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線形独立の証明について

「線形独立なベクトルの集合Vの部分集合Wのベクトルも、線形独立の集合であることを証明せよ」 この問についての解答のご指摘をお願いしたいです。 【解答】 WがVの部分集合であるための条件は、 v_x+v_y∈W av_x∈W a∈R Vは線形独立なベクトルの集合であるので、 a_1*v_1+a_2*v_2+…+a_n*v_n = 0 a_1,a_2,…,a_n = 0 従って、条件をみたすので、Vの部分集合Wのベクトルは全て線形独立である この様に証明しました。 おそらく、間違っていると思うので、ご指摘をよろしくおねがいします。

noname#210125
noname#210125

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回答No.6

補足してくださって, ありがとうございます. 状況をまとめると, こういうことですね. V は有限次元実ベクトル空間, S = {v_1, v_2, ..., v_n} ⊂ V で, v_1, v_2, ..., v_n は線型独立とする. また, T = {w_1, w_2, ..., w_m} ⊂ S とし, さらに, {w_1, w_2, ..., w_m, u_1, u_2, ..., u_r} = S であるとする. 当然, 以下のことが成り立つ. n ≦ dimV < ∞, 1 ≦ m ≦ n, m + r = n 最新の解答は飛躍的に改善されましたが, 質問者様が相変わらず勘違いしているのは, w_1 = v_1, w_2 = v_2, ..., w_m = v_m という決め付けです. 例えば, {x, y, z} = {a, b, c} のとき, x = a, y = b, z = c と断定できるでしょうか. {1, 2, 3} = {2, 3, 1} と書いても, 別に間違いではありません. 真っ先に, (a_1)w_1 + (a_2)w_2 + ... + (a_m)w_m = 0 とする と書いたのは, 大きな進歩です. せっかくだから, a_1, a_2, ..., a_m ∈ R であることを, 付け足しておきましょう. その続きは, このとき, (a_1)w_1 + (a_2)w_2 + ... + (a_m)w_m + 0u_1 + 0u_2 + ... + 0u_r = 0 であり, w_1, w_2, ..., w_m, u_1, u_2, ..., u_r が線型独立であるから, a_1 = a_2 = ... = a_m = 0 がいえる. よって, w_1, w_2, ..., w_m は線型独立である. まだまだ, 書き方に改善の余地はあると思いますが, 流れはこんな感じです.

noname#210125
質問者

お礼

訂正ありがとうございました! おかげで、完全に理解することができました。 確かに、w_1+... = v_1+...としたのは、かなり不安な部分でしたので、ものすごくスッキリしました。 序盤は「集合」と「空間」の区別もついておらず、かなり戸惑っていましたが、無事に理解することが出来ました。 お付き合いいただき、ありがとうございました。

その他の回答 (5)

回答No.5

>有限次元実ベクトルV 有限次元実ベクトル空間 V, という意味でしょうか. もっと早く指摘しておくべきでしたが, V は決してベクトル空間(線型空間)にはなりません. その理由を, 考えてみてください. この線型空間の名前は, V ではなく L とします. >{v_1,v_2,...,v_n}∈V この書き方は誤りです. v_1, v_2, ..., v_n ∈ V, なら正しいのですが, それだと, {v_1, v_2, ..., v_n} ⊂ V, と解釈されるので, V = {v_1, v_2, ..., v_n} とする, と, はっきり書くべきでしょう. 重大な間違いとして, W = {w_1, w_2, ..., w_m} ⊂ V, と仮定しましたが, n = m + 1 と決め付けることはできません. W ⊂ V より, m ≦ n がいえるだけです. >仮定より、 >a_1v_1+a_2v_2+...+a_nv_n=0 >a_1,a_2,...,a_n=0 これを先に書いてしまうと, 後が続かなくなります. 直前に練習した「x, y, z が線型独立のとき, x, y は線型独立である」の証明を思い出してください. ある程度の時間を頂ければ, 追加のヒントを出します.

noname#210125
質問者

補足

度々申し訳ありません。 問題文をきちんと載せていなかったため、回答者様を混乱させていました。 原文のまま問題を載せましたが、所々削っておりました。 今度こそ、そのまま載せます。 有限次元実ベクトル空間の零ベクトルを0とおく。ベクトルの非空な集合は{v1,v2,...,vn}とする。 Vを任意の有限次元実ベクトル空間とすれば、Vの任意の線形独立なベクトルの集合は有限集合である。 この時、「Vの線形独立なベクトルの集合の任意の部分集合は、また線形独立なベクトルの集合」である命題を証明せよ これを踏まえ、もう一度訂正した解答を掲載させていただきます。 線形独立なベクトルの集合 {v1,v2,v3,...,vn}⊆Vより、 線形独立なベクトルの集合の任意の部分集合を {w1,w2,...,wm}⊆V (n≧m) とする。 ここで、 a1w1 + a2w2 + ... + amwm = 0 とし、 am+1,am+2,...,an = 0とすると、 a1v1 + a2v2 + ... + anvn = 0が成り立つ。 {v1,v2,...,vn}は、線形独立な集合なので、 a1 = a2 = ... = an = 0となる。 従って、 a1 = a2 = ... = am = 0であるので、 線形独立なベクトルの集合の任意の部分集合は、線形独立である。 証明終了です。 確認をよろしくお願いします。

回答No.4

>こんな解釈で大丈夫でしょうか? はい, 完璧に理解しておられます. 1. ~ 5. に書かれている内容は, すべて正しく, 証明の流れをきちんと把握できています. 自信をもって, W の元 w_1, w_2, ..., w_m が線型独立であることの証明を完成させてください. 御希望であれば, 完成した証明を添削いたします.

noname#210125
質問者

補足

ご確認ありがとうございました!ようやく理解できた気がします。 それでは、本題の方の証明を記述いたします。 「有限次元実ベクトルVの線形独立なベクトル集合の任意の部分集合は、また線形独立なベクトルの集合であることを証明せよ」 まず、Vの線形独立なベクトルの集合の任意の部分集合をWとする。 {v_1,v_2,...,v_n}∈V {w_1,w_2,...w_m}⊆V n=m+1とする。 仮定より、 a_1v_1+a_2v_2+...+a_nv_n=0 a_1,a_2,...,a_n=0 ここで、 b_1w_1+b_2w_2+...+b_mw_m=0とする。 b_m+1 = 0とすると、 b_1v_1+b_2v_2+...+b_m+1v_n=0が成り立つ。 {v_1,v_2,...,v_n}は線形独立なので、 b_1,b_2,...,b_m+1=0 よって、 b_1,b_2,...,b_m=0であるので、 部分集合{w_1,w_2,...,w_m}は線形独立である。 少し、怪しいかもしれませんが、添削よろしくおねがいします。

回答No.3

証明を書いてくださって, ありがとうございます. しかし, 残念ながら, 点数を付けるとしたら 0 点です. x, y, z が線型独立であることより, (a_1)x + (a_2)y + (a_3)z = 0 ならば a_1 = a_2 = a_3 = 0 は正しいのですが, (a_1)x + (a_2)y = 0 という等式を書いて, a_1 = a_2 = 0 であるから, x, y は線型独立である, と主張することはできません. 0x + 0y = 0 が成り立つのは当然で, それは, x, y が線型従属の場合でも成り立ちます. x, y が線型独立であることを証明するのですから, まず ax + by = 0 とおき, そこから a = b = 0 を導きます. c = 0 とすると, ax + by + cz = 0 が成り立ちますが, ax + by + cz は x, y, z の線型結合で, これが 0 に等しく, さらに x, y, z が線型独立であることより, a = b = c = 0 がいえます. c = 0 は最初から分かっていましたが, 重要なのは a = b = 0 が得られたことで, これより, x, y が線型独立であることが証明できました. この考え方を使えば, W の元 w_1, w_2, ..., w_m が線型独立であることも, 容易に証明できます.

noname#210125
質問者

補足

繰り返し、ご回答ありがとうございます。 仰られた事があまり理解できていない気がするので、手順を追って確認させてください。 1.x,y,zの組み合わせは、線形独立とわかっているが、x,yの組み合わせでは、まだ線形独立と分かっていない 2.ax+by=0---(1)とおく 3.ここで、c=0とおくと、ax+by+cz=0が成り立つ(式(1)ax+by+0=0から導いた?) 4.x,y,zの組み合わせは、線形独立なので、ここでa=b=c=0が成り立つ 5.4より、a=b=0なので、x,yは線形独立 こんな解釈で大丈夫でしょうか?

回答No.2

ANo.1 に私が書いたとおりの問題なら, 証明は「明らか」で終了です. 本当は, こういう問題じゃないですか. V = {v_1, v_2, ..., v_n} で, v_1, v_2, ..., v_n は線型独立とする. W = {w_1, w_2, ..., w_m} が V の部分集合であるとき, w_1, w_2, ..., w_m が線型独立であることを証明せよ. この証明も非常に簡単です. ヒントとして, まず, 以下の命題を証明してみてください. [命題] x, y, z が線型独立のとき, x, y は線型独立である. あと, 質問者様は部分集合と部分空間を混同しています. また, 証明の書き方が雑で, 採点者に読んでもらうというより, 読みたければ勝手に読め, と解釈されかねない書き方になっています. 上の [命題] を証明する際は, なるべく丁寧に書いてください.

noname#210125
質問者

補足

回答者様 ありがとうございます。 色々と深く考え過ぎていた上に、部分空間と部分集合すらも曖昧になっていました。 以下、回答者様から出された命題の証明を致します。 x,y,zは、線形独立であるので、 a1x+a2y+a3z=0(零ベクトル) (aは任意の実数) この時、a1,a2,a3のうち、少なくとも非零である実数が存在した場合、x,y,zは線形従属である。 しかし、最初の仮定に矛盾してしまうため、 a1,a2,a3=0である。 したがって、部分集合であるx,yにおいて、 a1x+a2y=0 の時、a1,a2=0なので、 x,yは線形独立であることが証明された。

回答No.1

証明したいことは, 要するに, 以下のことでしょうか. 違っていたら, 訂正してください. 実数体 R 上の線型空間 L があり, V は L の空集合でない部分集合であって, V の元を任意に有限個取ると, それらは R 上線型独立である. また, W を V の空集合でない任意の部分集合とする. このとき, W の元を任意に有限個取ると, それらは R 上線型独立である.

noname#210125
質問者

補足

R,Lについては、私が解答の際に突然出したものですので、R,Lに関しては問題には出されていません。 私の読解力が正しければ、おそらく回答者様の仰るとおりだと思います。 「有限次元実ベクトルVの線形独立なベクトル集合の任意の部分集合は、また線形独立なベクトルの集合である」ことを証明せよ。 著作物の問題内容を質問しているので、特定されないように問題文を改ざんしましたが、私の伝達力が足りなかったようなので、補足欄にてほぼ原文のままで記述致しました。 よろしくおねがいします。

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