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多項間漸化式
noname#598の回答
はい、No.84673の質問者です(笑) 4項間漸化式においては、 a(n+3)-α*a(n+2)-βa(n+1)=γ{a(n+2)-α*a(n+1)-βa(n)} を満たすα、β、γが存在すればきれいに行くんだと思います。 ただし、私が質問したあの設定の場合は、3次方程式の解の公式に入れなくては解けません。 つまり、これが5項間、6項間・・・ともなると、伴って 5次方程式、6次方程式・・・が出てくることが予想されます。 この辺は「解の公式は存在しない」世界なので、一般に解くことは不可能と思われます。 実は3項間でも、a(n+2)=2a(n)のような隣接でないやつはだめですし、 (一般には偶数番目と奇数番目で場合分けする) 隣接3項間でも、a(n+2)=a(n+1)-a(n) なんてシロモノもありますよね。 (もちろん、これは無理すれば解けますが、数Aだけの知識では無理な範囲) で、漸化式がでてくれば、それでいいじゃない、という結論で終わったのは、 あとはコンピュータにやらせときましょ、的な発想で、 もちろんn番目を一般にあらわすことはできないけど、 漸化式がでた、ということは普通のプログラムならFor Loopを使えばいいですし、 Excelやロータスのような表計算ソフトであればもっと簡単なんです。 たとえば有名なフィボナッチ数列 a1=1,a2=1,a(n+2)=a(n+1)+a(n)ですら、 a1とa2のセルには1を入れる a3には、=a1+a2 と入力し、あとは下にこの式をコピーすれば、知りたいところまで計算可能ですよね。 有限個だったらこれで十分対応できますし、この式をとっておけば、 初項2つを入力しなおすだけで、バっと新しい数列ができますし。 (私の質問した内容も、これとまったく同じように対処できることは知っていましたが、あえてどうなんだろうって質問したのです。) だから、あれはあれで終わってしまったのです。 一般項が求められるということも大切なのでしょうが、 コンピュータの世界では、漸化式が出てくればそれで十分だということでした。 蛇足ですが、私が2番目に出したa(n+2)=a(n+1)-a(n) ですが、a1=0,a2=1のときは、 a(n)=[{(1-√(3)i)/2}^(n-1)-{(1+√(3)i)/2}^(n-1)}^(n-1)]*i/√3 だそうです。これが整数であることを証明するなんてのも面白そうですが・・・ (ド・モアブルの定理を使えば簡単です。数Bで習います) 1つの話題からいろんな知識が要求されて、 高校時代にはつながりもしなかったジャンルが、思わぬところでつながる。 これが数学の面白さなんだなって、学生時代に思いました。 長々とすいませんでした。
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