• 締切済み

格付け会社について

先日、ニュースで格付け会社が日本の銀行の、 格下げを検討している、というニュースを見ました。 格付け会社が「格上げ」や「格下げ」を行うと、 市場にどの程度の影響があるのでしょうか? また、どのくらいの信憑性があるのでしょうか? その銀行を使っているものとして気になります。 抽象的な質問ですが、教えていただけるとうれしいです。

  • kammy
  • お礼率100% (2/2)

みんなの回答

  • toushika
  • ベストアンサー率36% (21/58)
回答No.2

格付け機関は、海外では、ムーディーズ、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)、フィッチ、日本では、日本公社債研究所、日本格付研究所、日本インベスターズサービスがありますが、市場に大きな影響力があるのは、海外の格付け機関です。なぜなら、アメリカでは、デフォルト(債務不履行)の危険性のある、ジャンクボンドであっても取引が盛んに行われることが多いのですが、日本では、割合リスクの大きいジャンクボンドへの投資需要が少なく、格付けの必要性が低かったために、日本の格付け機関は、評価が相対的に低くなっているということです。また、日本の格付け機関は、銀行などの影響を受けやすい体質であることも、理由の一つです。 格下げの影響については、まず、その会社の資金調達コストが、上昇します。そのため、負債の大きな会社ほど大きな負担増となり、株価は下落します。日本国債の格下げの際にも債券価格は下落しました。

kammy
質問者

お礼

答えにくい質問に、回答いただいて、 ありがとうございます。 とても勉強になりました!

  • james55
  • ベストアンサー率67% (59/88)
回答No.1

多少抽象的な表現になってしまいますが。 ●格上げ、格下げの影響 どのくらい下がったかによります。大幅に下がる、あるいは、投資不適格以下に下がる場合は大きな影響があります。確か、山一證券倒産は、格付け機関が山一の格付けを大幅に下げたこともきっかけになったように記憶しています。 ちなみに、投資不適格は、日本の格付け機関(JCR、R&I)ではBBB未満(プラスマイナスがついたかは覚えていません)です。 ●信憑性 そもそも格付けは企業が市場で社債等を発行するために、社債等を発行する企業にどのくらい返済能力があるか、を記号で示したものです。格付け機関はこれを調べるために過去5年分の財務データ、将来3年分の事業計画の精査ほか、役員インタビュー等さまざまな調査を行っているようです。 表に出ている資料からの調査中心ですが、彼らのプロの目は結構厳しいです。 (外国の格付け機関は特に厳しい、と聞きます)格付けが変わるというのは、素人にはわかりにくいけれど、プロから見ると何かある、ということは間違いないのではないかと思います。

kammy
質問者

お礼

抽象的な質問に、答えていただいて、 ありがとうございます。 とても勉強になりました!

関連するQ&A

  • 7741の格付けは?

    株取引、勉強中の者ですが格付けについて疑問がありますので教えて下さい。それは7741HOYAなのですがUBSというところは格上げ¥5000という格付けですが野村は格下げになっています。こういう場合どちらの証券会社を信用したら良いのでしょうか?こういう投資判断のズレはよくあるのでしょうか?経験豊富な方、素人にも理解できるよう教えて下さい。お願いします。 http://www.grail-legends.com/contents/rate/rate_index.html#

  • 格付会社の「格付」って本当にあてになるの?

     今日のニュースで日本の国債の格付けがG7の中で最低となったと聞きましたが、少しだけ疑問があります。  格付会社が本当に客観的に格付を行っているのか、系列の金融機関などがあれば、そこに利する形であるいは、属している国の国益に配慮した戦略的な評価を行っていないという保証は一体どこにあるのでしょうか。  確かに大まかには尊重すべき点もあるのかもは知れませんが、一私企業の格付によって国債の利率や株価が変動し、さらにその国の経済に予期せぬ影響があるとすれば、その中立性、客観性は厳しく問われてしかるべきだと、私は思うのですが。

  • 信用格付けの重要性

    信用格付について教えてください。 S&Pの格付けが引き下げられると言う事でAIGは慌てふためいているようですが、 そもそもこの格付けって保険会社にとってどいう位置付けにあるのでしょうか? そんなに大変なことなのですか?因みにアリコは一昨日A+に格下げされています。 しかしA+でも日本の保険会社よりは上に位置していますが・・・・。 宜しくお願いします。

  • 信用格付け会社の格付けと言うのはどの程度参考になるものなのでしょうか?

    信用格付け会社の格付けと言うのはどの程度参考になるものなのでしょうか? 現在、どこかの銀行で円定期を検討しています。利率が良いところでオリックス信託銀行がA、東京スター銀行BBBとなっていました。Aは何となく安心感があるのですがBBBってどうなんでしょうか?? 後、安心な銀行を選ぶ際の参考基準となるもの、そして特に東京スター銀行の評価などを何でも良いので教えて教えて下さい。 無知な質問で申し訳ありませんが、宜しくお願いします。

  • 国債格付けについて

    日本の国債格付けは「返済能力が高い」という評価ながら 先進国中では最低ラインの格付けを付けられています。 これについて、いくつか疑問に思った点がありましたので質問させていただきます。 (1)なぜ格付けが上がったのか ここ数年になって、相次いで大手格付け機関が日本国債を格上げし イタリアを抜いて「主要先進国中最低」の汚名を返上しましたが 借金は減少しているどころかむしろ増えています。 (2)なぜそこそこ高い評価をもらってるのか 日本は世界に類を見ない借金大国で、近い将来破綻するという人も少なくありません。 しかし、与えられている評価は全体から見れば決して低くありません。 中国やロシア、インドなど成長著しい新興国よりも高い格付けをもらっていますが それらの国は別に借金が極端に多いわけでもないし、破綻すると言ってる人なんて見たことがありません。 「日本の国債格下げ!ボツワナと同じだ!」と叫ばれていましたが そのボツワナは資源大国で財政は健全、アフリカの数少ない中所得国です。 日本よりも格付けの低い国の中には、ギリシャやイタリア、韓国、イスラエルのような 先進国、準先進国もあります。特にイタリアは日本と同じく世界を代表する先進国であり GDP比債務は均衡されており、さらにGDP比債務は日本よりも少ないです。

  • 自分の会社が銀行でどんな格付けになっているのかな?

    銀行では企業ごとに信用格付けということで格付けをしてそれにあった金利設定もしていると聞きます。金融監督庁の指導があるようで最近格付けにあった金利まで引き上げしてほしいとの申し出がよくあると聞きます。どんな方法でしているのでしょうか?それは銀行に行けば教えてくれるのでしょうか?自分の会社がどんな格付けになっているか気になります。どうしたら格付けを上げられるかも教えて下さい。

  • ムーディーズの日本国債の格付けについて

    米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが2000年9月に日本国債の格付けをAa1→Aa2に格下げしたと聞いたのですが、米国格付け会社ムーディーズ(日本サイト)http://www.moodys.co.jp/のソブリン(2001年3月1日現在)を見るとAa1なんですがこれは何故でしょうか?

  • 格付けについて

    最近ニュースなので「格付けはあまり信用にならない」などと いわれておりますが、 そもそも日本の会社における格付けは AAA~Cの比率で言うとどんな感じなんですか? AAA トヨタ AA+ デンソー AA  NTTなど… 有名な会社は格付けにのっていますが、 ほとんどの会社が CCとかCだったりするんですかね? 大体でいいのですが投資対象を見るうえで (日本株か外国株に投資するかなど)参考にしたいので よろしくお願いします。

  • ・欧州格付け会社に依韓国が日本より上だそうです

    今晩は、皆さんに質問です。 欧州系大手格付け会社のフィッチ・レーティングスにより 日本国は韓国より下に格下げされたそうです。 韓国さん、おめでとう御座います。 それなら、もう日本を頼らなくてもいいですよね。 日本が大災害を受けても、義援金をろくにださいばかりか その少ない義援金を他に使いましたね。ごりっぱです。 しかも、同じ年にぬけ、ぬけと経済援助を申し込んで来ましたね。 (口あんぐりです。) この世の生物とは思えません。(同じ人間でなく) 皆さん私は言いすぎていますか?意見を聞きたいな?

  • 株価格付け一覧について教えてください。

    株式投資初心者です。 毎日出される株価格付け一覧について教えてください。 「格上げや」「据え置き」はなんとなく分かるのですが(数字の小さいほうが良いってことでしょうか)、目標株価も書かれていることがありますよね。 例えば、『据え置き:スズキ「1M」目標株価3800円→4350円』 これはどういうことなのでしょうか? 株価が4350円になったらこの証券会社が「買う」ということ?それとも「売る」ということ? 特にこれが分かったからと言ってどうするか分かってもいないのですが、具体的に数字が出されると気になるので教えてください。

専門家に質問してみよう