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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:スピーカーの過渡特性について。)

スピーカーの過渡特性について

Yorkminsterの回答

回答No.4

>> 高音用のユニットは高音しか再生しないし小さいので過渡特性がよくて、ウーハーは大きくて重たいので過渡特性が悪いっということになる // 大雑把に言えば、そう考えて間違いないでしょう。ウーファーは大なり小なり共振に頼らないと低音が出ない(ウーファーをローカットして使う猛者はいない)のに対して、ツイーターはリニアな領域だけを使いやすいです。まあ、それでも不十分だと言って平面振動板とか、いわゆるハイルドライバーとか、イオンツイーターとかが出てきた訳ですが。 >> 過渡特性が高音と低音でかけ離れたスピーカーが増えている // これはちょっと違います。 現代の半導体アンプは出力インピーダンスが極めて低いので、スピーカーが自身の共振によってフラフラ動こうとしても、アンプが電気的に、強制的に止めることが可能です。言い換えれば、スピーカーは機械的に自由に動きやすい状態にしておき、勝手に動こうとするのは電磁制動で止めてしまえ、というのが基本的な発想です。 そのため、振動系質量を増やして共振周波数を下げ、ダンパーを緩くして振幅を大きくて、小口径でも十分な低音を再生できるようにした上で、巨大な磁気回路を積んで電磁制動を高めて勝手な動きを止めるのが、最近のウーファーの傾向です(もちろん、機械的制動もきちんと考えられていますが)。 ちなみに、アンプの出力インピーダンスを極限まで下げ、マイナスまで振り切ってしまったのがヤマハのサブウーファーでおなじみのYSTです。ウーファー本来の動きを超えてアンプの制動力でねじ伏せてブン回そうという訳ですね。 >> 非力な真空管アンプを使用している時点で、過渡特性が良いスピーカーを使用しても、スピーカーの性能を活かしているっとういことにはならない // そうではなくて、スピーカーの機械的な性質によって過渡特性を改善するか、アンプの電磁制動に頼る(ことができる電気的特性のスピーカー)か、という違いです。電磁制動に頼ったスピーカーを出力インピーダンスが高い真空管アンプに繋いでもロクなことになりませんが、機械的にガチガチに固めたスピーカーを出力インピーダンスが極小の半導体アンプに繋いでも、やはり意図された音にはならない訳です。 >> 音楽鑑賞っと言う点では向いている場合もある // 心地よく聞ければ良いということであれば、そもそも周波数特性がなんだの、過渡特性がなんだのを気にする必要もありません。聞いて楽しければ良いからです。 忠実度の高い再生という観点では重要な要素ですが、結局どこまで言っても妥協の産物であることに違いはないので、あまり固執しても良いことはありません。 まあ、バスレフと密閉どちらが優れているかとか、フルレンジとマルチウェイどちらが良い音かというのと同じで、「総合的に見て設計の良いものが良い」という身も蓋もない話になります。過渡特性が良ければ他はどーでもいいという訳ではないですからね。まあ、過渡特性にも注意を払うくらいのスピーカーなら、周波数特性や歪み率も良好なのが普通だと思います。

参考URL:
https://www.ishibashi.co.jp/academic/super_manual3/speaker.htm
noname#208228
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

noname#208228
質問者

補足

質問に丁寧に答えてくださりありがとうございます。 ウーハーは重くなっても全体的に強力になっているし、アンプ側の力をかりればそれほど気にする必要もないのですね。 完璧なユニットなどないので、どこかで妥協しなければならないですよね。 あまり気にしない方がいいですね。 フルレンジとマルチどちらがいいかとか、答えのないものですし、人の好み、製品の仕上がり具合にもよりますよね。 でも、知っておいたほうがいいのかなっと思いました。 理解するのには時間がかかりそうですが・・・。

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