• ベストアンサー

リミット、逆理の質問

lim f(x)=f {lim (x)} x→a    x→a これが成り立たないf(x)をさがして、いかにも成り立つように逆理を使って証明せよ。 というレポートが出てしまったんですが、何かヒントとか教えていただけないでしょうか。この本に詳しい話が載ってるよ、とか。本当は回答を教えていただくのが一番なんですが。逆理とはいったい何なんでしょうか。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • taropoo
  • ベストアンサー率33% (34/103)
回答No.1

逆理というのは逆説と同じ意味でいわゆるパラドックスです。 とある辞書によれば「相互に矛盾する命題がともに帰結し得ること。また、その命題。 」だそうです。 lim x = a x→a だから、上の式って lim f(x) = f(a) x→a つまりf(x)がx=aで連続である事の定義ですよね。 だからx=aで連続な関数に関しては=が成り立ち、x=aで不連続であれば≠となる。 それを、不連続なくせに=が成り立つように一見みえる例を作ってやれば「不連続なのに連続」というパラドックスが作れるわけです。 例えば f(x)=0 (x≠0), f(0) = 1 という関数を考えてみましょう。明らかにx=0で不連続ですよね。ところで lim { lim f(x) - f(lim x) }    …(i) a→0 x→a    x→a と言う式を考えますと、a→0なのだから (i) = lim f(x) - f(lim x)    …(ii)    x→0    x→0 となります。一方、{}の中はx→aなのだから (i) = lim { lim f(x) - f(a) }    …(iii)    a→0 x→a f(x)はx≠0では連続なのでa≠0である任意の実数aについて lim f(x) = f(a)    …(iv) x→a が成り立ち、(iii)の値は0となる。ゆえに(i)=0であるから(ii)=0となり lim f(x) = f(0) よってf(x)はx=0で連続である。 これでパラドックスが出来ました。 ああそうかと納得してはいけません。パラドックスはだましの論理なのでどこかに必ずおかしな点が含まれています。 探してみてください。

lovewing
質問者

補足

本当にありがとうございました。たいへん役に立ちました。で、今回のおかしな点を考えてみました。式(

その他の回答 (1)

  • taropoo
  • ベストアンサー率33% (34/103)
回答No.2

さて、実は私、自分で作ったパラドックスに自分ではまってしばらく悩みました(笑)。でもちゃんと分かりましたのでご心配なく。とはいえ、上手く説明できるかな…。 まず、 > 式(

lovewing
質問者

お礼

わかりました。たいへんわかりやすく解説して頂いてありがとうございます。お恥ずかしいのですが本当に数学は苦手で…。僕は機械工学系の人間で、こういった数学の知識はあまりないんです。本当にどうもありがとうございました。大学でもこれぐらいわかりやすく解説してくれるとありがたいのですが。またいろいろ質問させていただくと思います(今度はレポートとかではなく)。その時はまたよろしくお願いします。ちゃんと毎日チェックしますので。ありがとうございました。

関連するQ&A

  • リミット

    Lim n-> infinity ((x-x^1/2)^1/2) - ((x+x^1/2)^1/2) を解いています。解が -1 であることがわかっています。x>x^1/2 であることから左はxより小さい値、右はxより大きい値であることから全体はマイナスになり、解が -1 になると思うんですがどうにもその証明がうまく行きません。なにかヒントを頂けないでしょうか?よろしくお願いします。

  • 数学の質問なのですが…

    ε-δ論法に関する問題です。 lim(x→a) f(x) = A lim(x→a) g(x) = B のとき、以下を証明せよ。 lim(x→a) f(x)・g(x) = AB lim(x→a)f(x)/g(x) = A/B (B≠0) lim(x→a)f(x)=Aならば、aの近傍でAは有界 であることを使うらしいのですが、ご存知の方解答よろしくおねがいします。 ε-δ論法のことは知っているので、そこから解説して頂かなくても結構です。

  • Limitの公式の証明

    『ε>0,δ>0 0<|x-c|<δ→|f(x)-L|<ε と与えられる時 lim(x→C)f(x)=L. となることを証明せよ』 という問題なのですが、 |f(x)-L|<εより、f(x)-ε<L<f(x)+ε という式が求まり、εの値が0であればL=f(x)になるので、なんとかならないかなぁ。と思ったのですが、どうにもなりません。 どなたかアドバイスお願いします。

  • 数列

    問1 数列{A(n)}を A(n):=Σ1/k=1+1/2+1/3+…+1/n で定める。このとき次式が成り立つことを証明せよ。 (1)|A(2n)-A(n)|≧1/2 (∀n∈N) (2)lim(n→∞)A(n)=+∞ 問2 lim(x→a)f(x)=αならば、ある整数δが存在して0<|x-a|<δを満たす任意の実数xに対して1/2|α|≦|f(x)|≦|α|+1となることを示せ。 問3  次の定理を証明せよ lim(x→a)f(X)=α、lim(x→a)=βとすると、 (1) lim(x→a)(f(x)+g(x))=α+β(=lim(x→a)f(x)+lim(x→a)g(x)) (2) lim(x→a)f(x)g(x)=αβ(=lim(x→a)f(x)×lim(x→a)g(x)) g(x)≠0 β≠0とする (3) lim(x→a)f(x)/g(x)=α/β(=lim(x→a)f(x)/lim(x→a)g(x)) 上の定理において極限x→aをx→a±0あるいはx→±∞に変えてもよい 大学の数学が全然ついていけません。明日出さなければならないレポートが出来なくて困っています。どなたか解法を教えてはいただけないでしょうか?

  • limitについての質問です

    (1)lim(n→∞){1/n+n/(n^2+1)+n/(n^2+2)+...+n/(n^2+(n-1)^2)} =lim(n→∞){n/(n^2+(1-1))+n/(n^2+(2-1)^2)+...+n/(n^2+(n-1)^2)} =lim(n→∞)Σn/(n^2+(k-1)^2) =lim(n→∞)Σn/(n^2{1+1/n^2×(k-1)^2}) (両辺に1/n^2をかける) =lim(n→∞)Σ1/n×1/(1+(k-1)^2/n^2) f(x)=1/(1+x^2) (2)lim(n→∞)b^n/n!(bは実数) =lim(n→∞)b/1×b/2×b/3×...×b/n =lim(n→∞)b/(n-(n-1))×b/(n-(n-2))×b/(n-(n-3))×...×b/(n-(n-n)) 指摘を受けてがんばって説いてみたのですが、両方ともそれぞれここで止まってしまいました。なるべく詳しい解説よろしくお願いします。

  • 証明問題2

    [問] lim_{x→+∞} f'(x)=α のとき、lim_{x→+∞} {f(x+1)-f(x)}=α を証明せよ。 これは、 f(x+1)-f(x) に、平均値の定理を利用する。 という、ヒントをもらったはいいのですが…、結局分かりませんでした。 よろしくお願いします。

  • ロピタルの定理の証明について(f→∞、g→∞の場合)

    皆様、こんにちは。 ロピタルの定理の証明を教えて頂きたいのですが。 参考書には x→aの時、f(x)→0、g(x)→0、かつg'(x)≠0の時 lim[x→a]f/g=lim[x→a]f'/g' の証明は載っていたのですが、 x→a(又は∞)の時、f(x)→∞、g(x)→∞、かつg'(x)≠0の時 lim[x→∞]f/g=lim[x→∞]f'/g' についての証明が省略されていました。 この証明のやり方を教えてください。 よろしくお願いします。

  • ε-δを用いた証明が分かりません

    二問あります。 問1) f : [0,1] → R は単調増加とする。x_0 ∈ (0,1) とし、lim[x→x_0]f(x)は存在するとする。このとき、lim[x→x_0]f(x) = f(x_0)を示せ。 問2) f : [0,1] → R は単調増加とする。x_0 ∈ (0,1) とするとき、lim[x→x_0 - 0]f(x)、lim[x→x_0 + 0]f(x)が存在することを示せ。 大学で学んだばかりなのですが、定義を書き並べてみても解けません… 関数として証明するのか、点列を用いて証明するのか、の分別も明確には出来ない状態です。 ヒント・解説お願いいたします。

  • 【数学】:極限値の問題の証明について

    この問題がわからないので教えてください。 次を証明せよ。 lim f(x)=0  ⇔  lim |f(x)|=0 (aは±∞でもよい) x→a         x→a 「自明だ」と言われてしまい証明に困っています… どなたかお願い致しますm( _ _ )m

  • ロルの定理の証明、高校数学、再質問

    ロルの定理;f(x)を[a,b]において連続、(a,b)において微分可能な関数とする。さらに、f(a)=f(b)のとき、f´(c)=0かつa<c<bを満たすcが存在するを証明 (本の記述)f(a)=f(b)≠0であればg(x)=f(x)-f(a)を考えることで、g(a)=g(b)=0となるから、最初から、f(a)=f(b)=0として証明してもよい。(★) (ア)f(x)≡0のときはa<x<bなる任意のxでf´(x)=0だから定理は成り立つ。 (イ)f(x)は恒等的に0でない時(f(x)≡0の否定です。PCで記号が出ません} f(d)≠0となるdが(a,b)に存在する。 仮にf(d)>0とすると最大値の定理より、、[a,b]にf(x)の最大値が存在するが、 最大値は0でない(aでもbでもない)から そこで最大値を与えるxをcとすると、∀x∈[a,b]に対し、f(c)≧f(x)よりlim(h→+0){f(c+h)-f(h)} /h≦0、lim(h→ー0){f(c+h)-f(h)}/h≧0となる。f(x)はcで微分可能だから、lim(h→+0){f(c+h)-f(h)} /h=lim(h→ー0){f(c+h)-f(h)}/h=0 ゆえにf´(c)=0 したがって定理は証明された。 ★の仮定をしないとイではどのように議論が進むのでしょうか?詳しく教えてください。