コンパイラとアセンブラの違い

質問

教えてください。
できれば特徴とかをわかりやすく教えて欲しいです
お願いします

回答No.4

BigFoot

アセンブラは、ＣＰＵ固有の機械語命令を
１命令づつ記述されたもの（アセンブラ言語）から
中間言語（オブジェクト）を生成するもので、
コンパイラは、高級言語と呼ばれるもの
（C/C++言語、COBOL、Fortranなど）を、
機械語命令に翻訳し、中間言語（オブジェクト）を
生成するものです。

そして、生成されたオブジェクトを
リンケージエディタ（リンカ）というもので
リンクさせると、実行可能なもの
（Windows等では、EXE の拡張子のもの）が
生成されます。

ですから、
アセンブラは、使用するＣＰＵによって
記述が異なります。(互換性がない場合)

記述としては、
(Intel系のCPU）
MOV　　 EAX,EBX
とか、
(日立マイコン)
MOV.L ER4,ER5
みたいな感じです。

高級言語の場合は、特殊な場合を除いて
特に、機械語を意識して記述する事はありません。
（Ｃ言語の記述例）
short i;
for( i=0; i<100; i++ ){
printf( "Num[%2d]\n", i );
}
ですから、ソース互換の高級言語ファイルを
異なるアーキテクチャのマシンで、
それぞれコンパイルした場合、
全く違うものが生成されます。

通常、Windows用アプリケーション開発などは、
高級言語を使用しますが、
民生器機に組み込まれる制御ソフト等では、
（全てではないにしろ）アセンブラで記述することが
多いですし、どうしてもアセンブラ記述する部分が
発生します。

以上、何か参考になれば幸いです。