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『づ』と『ず』が同じ音の理由は?

『つ』と『す』は明らかに違う音なのに、 『づ』と『ず』はなぜ同じ音になるんでしょうか。 口や舌の構造からそうなるんでしょうか。あるいは、 何か歴史的な背景があるとか。 『ぢ』と『じ』も同じです。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • nariorio
  • ベストアンサー率100% (1/1)
回答No.6

「四ツ仮名」の問題ですね。 国語学という学問においては、両者の発音は現在でも違うといわれますよ。もう卒業して長いので、詳しくお伝えできませんが、町田健先生の「国語学」の本なんかには詳しくのっています。本屋さんで調べて下さい。 あと、アナウンサーなんかは、本来の音として使い分けています。たしかどちらかが、口を尖らせて発音し、もう一つが口の中で発音します。多分、「づ」「ぢ」の方が、より「ず」「じ」よりも「前で発音する」音だったはずです。 「が」もその前に接続される音に寄っては変わるってこと知ってますか?多分アナウンサーなんかは時々「ンが」と発音しているはずです。 つまり、言語の簡素化とアクセントの平坦化に寄って、その辺りの細かな区別が省略され、現代人のごく一部でしか区別して発音できなくなっているのですね。

starlight
質問者

お礼

有り難う御座います。 アナウンサーは使い分けているのですか!! 今度意識して聞いてみます。 でも民法のタレントまがいのアナウンサーじゃ 正確な発音は期待できないでしょうね(笑)

その他の回答 (5)

回答No.5

過去にこの質問と関連したものがありますので,参考にしてください. 本来は区別されていましたが,江戸時代に区別がなくなってきました.地方ではこの区別があるところがあります.ラヂオ->ラジオ,しづかに->しずかに(静かに) はぢ->はじ(恥) はなぢ(鼻血)、みかづき(三日月)などはいまもはなじ、みかずきとは書かないのはその名残です. 「つ」と「ち」で表されている字の濁点はそれそぞれに濁点がつくのが正しいのですが,次第に区別がなくなってきています.日本の方言に原型をとどめているものもあります.本来のち「ti」が「chi」と発音されていることでも区別ができなくなっていますよね.その点子音で聞きなれている外国人の耳は区別できるのです.

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=93679
starlight
質問者

お礼

有り難う御座います。 音、仮名遣い共に変化してきていると言うことですね。 良いとか悪いとか、正しいとか間違っているとかの問題では無いと理解しました

  • polnareff
  • ベストアンサー率52% (119/225)
回答No.4

 starlightさん、こんにちは。  「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」は室町時代中期(15世紀)まではそれぞれ異なった音だったのですが、その後一方に音変化が起こり、とても近い音になったために混同され、ついには同一の音となりました。  古いビルの名前に「○○ビルヂング」などと書いてあるのを見て、どことなく古臭いという印象を持たれたことはないでしょうか。「ビルディング」は新しい音、「ディ」、「ドゥ」という響きは日本古来の音ではなく、西洋風の音だと感じられるかも知れません。しかし、実はこの「ディ」、「ドゥ」が、昔は「ぢ」、「づ」を表わす音だったのです。  一方の「じ」、「ず」は、今の私達の発音と似ていました。といっても、今私達がひとつひとつの音を「じ」、「ず」と独立して発音したり、「じぶん」、「ずかん」などのように語頭で発音したりする時の、その「じ」、「ず」とは異なります。消防自動車のサイレンの音を聞いて「あ、火事だ」と言う、その「じ」の音、「彼来る?」と聞かれて「来るはずだよ」と答える、その「ず」の音など語中・語尾つまり母音間にあって、ごく自然に、むしろぞんざいに発音した、つまりあまり意識的にでなく発音した「じ」、「ず」、それが昔使われていた「じ」、「ず」です。  では、「じ」、「ず」を含む「ざじずぜぞ」と「ぢ」、「づ」を含む「だぢづでど」の差という形で整理してみます。  まず「だぢづでど」ですが、この5つの音、実は五十音図の中の同一行でありながら、「だでど」と「ぢづ」という2種類の音から構成されています。「だでど」の方に統一すると「ダディドゥデド」となります。これが昔のだ行「だぢづでど」の音です。そしてこの濁音に対し、清音「たちつてと」も昔は「タティトゥテト」でした。「タティトゥテト、ダディドゥデド」は、舌の動きも触れる位置も、まったく同じです。  これと同様に、「ざじずぜぞ」も、実は「さしすせそ」とまったく同じ口構え・舌の位置でつくられる音だったと思われます。ここで「さしすせそ」の発音の様子を確認しておくと、「さしすせそ」を発音する際に、初めの息のこすれる感じを長く引っ張っておきながら、ひとつひとつしっかりと発音してみます。この時、舌の下側が下の歯裏についていると思います。そして、「スー」という息が漏れるようなこすれ音は、舌先上部と上の歯裏あたりから聞こえています。「し」は少し違った感じに聞こえるかも知れませんが、少なくとも「さすせそ」は同じ舌の位置でしょう。次にこれとそのままの形で「ざじずぜぞ」を発音しますと、古い「ざじずぜぞ」の音になります。今の私達がはっきりと発音する時の「ざじずぜぞ」とは異なる発音法です。これを言い換えると、「現代のざ行」対「古いざ行」の関係は「さしすせそ」(摩擦音)対「ツァツィツツェツォ」(破擦音)の関係と言えます。なお、この見解に対しては日本語研究者の間でも未だに意見が分かれてはいます。  現在はまったく同じ音になった「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」ですが、文字だけは「現代仮名遣い」の中の特殊事項として残っているわけです。「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」はそれぞれ同じ音ですが、ここでの問題は同じ文字、または同一音と見なされる文字が、逆に私達が普段意識せずにその現れる位置によって別の音で発音されているということです。    因みに、これら4つの文字(音)は「四つ仮名」と呼ばれ、共通語や多くの方言を含んだ現代日本語では区別を失っていますが、高知県の一部地域や山梨県南巨摩郡早川町奈良田の方言などでは年配の方、御老人の方を中心にこの「四つ仮名」の音の区別が今でも残っています。高知県では「鈴(すず)」を「ず」で、「水(みず)」を「づ」で発音したり、山梨県奈良田では「水(みず)」を「みづ」あるいは「みどぅ」と発音される方が多からずいらっしゃいます。  では、失礼いたします。

starlight
質問者

お礼

有り難う御座います。 まったくの素人なので、四つ仮名というポピュラー(らしい)問題とは知りませんでした。 元々違った音が、歴史的に変化していって、仮名遣いの変化と共に、完全に混同されていると理解しました。

noname#1001
noname#1001
回答No.3

つづけてすみません。 ダとザ、デとゼ、ドとゾは違う音ではないか、と気付いてしまいました。 しかしですね、英語の発音をカタカナ表記する場合に、上の組み合わせはしばしば曖昧ですよね。thatはザとダのあいだの音、なんて言ったりします。T(h)で始まる単語の発音がタ行であるよりサ行に近い事が多いですよね。 日本人は明らかに区別する音ではありますが、やはり似ているのではないかと思います。 ムリヤリっぽいですが。はは。

starlight
質問者

お礼

有り難う御座います。 所詮は外国語をカタカナ表記するのは無理ですよね。

noname#1001
noname#1001
回答No.2

もともと、サ行とタ行は似ているからではないでしょうか。 明らかに違う音ではありますが、実際に発音してみると舌先を前歯の裏側につけて破裂音にするのがタ行、そうしないのがサ行で、それ以外の発音の要素の口の開き方やノドの開け方、声帯の使い方などは変わらないような気がします。 濁音になると、ザ行も舌を使った破裂音になりますので、ダ行と同じになってしまうのではないかと思います。

  • Eivis
  • ベストアンサー率29% (1122/3749)
回答No.1

現代仮名遣いになってから、本来「づ」と書くべきところを「ず」と表記するようになったのが切っ掛けです。 地、痔、治、持、などは歴史的仮名遣いでは「ぢ」です。 図、頭、豆、逗、などは歴史的仮名遣いでは「づ」です。 先ず[マンツ、まんづ]のように・・・方言には現代仮名遣いを無視した用法発音は、沢山残っているので考えてみて下さい。 いまや[蝶:テフ]も[腸:チョウ]も[今日:ケフ]は[狂:キョウ]と同じ発音というようになって、発音の微妙な違いの 分る方が少なくなっただけなのです。

starlight
質問者

お礼

有り難う御座います。 本来は違う音なのに、仮名遣い先行で、混同されるようになったと理解しました。

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