大きな違いがあります。

デジタル放送の画像圧縮形式は、BSも地デジも含めてMPEG-2形式を使っています。一方、市販されているBlu-rayソフトはMPEG-4形式を使っています。

実は家庭用Blu-rayレコーダーも録画の際にはMPEG-2形式を使っているのです。(H.264/AVC録画対応機種を除く)

STEP2【データ転送速度の違い】

Blu-rayのビットレート(データ転送速度)は1倍速の場合36Mbpsと、BSデジタルのビットレート24Mbpsよりも高いため、より多くの情報を送ることができます。さらにBD-ROM(Blu-rayソフト)の読み込み速度は1.5倍速が標準です。そのため、MPEG-2よりも高画質のMPEG-4を使用できるわけです。

しかしBSデジタル放送はMPEG-2形式で送信されているため、当然それを録画したBlu-rayもMPEG-2形式になります。

STEP3【実際の画質の違いは?】

ではMPEG-2とMPEG-4はどのくらい画質が違うのでしょうか?

MPEG-2は映像を16×16画素のブロックに区切り、それぞれのブロックを別々に圧縮します。そのため、圧縮率を上げると隣り合ったブロックの色合いが違ってしまう場合があります。こういった圧縮時に発生する画像の乱れをブロックノイズとかモスキートノイズと呼びます。圧縮率を高めるほど目立ってきます。

MPEG-4は映像を8×8画素のブロックに区切って圧縮します。MPEG-2よりも細かいのでノイズが目立ちにくくなります。さらにビットレートが高いので、圧縮率もデジタル放送ほど上げなくて済みます。このため、Blu-rayソフトではノイズがほとんど出ません。

また、BSデジタル放送はインターレース方式といって、画面の走査線を1本おきに描画してからその間の走査線を描画しています。しかし、Blu-rayはプログレッシブスキャンといって、すべての走査線を一度に描画します。画質的にはプログレッシブスキャンのほうがよいとされています。

STEP4【最高の画質を楽しむには】

実際に同じ映像作品をBSデジタル放送(フルハイビジョン)とBlu-rayソフトで見比べてみると、細かい線や輪郭の部分などはBSデジタルではモスキートノイズが発生していたのに対し、Blu-rayでは全く見られませんでした。

フルハイビジョンとプログレッシブスキャンに対応したテレビ(1080pと表記されているもの)と、Blu-ray再生機器をお持ちでしたら、HDMIケーブルで接続して最高の画質を楽しみましょう。これは現時点(2010年)の家庭用映像機器としては最高の画質と言われています。

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