海外の参議院に相当するものの問題は?

このQ&Aのポイント
  • 海外の参議院に相当するものの問題は、政党政治の延長になって存在意義を失っていることです。
  • 特にアメリカの上院が気になっており、ねじれ国会の起こり方や回避方法について知りたいです。
  • また、アメリカ以外の国では、参議院に当たるものはどのようにして形成されたのか知りたいです。
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海外の参議院に相当するものの問題は?

参議院選挙なので、お昼に職場の人と話をしていたのでついでで質問させてください。 過去、日本では衆参ねじれ国会で政治が停滞した時期がありました。 日本では、参議院議員は、一度当選すると6年はその地位が保証されていますが、結局は政党政治のその当時の選挙での勢いを表すものでしか無くなっています。 おそらくは、日本で貴族院が出来た頃には、ローマの元老院などの様に、社会を高い教養を持って支える上層階級が一定の層いたので、様々なバランスの中で上手に成り立っていたと言えると思うのですが、参議院が政党政治の延長になってしまってからは存在意義をかなり失っています。 正直、参議院自体が改革の必要があるのでしょうが、その改革すべき次の形というのの具体的なイメージが出てこないので海外の例を参考にしたいのですが、特にアメリカの上院が気になっています。 アメリカの上院というのは、2年に1回1/3づつ改選されますが、基本的には日本の参議院に近い問題を抱えているように見えるのですが、アメリカではねじれ国会は起こらなかったのでしょうか? また起こってしまったなら、それをどの様に回避したのでしょうか? また、アメリカ以外の国では、参議院に当たるものはどの様な歴史をたどってできたのか? 教えてください。

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  • trytobe
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回答No.1

アメリカも、上院と下院で、共和党多数と民主党多数でのねじれになっています。 ただ、日本みたいに「比例代表でもないのに、党議拘束で、党の意見に反逆したら党から除名する」みたいなことがないので、「議員個人が個々の問題について納得したら賛成し、納得できないなら反対して納得いくまで議論する」ということで、個々の問題を両党で解決していきます。 なお、参議院を単なる2院制とみるか、過去の貴族院のように平民の意思が反映されない議員をあえて併置しておく制度とみるか、というところを混同すると、元老院的な意味合いを求めたりするでしょうし、アメリカのような貴族も王族もなかった国以外の制度も気になるかと思います。 日本の2院制の重要なところは、 ・首相が解散できるのは衆議院だけで、首相のノリで入れ替えられるのは衆議院のみである。 ・参議院は、あえて3年ごとに半分ずつの改選をすることで、そのときのノリで入れ替えられても、半分はあと3年間残っているので、選挙民が乗せられて熱に浮かされていたとしても簡単には総入れ替えできない。 という、施政者も有権者も冷静になれる制度である点です。

m_matsubara
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ここ20年の政局を見るに、参議院は完全に政党政治に飲まれてしまったので、現実今の社会に合わせた、選挙の方法を考えないと、参議院自体の存在価値は薄くなってしまったと言わざるおえないと思います。 問題はどう改革するかですが、お話しを聞く限りは、政党の意思に参議院議員が左右されすぎる事かのかな、と感じました。 参議院議員として当選した後は、任期中は党議拘束での除名などを許さないなど法律面で参議院議員を政党政治から保護する仕組みを用意するのが一番現実的な改革案に見えてきました。 後はその具体案でしょうかね。 「保護するのは任期中のみとする」という原則で行きたいのですがこれでうまく機能するかまでは分からないです。

その他の回答 (3)

noname#228303
noname#228303
回答No.4

NO.3です。 追加で。イギリスは貴族院改革を以前してます。 ずっと議席を持った人が多くてとか。 それで今回の離脱かどうかの国民投票です。 意義があり、設置されてますから関連して政治行動も意識により変わると思えます。

noname#228303
noname#228303
回答No.3

海外の参議院もタイプ分けされてたと思います。 ドイツは地域の代表があつまっている。 イタリアなどは元首相や科学者だったと思いますが、議席をもつ イギリスは貴族ですね。起業して大きくして、議席をもてたりもします。 地域代表なので、地域を代表して意見を述べて拒否権もあるとか。 アメリカ上院は外交についてですね。 多数が選ぶとすれば下院や衆議院で予算など決めたりする。 少数の上院という説もありますが、貴族、元首相、文化人、地域の代表など別で。その意義で意味も別になります。 ねじれるというのはよくあると思います。 ただ、日本の場合衆参似ているので、問題かと思ってます。 基本的に下院、衆議院できめて、上院、貴族院、元老院などいろいろいわれますが、イギリスは討議、ドイツは地域に関することは拒否権、関係ないものは通過させることもあるかと思います。アメリカは外交など。 特色合って、意義にそってあるので、2つ目の院になった経緯はしりませんが、内閣の成り立ちなど歴史的経緯もあるようです。詳しく調べてないですが、そのことが下院→上院になり、下院でいろいろ話し合われるのかもしれません。

m_matsubara
質問者

お礼

衆議院、参議院と二院がここまで似通ったのは日本独特の病理なのは間違い無いと思います。 ドイツが地域の代表者になっているのは、プロイセンが周りの国を吸収して出来たドイツならではの歴史的背景が見えますね。 日本では参議院議員をどういうコンセプトで衆議院と差別化するかは、正直制度設計を行う人の哲学による部分が大きくてどれが正解とは言えない気がしますが、高名な政治、経済学者を内閣に組み込むための専門家のプールとしての役割は強化してほしいな、と思います。 そうなると参議院の比例区を有効活用するために、比例区で組み込む議員に一定割合の人は博士号を持つべき、という制度は良さそうに見えます。

回答No.2

原則として、衆議院の与党党首が内閣を組織します。 この状態は、内閣の好んだ法案は必ず衆議院を通るということで、三権分立としては機能しません。 ここが、国民が議員を通さずに選んだ大統領が行政の長となる制度との違いです。ほとんどの国で、大統領は法案の拒否権を持ちます。 衆議を尽くす衆議院と違い、二番目の役で議に参ずる参議院の名称もここから来ています。 選ばれ方に差はありますが、役割としてはアメリカの上院より、イギリスの貴族院に近いと思うといいかと。 大統領と首相の両方のポストがある国もあって、その場合は一院制が多いです。組閣の権限が大統領にある国もあれば、議会の組閣に対して拒否県を行使できる国もあります。貴族院の代わりってわけです。 立法と行政が癒着しての暴走を防ぐ役と、日本の参議院の場合、もうひとつ、侵略を防ぐ役を負っています。 アメリカの上院が、参議院のように部分改選なのは、選挙のある国において、侵略をウケるのは選挙の最中が多いからです。 参議院と内閣の誰かがいれば、日本の仕組みの場合、抗戦に必要な手続きをすべて行えます。 アメリカの場合、大統領、副大統領、上院議院議長と、大統領の権限を移譲されていって個人に引き継がれていきますが、日本の場合、集団で引き受けるんですね。 憲法で規定している参議院の役割を見ていくと、巧妙にあるものの代わりとして機能するように仕組まれているのが見える気がしません? これが海外の二院制との違いに思えます。

m_matsubara
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 参議院自体をなくして一院制にするというアイデアも考えましたら お話しを描く限り、一院制の場合、議会が解散中の国政を誰に任せるか、という問題を考えると悩ましいですね。 正直、今から極端な改革をやるのは難しいですから、二院制自体は存続させて、参議院の改革を行うのが現実策なのでしょう。 参議を尽くす院としての機能をどう取り戻すかを考えていくのが大事かな、と思いました。

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