- ベストアンサー
ざくっと、ざっくり
おおよその何かの見込みについて曖昧に尋ねるときに、「ざくっと」とか「ざっくり」という言葉がよく使われます。これらの語源は何でしょうか? また、これらが誰でも使う通常の日本語なのか、業界用語なのか、いつ頃から使われだしたのかについても教えてください。
- 日本語・現代文・国語
- 回答数2
- ありがとう数3
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
もともとは漢語の擬音語「サクサク」由来の副詞と考えられます。 「咋(サク/くう)」は「舌つづみをうって食う。くちゃくちゃかんで食べる。中国では。ほめそやす時にも舌うちし、その音を「咋」で表す。「好評咋咋」」(「岩波漢語辞典」) 同様にもっとうるさく騒ぎ、囃し立てる「嘖(サク/さいなむ)」でも「好評嘖嘖(さくさく)」と表します。 歯で噛んでのサクサクより、もっと刃物などで断裁する強い調子が「ざくざく」であり、それを副詞にして「ざくと」や「ざくり」となり、それが強調の口調で撥音が添加されて「さっくと」「ざっくり」になったものと。 したがって、本来歯で噛むよりもっと大きな塊を、刃物などで断ち割った時の擬音から、その切り口の荒っぽさの連想が進んで、滑らかではなく大雑把な、あらい織り方や網込みのセーターなどの形容にも使われるようになり、そこから更には単に「大雑把な」形容へと用い方が拡大し、辞書に未だない俗語用法となったものでしょう。
その他の回答 (1)
関連するQ&A
- 言葉の由来を調べる方法について
ある言葉の由来を調べたいと思ったとき、どのように調べればよいか教えてください。 私の調べたいと思っている言葉の語源はラテン語であったりギリシャ語であったりすることが多いのですが、どうしてそういう言葉ができたのか、またその言葉が日本にいつ頃入ってきたのかなどの調べ方が良く分かりません。 よろしくお願いします。
- 締切済み
- その他(学問・教育)
- 「ダイエット」 日本伝来について
こんばんは。 「ダイエット」についてですが、初めて日本にこの言葉が入ってきたのはいつ頃なのでしょうか? ちなみに語源については「ギリシャ語」から「英語」になった、というようなことはいくつもあるのですが。 ずっと以前からあった言葉なのか、 もしくはこの何十年の間に導入された言葉なのか、 それは「誰が」「どのように」「紹介した」のか、など。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- その他(カルチャー)
- NATUREの意味
明治時代まで、日本には、Natureに当たる単語がなく、もともと仏教用語だった自然(じねん)、あるいは「自然に」の「自然」をその翻訳語にあてたと聞きます。 すると日本には、木や空や川や海や草など、それぞれを指す言葉はあってもそれら全体を示す言葉はなかったのでしょうか? それだったら、昔の人はいわゆる「自然」を何と表現していたのでしょうか? また西洋では、人間と自然は対峙している、とのことですが、Natureにはもともとそのような意味があるのですか? これはラテン語から派生した言葉だと思うのですが、ラテン語の語源によういった意味があるのでしょうか???? Natureの語源、本来の意味を教えていただけたら嬉しいです。 よろしくお願いいたします。
- ベストアンサー
- その他(語学)
- 「顎別れ」って?
知人が「顎別れ」という言葉を使ったので、意味を尋ねると「辞書を引け」といわれました。でもでも引いても載ってません。ネットで検索してもわからない…。 これは正しい日本語?それと業界用語とか流行語のたぐいなんですか? どなたか教えてください。
- ベストアンサー
- その他(学問・教育)
- 「差別用語」か否か~「語源」も重要な判断材料か?
【1】 あなたは以下の作文で述べられた意見に賛成ですか? それとも反対ですか? 【2】 以下の作文に点数をつけてください。(満足は100点) ************* 「差別用語」と「語源」について 1年21組86番 fuss_min 語源自体が差別から産まれたものであれば、 この言葉は永久に「差別語」とされても仕方あるまい。 しかしながら、語源には問題がないにも関わらず、 歴史的背景によって「差別語」とされた言葉もある。 英語の「チャイナ」と同源の「シナ」がこれに当たる。 この場合、語源には何らの問題がないのだから、 長い年月の経過と共に、 その差別の意味合いは薄れるはずだし、 薄れなければならない。 薄れるか薄れないかが、 軍事力や経済力を初めとした 日本とシナの力関係で決まるとすれば、 もはやそれは「言葉狩り」に他ならない。 日本語を母国語(母語ではない)・公用語として使うのは、 日本国民・日本国のみである。 その「言葉狩り」に甘んじることは、 シナ民族に媚びていることに他ならない。
- ベストアンサー
- アンケート
- 証券用語の long/short の語源について
証券・相場の用語で long / shot ロング/ショートという言葉があり、日本語では「買い持ち・売り持ち」「買いポジション・売りポジション」と訳されています。ときどき語源を検索してみるのですが、極めて広範に用いられている言葉なのに、どうも語源がはっきりしません。語源がはっきりしないこと自体は、よくあることなので仕方ないのですが、証券用語としてのロング・ショートの語源をきちんと調べて結論を出した(語源不詳という結果であれ)文献はどれなのか、つまり、参考文献として挙げてよいような文献が見つからないのが困ります。 ご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひご教示ください。 個人的には、「株(などの証券)を買って値上がりを待つのは時間がかかるからロング、値下がりは一般にスピードが速いのでショート」という(民間語源的な)説明が好きです。また、「I am a bit short of cash now.=いまちょっと持ち合わせがなくてね」といった語法から、「お金がない(持ってない)のに売る」=「ショート」となり、ロングはその自然な類推からの反対語、という推測も妥当かもしれないとは思います。
- ベストアンサー
- 英語
お礼
詳しい回答ありがとうございました。 よくわかりました。