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金利は上がらないのでは?

以前質問で、 プライムレートは 金融機関が優良企業などに貸し出す場合の最優遇貸出金利で最も低い貸出利率です。 というご回答を頂きました。 長期プライムレートと国債の価格は連動していると、 聞いてますので、 長期プライムレートの金利を上げること イコール 銀行の手持ちの国債の暴落を招きます。 それは、多額の損失を計上することになります。 とすると、民間金融機関は、 長期プライムレートの金利をあげることは、 ありえない。 よって、金利は現状あがりようがないと、 短絡的に思うのですが、 この見解に、穴はありますでしょうか? (なのに金利が上がり気味だから不思議なのです。  銀行は自分で自分の首を絞めてる?)

  • 経済
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質問者が選んだベストアンサー

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  • buzz_buzz
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回答No.3

#1ですが、根本的に考え違いをされているようなので、再度書きます。 国債の金利⇒利付金融債の金利⇒長プラというのが正確な関係です。 まず、発行量や取引高、信用力から言って、国債は利金債より莫大ですので、国債の金利が全ての基本です。 これは、市場原理に基づいて金利形成が為されており、財務省も金融機関や投資家が買ってくれる金利を つけて発行しているもので、無理やり買わせているわけではありません。 次に、そうして国債の金利が上昇した場合には、国債より小さい市場である利金債もその影響を受け、金利が 上昇しやすくなります。 当然、利金債が国債に比べて非常に需要が強かったり弱かったりということはあるものの、基本的には連動して 動くものです。 国債の金利が上昇しているのに、それより信用力や流動性に劣る利金債を低い金利で買おうという投資家は いませんので、当然金利は上がらざるを得ません。 結果、利金債の金利が上昇するのに比例して、みずほ(旧興銀)の利金債金利+0.9%が長プラになります。 ですから、長プラを上げるから国債が暴落するとか、利金債の売れ行きがどうなるとかいう問題ではなく、 あくまで国債⇒利金債⇒長プラという関係です。

happylucky
質問者

お礼

とてもわかり易い回答ありがとうございます。 なんとなく、政府が政府系金融機関や、 民間金融機関にたいして、無理やり、 国債を保有することを強制しているんじゃないか? という考えでいました。

その他の回答 (3)

  • iyaue
  • ベストアンサー率66% (48/72)
回答No.4

 質問者さまの立論は、国債をすべて預金金融機関が引き受けている場合には成立しないでもないと思いますが、現実には#1さんのおっしゃるとおり、銀行等の預金金融機関の思惑とは別のところで国債の利回りは決まっていきます。 (「別」というと語弊があるかも知れませんが、債券市場において銀行だけがプレーヤーではないということです。)  ちなみに、ちょっと古くなりますが、平成14年度の国債保有者のうち銀行等の預金金融機関が占めるシェアは2割弱しかありません。  長期金融市場においては、あくまで国債が絶対的な指標になります。この状態を指して、「国債は市場の北極星」という言い方をする人も居ます。

参考URL:
http://www.mof.go.jp/singikai/saimukanri/tosin/ksk151125_s07.pdf
happylucky
質問者

お礼

お忙しいところありがとうございます。 参考URLを見て、ちょっと語弊があるかもしれませんが、 政府系金融機関と民間金融機関を合わせると、 シェアが8割ぐらいはあって、政府はそこらへんには、 国債を無理やり押付けることができるのでは? と勘ぐりを入れてしまってます(考えすぎかな?)。

  • nkmrkk
  • ベストアンサー率15% (11/72)
回答No.2

【利付金融債】 昨日の質問の回答をきちんと読まれましたか?????

happylucky
質問者

お礼

根本的に、国債の金利がまず確定するのですね。 そこから勘違いしていました。 とてもためになります。ありがとうございました。

happylucky
質問者

補足

利付金融債が何なのか、勘違いしていました。 この債券の金利が低いと、売れないわけですね。 そこで金利を高くする。 しかし、そうすると長プラがあがり、国債の価値がさがる。けれども銀行は利付金融債も売りたい。 そうすると、民間金融機関は、 利付金融債の売れ行きと、国債の下落による損失と、 両方のバランスをみて、 利付金融債の金利を決定しそうですね。 だとすると、利付金融債がいくら売れなくても、 一定以上の金利をつけると連動して、 国債価格の下落による損失を招くので、 どんなに売れなくても、ある%以上の金利は、 つけないと思うのですが。

  • buzz_buzz
  • ベストアンサー率29% (190/650)
回答No.1

長期プライムレートは、国債の金利が上がって初めて上げるものです。 よって、長プラ⇒国債でなく、国債⇒長プラです。 原因と結果が逆ですね。

happylucky
質問者

お礼

お忙しいところ、回答ありがとうございます。 勘違いばかりですいません。 おかげさまで、理解できるように少しずつ、 なってきました。ありがとうございます。

happylucky
質問者

補足

ええ?これは目からウロコです。 民間金融機関の利付金融債の金利+0.9%で、 自動的に長プラの金利が決まると思っていました。 そして、長プラと国債の金利が連動している。 なので、 長プラ→国債 これが 国債→長プラなのですか? 国債が売れないので、金利を上げる。 それによって、長プラの金利もあがるのかな? 国債って政府が金利に関係なく、民間金融機関に、 無理やり押付けているんだと思っています。 しかしそれが限界に来て、日銀が抱えだした。 すると日銀もそのうち国債抱えるのに、 限界が来そうですね。 もっと市場に売り出すしかない。 なので国債の金利が上がり始めるとか。

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