窯業サイディングに塩ビ看板

質問

窯業サイディング（基材/繊維混入セメント押出成形板 　厚さ18ｍｍ　　塗装/骨材入り艶消しクリア多色印刷)に看板ボード（材質/アルポリ厚さ3.0mm塩ビIJ+マットラミネート加工 サイズ/900mm×900mm）をビスで取り付けたいのですがノウハウのご教示をお願いいたします。ビスの種類、コーキング剤の使い方、取り付けのコツなど

回答No.2

五十嵐 正（@oh-Tokyo） · ベストアンサー

＃１です。　要注意を一つ補足します。

塩ビは紫外線に弱いので、屋外の日射状態には使わない方がいいです。
板の構造が不明ですが、表面が金属でも裏面など塩ビ部分は、反射光で何年もしないうちにぼろぼろに崩れ傷んだ経験があります。　他の材質の方が無難です。

私は日曜大工で2016年DIY部門のマスター称号を受け体験による記述もしているので、回答の内容で失敗は出ない筈です。　安心して参考にし実行して下さい。

回答No.1

五十嵐 正（@oh-Tokyo）

看板の場合、素材の組成は解っても完成の姿が不明瞭だと、回答できません。

看板でなく普通の板を取付ける場合の説明では駄目なのか、コーキング剤が何に役立つかも不明で、仕上りがどういう様相になるのかも理解できません。
看板類の専門家でないと、特殊性があるため日曜大工系の熟練者でも回答は困難でしょう。なので何日経っても回答が出ないのだと思います。

環境状態が不明なため、状況はこちらで仮定し、作業の要領や注意などを書いてみます。
屋外の壁面へ板を取付ける場合で、日照・風雨をかぶる状態とします。
取付ける板は樹脂製で、斜面や水平面でなく垂直面、直付けとします。

＜取付けねじの仕様＞
屋外の露天設置と仮定すると、さび対策でねじ材質はステンレスが最適です。
4mm径 [タッピング] ねじが最良。　ねじ頭は [トラス] 又は普通の [ナベ] 形。

取付けネジ材質は、硬くて脆いセメント系混合材の成形板の場合、円錐形の木ねじは不適当。全長が同じ太さでねじ山が深い [タッピングねじ] (自分でねじ山を刻みながら進む形状) が最適。

取付板が90x90cm の合成板で重さ4kg以下だと、大重量ではないです。
3mm径でも耐えるが、安全を採り4mm。　5mm以上は必要ないです。

ねじ長さは 25mm 前後。取付基部のねじ穴長さは、最小15mm は確保したい。
ねじ穴が取付壁面を貫通して良いなら、ねじ長 22mm 程度( 18以上＋3.0mm )。
ねじ穴貫通不可なら、ねじ穴深さ15mm厳守で、ねじ長18mm ( 15＋3.0mm )。

90x90 cm の樹脂板を止めるねじ数は、4mmねじでは８本程度を、取付け板の周辺に。3mmねじの場合は板周辺に８本～１２本の程度。
中央部寄りに、追加ねじ (反り・歪み阻止) 止めは自由。

＜作業要領など＞
穴あけするねじ深さ15mm の確保は、ドリル刃先に15mmの箇所に絶縁テープかメンディングテープ・細いチューブなどを付けておき、深さ止めの目印にする。

壁面の成形板ねじ止め部で、取付板の重さをねじで下方へねじ曲げ力 (もし取付け板が斜めや水平面の場合は、ねじを引抜く方向の力も) を支えると考える。
壁板最少15mm、最大18mm(板厚)のねじ穴で、板の重さを支えることになる。

セメント系混合材の成形板は硬めでもろいので、下穴を開けておく必要がある。下穴が無いと、ねじ差込みで成形板周囲が膨らみ、板がひび割れる危惧がある。

壁面の下穴は、４mmねじの場合は3.2mm程度。３mmねじの場合は2.4mm程度。
取付ける板の方は、止めねじ4mmか3mmのバカ穴 (素通し) にする。
取付板の方のネジ穴に抵抗があると、取付け板がねじ山で移動させられ浮き上がった状態で固定してしまう可能性がある。ゆるいバカ穴にするのが良策です。

お礼

情報不足ですみませんでした。
仮定をたてて頂いた上での詳細なご回答ありがとうございました。
とても参考になりました。
助かりました。