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昭和41年の「白い巨塔」の終わり方。続編はないの?

最近テレビドラマで見て、その後昭和41年の映画版「白い巨塔」を見ました。(田宮二郎主演のもの)もちろんこちらも良かったのですが、教授になって、裁判の初審で勝ったところで終わっていました。時間の関係でしょうがないのでしょうが、なんとなく中途半端さを感じました。栄光の頂点から、裁判で負け、自らも死の病に侵されていく過程との対比こそがテーマと思ったもので・・・。 というわけで、この映画はなぜあえてこの時点で終わったのでしょうか?続編はないのでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • petunia
  • ベストアンサー率38% (455/1197)
回答No.3

「白い巨塔」の原作は最初、初審で勝ったところで終わっていたそうです。 1963年に連載が始まり、1966年に田宮二郎さん主演で映画化されています。 その後、あまりに終わり方が可愛そうだとか、社会正義に反すると言う投書が来て、「続白い巨塔」を1967年から連載されたようです。 その後、同じ田宮二郎さん主演で、映画ではなくテレビドラマとして、1978年から翌年まで放映され、この時は自らの死までが描かれています。

donpiko
質問者

お礼

原作の事情は知りませんでした。当時としては原作の終わり方と同じということですね。ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • sharako3
  • ベストアンサー率29% (333/1130)
回答No.4

#3さんがおっしゃっている通りです。 新潮文庫でも当初は「白い巨塔」「続白い巨塔(上・下)」の3冊で出ていました。その後「白い巨塔(上・中・下)」に変わり、今では「白い巨塔(一~五)」になったようですね。 個人的には「白い巨塔」という話は、財前が一審に勝訴、里見が病院を追われていくというところでいったん完結したと思っているので、以前のように「正・続」になってるほうがよかったと思うんですが、出版社や作者に考えがあっての変更なんでしょうね。

  • ojiq
  • ベストアンサー率41% (121/291)
回答No.2

 続編はありません。映画版の監督は、社会派の巨匠・山本薩夫です。「裁判で負け、自らも死の病に侵されていく」という展開では、現実の世の中ではよくある、悪がしぶとく生き抜いていくという感じが出ず、悪いことをすると滅びるよという教訓的な感触が強くなるので、「教授になって、裁判の初審で勝ったところで」終わらせているのではないでしょうか。黒澤明の「悪い奴ほどよく眠る」〔1960〕も、汚職がはびこる現実世界に怒った黒澤明が、正義が負ける展開にしています。いずれも、後味は大変悪いですが、世の中を何とかしなくちゃいけないと観客に思わせる力は強いと思います。私は、こっちの方が歯ごたえがあって好きです。

回答No.1

ご存知かもしれませんけど、原作者が続編を書きませんでしたし、その後主演の田宮二郎さんも自殺してしまいました。

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