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アレニウスの式で絶縁物の温度寿命を知る事が出来るか

科学のジャンルで電気絶縁物に使用しているエポキシ樹脂等高分子系の絶縁物が温度変化によりどのくらいの寿命を持つか簡単で分かりやすい計算式がないかどうか、質問しましたら化学系の専門家にアレニウスの式で分かるのではないかというアドバイスを頂きましたがお分かりになる方のご回答を期待します。

  • sizen
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  • 化学
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  • c80s3xxx
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回答No.2

アレニウスの式を変形した lnτ = A + B/T の 定数 A,B は実験的に求めるしかありません. つまり,いくつかの温度での寿命(どう定義するかは ケースバイケース)が先にわかっている必要があります. 通常は高温で寿命を短くしておいて実験を行い, 温度を数点とって A,B の値を決めておき (加速試験とか強制劣化試験と呼ぶ), そこから他の温度での寿命を推定していきます. 実際は精度の問題から,温度は2点ではなく,最低3点, できれば5点くらいは実験して,最小二乗法なりで A,B を決めるべきでしょう.

sizen
質問者

お礼

ご回答有り難うございました。勉強をしてみます。

その他の回答 (1)

  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1631/3289)
回答No.1

寿命をτとすれば, lnτ = A + E/RT の関係が成り立つというのが Arrhenius の式です. A は定数,E は活性化エネルギーと呼ばれる定数, R は気体定数,T は絶対温度. 実験的には A,B を定数として, lnτ = A + B/T の形になると思っていれば十分です. この式は多くの材料等の加速試験に使います.

sizen
質問者

お礼

ご回答有り難うございました。出来ましたらお手数でしょうが、具体的数字にてご説明して頂けないでしょうか。

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