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落雷死予防法を教えてください!
しばしば夕立が来るようになりました。 雷を伴う夕立は恐ろしいものです。 数十分も我慢すればおさまるのですが私がいつも思うのは雷に打たれたらどうしようということです。 家中のコンセントからコードを引っこ抜き部屋の片隅でうずくまってふるえています。 雷に打たれて死亡するという事件を聞いたことがあり恐ろしくなって今回ここで知識のある方に回答をいただけたらと思いやってきました。 またテレビでこんな内容の映像を見ました。 それはゴルフ場の木に雷が落ちコンクリートの地面が砕けるというものです。 確かに木に雷が落ちたと言っていました。 しかしコンクリートの方が砕けているのです。 雷があるものに落ちそのあるものの近くにあった別のものが壊れると言えばよいのでしょうか。 そもそも雷とはどういう性質のものなのでしょうか。 また落雷を予防する方法などはあるのでしょうか。 詳しく知っている方、是非教えてください。
- zyousuke
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zyousukeさんこんにちは 落雷によって死亡する人は、国内で年間30人程度ではないでしょうか。宝くじの大当たりより悪い確立かもしれません(笑)。 > のコンセントからコードを引っこ抜き部屋の片隅でうずくまって ということですが、家に居る場合の身を守る方法はこれで良いです。できれば部屋の中央がいいかもしれませんが、屋内で落雷に遭っても致命傷ということはまず無いでしょう。 雷の稲妻は、難しい言い方ですが、一般に「長尺な完全電離プラズマ」と考えられています。通常は絶縁体である空気を、陽子と電子に分裂(プラズマ化)させて、空間にプラズマの導線を作り、電気を流しているようなものです。 さて、コンクリートが破壊されたということですが、雷のような超高電圧になると、ふつう我々が電気を通さないと思っている物も電気を通さざるを得なくなってしまいます。電気を通しにくいものに電気を通そうとするものですから、中の分子構造を破壊して電気が通っていきます。さらに、コンクリートの中には気泡があり、超高温で気泡が膨張するため、コンクリートは破壊されます。ですから電気を通しにくいものは、穴が開いたり破壊されたりします。一方、木は比較的電気を通しやすいので、コンクリートの様に砕けることはありません。ただ、中に水分が含まれていますので、やはり、水分が膨張して裂けることもあります。つまり、電気を通しにくくて、中に気泡や水分が含まれているものが破壊されやすいと考えられます。 もう一つ重要なことがあります。以前、「雷に遭ったら高い木の下に隠れろ」なんて言われていましたが、厳密には木の下に離れて隠れなければ意味がありません。極端に言えば、木の下は危険です。これは、「沿面放電」という現象があるためで、落雷が木の表面から地面の表面を伝わるものです。「高いものの下が安全」というのは、電気を逃がす「接地」という設備の施された、電柱や鉄塔などに限って有効であると思ってください。どうしても木しかない場合は木の根元から十分離れて這いつくばるのがいいでしょう。 落雷の予防方法は受動的なものしかありません。一軒家なら、送電線鉄塔の下に引っ越すのが最も安全といえます(笑)。または、家に避雷針をたてて、接地工事をしてもらってもいいです。そうでなければ、マンションなんかは、避雷針も付いてますし安全です。
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- inorganicchemist
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しばらく前に関連した質問がありましたので参考にしてください。 そこでも回答させていただいているのですが、 >落雷事故で亡くなる方は一億人に数人という確率だそうです。 >これなら、車にひかれて死ぬ確率の方が遙かに高いことになります。 >安心できました? 予防策ではありませんが、少しでも心安らいでいただければ幸いです。
お礼
返信どうもありがとうございます。 ログを見ない理由は面倒だからという理由だけではありません。 ログを見ると探している物を見つける前に必ず自分の興味のある物を見つけてしまいそれらを閲覧している間に数時間も無駄にしてしまうから最近では質問するときはログを見ない様にしているのですがやっぱり非常識ですかね。 前置きが長くなりましたがinorganicchemistさんの回答を見てかなり心安らぎました。交通事故の方を気をつけなければいけませんね。バイクに乗っていて何度か死にそうになったことがありますし。
雷は雲の中で正と負の電荷領域が作られ、これの放電によるものです。放電には3種類ありまして、雲の中で放電するもの、別の雲と放電するもの、音しか聞こえないものはこれらの放電です。雲と地上間の放電が落雷です。 予防ですが、 音は1秒間に約340m伝わりますので雷が光ってからの時間(340×時間=距離)と光か音の方向で雷の位置が大体わかると思います。 雷は高い所、同じ高さの時は金属製のものが通り易いです。 危ない所は、立ち木の真下、建物の外壁付近、送電線付近、アンテナ付近、・・これ位しか思い出せません。 自転車とかオートバイに乗っている時も危ないです。 金属製でもnozomi500さんの言われるように、大きさが車以上位の金属囲いの中は安全です。 逃げる場所が無いときは、ヒザを曲げ両足のヒザを着け手でヒザを抱え込む姿勢をとる(分かりますでしょうか?) 参考にして頂ければと思います。
お礼
返信ありがとうございます。 オートバイに乗っているときは危ないのですね。 私の主な移動手段なのですが雷雨の時は一刻も早く目的地に着けるように運転をやめることはありませんでした。一定の場所に居続けるより常に移動していたほうが落雷の可能性も低いと思っていたのかもしれませんね。 「ヒザを曲げ両足のヒザを着け手でヒザを抱え込む姿勢をとる」体育座りでしょうか。
- starbucks
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あまり詳しくないかもしれませんが(笑)知っている知識を書きます。雷は静電気の強いものです。下敷きなどをこすると静電気が発生します。雲の水滴などが上昇気流などで激しく動くと、静電気が発生し雲の上側と下側でプラスとマイナスに帯電してしまいます。大きな電池が出来るようなものです。電圧も数百万ボルトになり、雲の中だけで放電が起これば落雷は無いですが雲の下側の電気が地面に放電することがあり、それで落雷になります。地面は本来プラスでもマイナスでもないのですが、上空の雲がマイナスの電荷が集まると、直下の地面にプラスの電荷が集まってきてしまいます。空気も強力な絶縁体(電気を通さない)なのですが電圧があまりにも大きいので、絶縁破壊が起こって通電してしまいます。 雲から落ちる場合と、地面から雲に駆け上がる場合もあります。 電気を通しにくい空気をとおって来るので、出来るだけ電気を通しやすく高さが高いものに落ちる性質があります。人間の体は電気を非常に通しやすいので、何もない平原(ゴルフ場等)では、人に落ちやすくなります。(金属であるゴルフクラブを持ち、金属のピンの付いている靴を履いているので更に落ちやすくなっています。)避難する場合、高い木のそばが良いですが、注意があります。あまり木に近づきすぎると、木に落ちた雷が更に枝などから人間に落ちることが良くあるそうです。だから、木の頂点に対し45度の角度の範囲内で、出来るだけ木からはなれ身を低くします。避雷小屋があれば、すぐに移動します。 電気は回りを金属で覆われたものの内側にはどんなに電圧を高くしても流れない性質がありますので、自動車内は安全と言えます。屋内にいればまず安心です。但し電化製品など近くの電柱に落雷した場合など、ブレーカーの働きが間に合わなくて直接電流が流れてしまい壊れる可能性はあるので、コンセントを抜いておけば比較的大丈夫だと思われます。但しTVなどはアンテナ線が接続されているのでもしかするとアンテナに直撃されたら壊れるかもしれません。 雷が実際何ボルトで何アンペアだったか忘れてしまいました。ごめんなさい。こんな知識でもお役にたてれば幸いです。
お礼
返信どうもありがとうございます。 どうも金属を身につけていると危険という方と関係ないという方がいらっしゃいますが・・・。 念には念を入れてはずした方がいいのでしょうね。 屋内にいればまず安全というので雷雨の時はどこか建物の中に入ればいいのですね。
- nozomi500
- ベストアンサー率15% (594/3954)
落雷は、放電現象ですので、「木に落ちた」というのは、放電の先端が立ち木であった、というだけで、実質には、「地面」との放電です。したがって、木より破壊に弱いコンクリートが砕けることになります。 昔、アメリカのフランクリンが凧をあげて雷の研究をした、という話がありますが、実はあとからできた話かもしれません。よい子のみんなは真似をしないようにしなくては。 とりあえず、避雷針の近くは安全です。 山登り中に、雷がなると「金属製のものを体からはなす」ということがいわれますが、これはまちがいです。人間の体自身が水分を含んだ導体(何十万ボルトのまえでは)なので、腕時計やベルトをはずすぐらいでは何の役にもたちません。体を低くすることが一番です。 自動車みたいに回りが金属で囲まれていれば、中にいる人は電撃は食らわないそうですが、自動車自身はいたむでしょうね。
お礼
返信ありがとうございます。 避雷針が近くにあれば安全なのですね。 ところで避雷針とは名前を聞いたことはありますがいったいどんな形をしていてどういう所に設置されている物なのでしょうかね(新幹線の頭についているとさかの様な物は何かという三択クイズに避雷針という回答候補がありましたけど)。 「金属製のものを体からはなす」のはあまり意味がなかったのですか。 グラウンドで素振りをしていたとき突然の稲光にびっくりしてバットをぶん投げた私はただの間抜けだったのですね。
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