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死後の世界

死後の世界はありますか?… 科学的に説明していただけると嬉しいです…

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  • kagakusuki
  • ベストアンサー率51% (2610/5101)
回答No.5

 死後の世界というものは存在しないと考えられます。  まず死後の世界が存在するためには、死後も精神活動が継続されていなければならない筈だと思われます。  何故なら、この死後の世界とは、人が死後に体験する世界の事ですから、精神活動が無ければ、人格は存在出来ませんし、人格が無ければ、体験する事が出来る筈もないからです。  ところが、死後にも人間の精神が継続している事を肯定してしまったのでは、説明がつかない現象が、現実に存在している事が確認されてます。  例えば、病気や怪我などの様々な原因で脳が損傷する事により、時には高次脳機能障害と呼ばれる、精神活動(記憶、知覚、認識、思考、性格、etc.)における機能的障害が発生する場合がある事が知られています。 【参考URL】  高次脳機能障害若者の会「ハイリハ東京」>「ハイリハ東京」入口>2.高次脳機能障害の実態(症状の説明)   http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Ayame/7001/dainou/koujino-shoujo.html  脳髄の一部が損傷しただけで、精神活動を行うために必要となる機能に障害が発生して、精神活動の一部が機能しなくなるのであれば、脳髄が全損する肉体的な死の後には、精神や人格は存在しないとするのが自然です。  例えば、眼球は肉体の一部ですが、眼球が失われれば人は見る事が出来なくなりますから、もし死後の世界 が存在すると仮定した場合でも、死者は物や光を見る事が出来ないという事になります。  同様に耳が無ければ音を聞く事は出来ませんし、鼻が無ければ臭いを嗅ぐ事が出来ませんし、舌が無ければ味を味わう事は出来ませんから、もし死後の世界 が存在すると仮定した場合でも、死者は音を聞く事も、臭いを嗅ぐ事も、味を味わう事も出来ないという事になります。  又、感覚神経が機能を失っていれば、触覚や熱い冷たい、痛みなども感じられなくなりますから、もし死後の世界 が存在すると仮定した場合でも、死者にはその様な感覚を感じる事も無いという事になります。  又、アルツハイマー型認知症は脳組織の一部の異状によって起きる疾患ですが、その症状として記憶障害や言語障害が現れる事からも明らかなように、脳の機能が失わればものを覚えたり、思い出したりする事は出来ませんから、もし死後の世界 が存在すると仮定した場合でも、死者には生前の記憶も無ければ、新たにものを覚える事も無いという事になります。  又、事故などで脳に物理的な損傷を受けた後、それまでは温厚だった人物が、性格が一変して粗暴な人間となったり、凶暴な人間がロボトミー手術によって脳の前頭葉を切除されると従順な人間となったりといった例が知られており、これらの事から、もし死後の世界 が存在すると仮定した場合でも、その死者の性格は生前とは全く異なっているという事になります。  又、脳の損傷によって植物状態になる場合がある事が知られており、植物状態の人間の大半には意識がありませんから、脳が無ければ意識を保つ事は出来ないと考えられますので、もし死後の世界 が存在すると仮定した場合でも、その死者には意識が無いという事になります。  又それ以外にも高次脳機能障害には患者ごとに異なる様々な症例が報告されており、脳の障害によって認識能力、知覚能力、言語能力、概念、思考能力等々、様々な精神活動が失われる例が多数確認されています。  何も感じず、何かを認識する事も無く、何も思い出せず、新たに何かを憶える事も無く、何も考えない、その様な状態を精神が存在すると呼べるとは思えません。  もし、死後の世界が存在すると仮定しますと、人は(肉体の一部である)脳が無くとも精神活動が継続出来るという事になりますから、脳の一部が損傷しても精神活動に影響が及ぶ事は無い筈で、現実に高次脳機能障害という現象が存在している事の説明がつかなくなります。  これに対して、霊の目撃は幻覚や錯覚、心霊写真は「人間の脳のパターン認識の誤作動」や「光学的な現象」、といった具合に、死後の世界を肯定する事なく、科学的に説明を付ける事が可能です。 【参考URL】  ASIOS-超常現象の懐疑的調査のための会->調査レポート>心霊写真の解明と再現   http://www.asios.org/ghost_photo.html  死後の世界を肯定しなくては説明する事が出来ない現象が現実に確認されている訳ではないのに対して、死後の世界を肯定すると、高次脳機能障害という現実に存在する現象を説明する事が出来なくなる以上、死後の世界は存在しないと考えられます。

Ryokutya2
質問者

お礼

長文ありがとうございます。 よくわかりました。 ほんとにありがとうございました!

その他の回答 (6)

  • koosaka
  • ベストアンサー率43% (78/179)
回答No.7

科学的ではなく、哲学的ですが、死後の世界があると仮定しましょう。 ということは、時間・空間が二つあることになります。 なぜって時間・空間は何ものかが存在するための絶対条件だからです。 時間がなかったら、変化がないし、空間がなかったら形がないことになり、そんなものは考えられないからです。 二つあるとは、現世の時間・空間と死後の世界の時間・空間、とです。 しかし、それは時間・空間の定義に反します。 なぜって時間・空間は一つでなければならないからです。 想像してみてください、一つの空間があり、もう一つの空間があるとして、その境目がある、ということでしょうか? 境目があるとしたら、そこに「幕」でもあるのでしょうか? また、時間があるとして、現世の時間と、死後の世界の時間との境に「幕」でもあるんでしょうか? では、世界の果てに行ったとして、そこから手を差し出したら、手の先は死後の世界に入ってしまうのでしょうか? 時間があるとして、私が死んだら、現世の時間から、死後の世界の時間にジャンプするんでしょうか? 到底、そんなことは考えられません。 だから時間・空間は一つでなければなりません。 だとしたら、死後の世界など存在しないと考えざるをえません。 科学的に説明するまでもありません。 論理的に言って、死後の世界はありません。 あったら論理的に矛盾するからです。

Ryokutya2
質問者

お礼

なるほど… ありがとうございます!

  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2013/7503)
回答No.6

 人間は脳に記憶物質の形で情報を蓄積して機能している生物ですから、記憶物質の保存が出来なければ情報の保全が出来ません。死亡すれば、記憶物質は腐り始めて、記憶の保存は不可能になります。死後の世界と呼ばれているのは錯覚であって、死と同時に脳の記憶は破壊されて失われるのが現実です。  今では、ビデオカメラで録画して、生前の姿を保存出来ますが、これも映像の形で残してあるだけで、当人が残っているわけではありません。  デジタル技術の進歩で、情報だけは半永久的に保存出来る世の中になりましたが、生命そのものを半永久的に保存する技術は実現出来ていません。将来、分子レベルのスキャナーが開発されて、人間の分子構造を完全な形で保存出来るようになれば、人間の情報を半永久的に保存したり、復元して生き返らせることが出来るようになるかもしれませんが、あくまでもコピー技術としてであって、当人が生きているのとは違うと思います。  もっとも、この世界そのものが本物ではないという立場で論じるのであれば、全てがコンピュータシミュレーションで、死んでもデータがコンピュータに保存されて残るのであれば、死んで一生が終わっても、生まれて死ぬまでの情報は残り続け、その時間内での再現は出来るという話になります。  しかし、それは過去の繰り返しが出来るというだけで、それ以上の意味は無いわけですし、この世界がコンピュータシミュレーションだと実証した証拠もありません。  物理学ではブラックホールの中では空間と時間が入れ替わり、生まれて死ぬまでの時間は自由に移動出来るが、空間の移動が出来ない世界になるという概念と同じなのが、死後の世界の考え方でしょう。  死んだ後の世界は無いわけですが、生まれて死ぬまでの時間を自由に移動出来るのであれば、それを死後の世界と考えるのは可能でしょう。  残念ながら、脳の情報を完全に保存する技術が存在しない現在は、死後の世界を作り出すのは無理なわけで、人類の夢に過ぎないと思います。

Ryokutya2
質問者

お礼

なるほど… ありがとうございます!

noname#214803
noname#214803
回答No.4

一問多答の こういったサイトで それを聞いても無駄・・ 色んな意見だけが飛び交って どれが本当なのかを あなたが見つける事が出来なきゃ いけないのだから・・

Ryokutya2
質問者

お礼

なるほど…

  • norepe
  • ベストアンサー率19% (107/560)
回答No.3

死後の世界はありますか?… 貴方の言う科学的に説明出来る人は居ない。 科学的説明出来る時代に成ったとしたら髪の毛とか爪とかも作れるが今の科学では髪の毛1本爪1枚作る事が出来ないのが現状だ。 こちらの 神学的になら説明出来る人は居と思うが。 今は亡きキリストや釈尊なら正確に説明されるでしょう。 俺的には死後の世界は有る。 俺的の科学的説明をすれば下記の用な説明しか出来ない。 上下.左右.前後.幸福も有り不幸も有る.大金持ちも居れば貧乏も居る.手は表も有れば裏も有る.生も有れば死も有る.この世はこの用にセットで有る。 これから見れば生のこの世が有るのだから死のあの世も間違い無く有るはず。 この世の生はあの世の死でこの世の死はあの世の生にあたると思って要るからこの世の死はあの世の誕生だから何も恐ろしくはない。 生から死は一瞬に変わるから生と死の入れ替わりは痛くも痒くも無い。 上下.右左.前後.と言うようにセットみたいにこの世は成っている幸福が有れば不幸が有る大金持ちが居れば貧乏人も居る生が有り死が有る。 それから見ると生のこの世が有るのだから死のあの世が無いわけない。

Ryokutya2
質問者

お礼

なかなか難しいですね…

  • copemaru
  • ベストアンサー率29% (895/2998)
回答No.2

体を構成しているタンパク質などの有機物は二酸化炭素や水,アンモニアなどの無機物に分解され,植物などに吸収されます。 心・魂と言われるものは脳の神経伝達物質によるものなので,上記のように分解されていきます。 個体としては死にますが,その物質は他の生物が生きる糧となります。その意味で「命は永遠」と言っても良いのではないでしょうか。 これが私の考える「死後の世界」です。

Ryokutya2
質問者

お礼

なるほど…そうなんですか! 科学的に説明してくださりありがとうございます…

  • kurinal
  • ベストアンサー率10% (128/1195)
回答No.1

Ryokutya2様、こんばんは。 「宗教的には、」 では、ないんですね。 失礼致しました。

Ryokutya2
質問者

補足

宗教的ではなく… 科学的にです! うまく説明できてなくてすいません…

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