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ロータリーエンジンのオイルタンク。
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確かにロータリーエンジンはドライサンプ方式と同様に作動室内への直接噴射方式で潤滑油を供給していますが、潤滑油直接噴射方式は作動室内の内壁に潤滑油を直接噴霧する事で作動室内壁面に油膜を形成するというものであって、「初期のロータリーエンジンや昔の2サイクルエンジンで行われていた潤滑油を燃料に混合しておく事で供給する方式」ではないのですから、 >オイルを燃やして潤滑 している訳ではありません。 そのため、潤滑油直接噴射方式の潤滑油の消費量は、ピストンの下方から潤滑油の飛沫を供給する「4サイクルレプシロエンジンのウェットサンプ」と比べれば多いものの、「潤滑油を燃料に混合しておく事で供給する方式」と比べれば10分の1以下に過ぎません。 ですから、必ずしもオイルタンク方式にする必要がある訳ではありません。 それに、ドライサンプ方式だからといって必ずしもオイルタンク方式であるとは限らず、オイルパン内にスカベンジポンプを内蔵させる事でオイルタンクを使わずに済ませている方式(セミ・ドライサンプ)もあり、ポルシェ・やフェラーリなどで使われています。 オイルタンク方式はスカベンジポンプやオイルタンクをオイルパンとエンジンブロックの外に設けなければならないため、エンジンルームのスペースをより多く必要とします。 ロータリーエンジンはクランク室を必要としないためエンジンをコンパクト化出来るという点がメリットの1つなのですから、そのメリットを目減りさせてしまうオイルタンク方式を採用する事は必ずしも良い面ばかりとは言えないと思います。 【参考URL】 車のエンジンオイルと添加剤のページ > (05-07-14)オ イル・燃料などの濾過と循環 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/macchann/hiroshi/jyunnkann.html サイド排気ポート方式ロータリエンジンの概要 P18~23(PDF) - Mazda http://www.mazda.com/contentassets/7cb07cf691be433c90d4332fca2694e1/files/2003_no004.pdf ドライサンプ - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97
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- hiodraiu
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昔乗っていたFDは、そんな驚くほどオイルが減るなんてことは無かったです。驚くほどエンジンオイルが減るってことは単にメンテナンスが行き届いていないってことは考えられませんか? また、マツダのエンジニアのレベルがそれほど低いとは思えないので、質問者様の考える事も考慮した上での設計がなされていると思うのですが、ひょっとして、質問者様のレベルはマツダの技術者の遙か上の行っているということでしょうか。
お礼
ご回答、どうもありがとうございました。 マツダに限らずカーメーカーのエンジニアの技術は信頼しております。
- terminator_5
- ベストアンサー率37% (182/487)
4ストロークエンジンは燃焼室とクランク室がピストンを挟んで分離しているので、クランク室側からオイルを跳ね上げることによりシリンダーの摺動面を潤滑することが可能です。 2ストロークエンジンは混合気を一旦クランク室に引き込んでから燃焼室に送り出すため、クランク室にオイルを貯められないので、燃料に混ぜて燃焼させるか、オイルポンプを使って摺動面に注油しています。 ロータリーエンジンにはクランク室に相当するエキセントリックシャフトとローター内を4ストロークエンジンと同様に潤滑していますが、潤滑出来るのはローターハウジングのサイド面までで、トロコイド面の潤滑は2ストロークエンジンのオイルポンプ方式と同様に注油孔を設けて潤滑しています。 ロータリーエンジンのオイル消費は注油する分、4ストロークエンジンよりも早いですが、オイル交換時期に規定量交換することにより、充分間に合う消費量です。
お礼
ご回答、どうもありがとうございました。 確かにエンジンオイル定期交換時期を厳守しFレベル迄入れれば、Eレベル以上減ることは無いですね。
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