• ベストアンサー

ドヴォルザーク新世界より 第1楽章のリピート

ドヴォルザーク交響曲第9番『新世界より』の演奏を聞いていると、第1楽章の途中で『アレッ』と思う場所がありました。 今まで聴いたいくつかの演奏ではリピートせずに進んでいた箇所で、突然な感じでリピートして大分前に戻ったのです。 第XXX小節 とか特定できれば良いのですが、あいにくスコアもないので『その場所』について具体的にできないまま質問させて頂きます。 このリピートをする/しない についての、作曲者の意図(スコア)、指揮者の解釈(どの指揮者がどういう風に解釈したのか)等、御存知のかたがいらっしゃいましたら教えて頂ければと思います。 よろしくお願いいたします。

  • ROYFF
  • お礼率77% (216/279)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Tann3
  • ベストアンサー率51% (708/1381)
回答No.2

 No.1です。  「新世界から」第1楽章の繰り返しの場面は、初めて聴くとあっと驚く衝撃ですね。  楽譜(スコア)は下記から無償でダウンロードできます。興味があればご覧ください。 http://imslp.org/wiki/Symphony_No.9,_Op.95_(Dvo%C5%99%C3%A1k,_Anton%C3%ADn)  繰り返し記号は30ページにあり、7ページに戻ります。(最初の1~6ページは序奏なので、楽章の冒頭ではなく、アレグロの「提示部」の開始部に戻ります)  ちなみに、31ページの「6」からが「展開部」、47ページの「9」からが「再現部」になります。

ROYFF
質問者

お礼

No.1と併せてご回答いただきありがとうございます。 久しぶりにスコアを見る機会に恵まれました。 そうなんです、P30のリピートがメロディーの途中で唐突に行われるので、すごく異和感があったんです。 しかし、スコアにこんなに明確にリピートが示されているのに、かつては指揮者のほとんどが無視していたわけですかねぇ・・・ちょっとヒド過ぎるような気もします。 でも、今思い出したのですけれど、ベートーベンの運命交響曲の3楽章or4楽章でも同じようなリピートする/しない が分かれている箇所があったような・・・ お陰様で、久しぶりに『音楽の本質』に触れる話ができたような気がします。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • Tann3
  • ベストアンサー率51% (708/1381)
回答No.1

 交響曲の第1楽章は、いわゆる「ソナタ形式」ですので、「提示部」と呼ばれる最初の部分は繰り返すのが普通です。  ドヴォルザーク交響曲第9番『新世界より』の第1楽章も、楽譜に繰り返し記号があり、作曲者は「繰り返し」を指定しています。  これを、おそらくレコードの収録時間などの理由から、「繰り返しを省略」する演奏が増え、一時期そういう演奏が多かったのだと思います。忙しい現代にあっては、冗長な繰り返しを省略するほうがよい、とまで言い切った日本の音楽評論家の先生もいらっしゃいました。  しかし、特にここ20~30年の「オリジナル楽器」による演奏、作曲者の自筆原稿に忠実に校訂された楽譜の出版など、「作曲者の意図に忠実に」「初演当時のオリジナルにできるだけ近く」演奏することを重視する傾向から、楽譜通りに繰り返す演奏が増えているのではないでしょうか。  私の聴いた範囲では、名盤とされているケルテス指揮ウィーン・フィル、カラヤン指揮ベルリン・フィル、くーべリック指揮ベルリン・フィル、バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルなどは、「繰り返し省略」だったと思います。  これに対し、古い録音では小澤征爾指揮サンフランシスコ交響楽団、最近のものではアーノンクール指揮コンセルトヘボウなどが「繰り返しあり」です。実際の演奏会でも、繰り返すケースが増えているのではないでしょうか。

関連するQ&A

  • ベートーヴェンのハ短調交響曲1楽章4楽章のリピート

    ベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調で 第1楽章提示部、第4楽章提示部それぞれのリピートを省略している演奏のCDを探しています。 カラヤンがまだ若かりし頃は、作曲者の意志ではないとの理由で、ソナタ形式提示部のリピートを省略した演奏が多かったと聞いたことがあります。どのような感じになるのか是非聞いてみたいと思っています。

  • ドボルザーク作曲 歌劇(がんこ連中)について

    ドボルザーク作曲 歌劇(がんこ連中)について ドボルザーク作曲 交響曲第8番3楽章に歌劇(がんこ連中)のメロディが使われています。 この歌劇(ガンコ連中)について、ストーリーと演奏時間を教えてください。 また、歌劇(ガンコ連中)のCD/DVDなどは販売されているものでしょうか? 宜しくお願い致します。

  • ベートーヴェン交響曲7番4楽章のリピート(ダルセーニョ)について

    のだめで有名な、かのベートーヴェンの交響曲第7番の4楽章のリピートについての質問です。 演奏開始後2分くらいして、楽章の頭に戻る演奏と、そのまま戻らずに先に行く演奏が有ります。 楽譜には一応ダルセーニョがあるようですが、解釈が分かれるのは何故なのでしょうか。 また、それぞれのバージョンのお薦め録音を教えて下さい。お薦め理由の一言コメントがあると嬉しいです。

  • ドヴォルザークのチェロ協奏曲で。

    ドボルザークのチェロ協奏曲が大好きで,これまで数回演奏を聴きに行きました。 第一楽章の第一主題は,まずホルンの独奏で始まりますよね。 ところが,国内のオケを聴きに行ったら,3回中3回まで音がはずれてしまって いるようで,随分がっかりしてしまいました。 (もちろん国内で5本の指に入るオケばかりですよ。) ベルリンフィルで聴いたときは,期待通りの演奏で大喜びでした。 ホルンを演奏したことがありませんので,まったくわからないのですが, 奏法上あるいは,フレーズ的に難しいのでしょうか。 それとも,指揮者が意図的に音が割れるような演奏を求めているとか??? 詳しい方どうぞご教授ください。

  • 遅い演奏探してます!

    以下の曲(部分)で、演奏がかなり遅くできればそれが功を奏して雄大な演奏になっているようなCDを探しています。  1、チャイコフスキー 交響曲第5番第4楽章 472小節目以降(コーダ部)  2、ムソルグスキー 展覧会の絵 キエフの大門 後半2分の2拍子と2分の3拍子が混在するところ  3、ショスタコービッチ 交響曲第5番第4楽章 コーダ部  4、マーラー交響曲1番巨人第4楽章623小節前後から  5、シベリウス交響曲第2番第4楽章(特に終わりの26小節間)  遅い指揮者といえばチェリビダッケなど有名だと思いますが、どの指揮者でも構いません。その遅さゆえに最高の演奏になっているようなものを探しています。ご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひお教えくださいませ。よろしくお願いします。

  • 交響曲演奏における、楽章間の間隔について

    お世話になります。 交響曲の演奏のテレビ放映を観ていて、ズーット疑問に思ってる事があります。 第1楽章が終わると、指揮者が汗を拭いたり、演者が楽器を調整したりして、やおら第2楽章の演奏が始まります。第2→第3も同様です。 ところが、第3から第4楽章は連続するんですよね。 何故でしょうか?ご教示願います。

  • シベリウスの交響曲第2番、第4楽章の出だしについて

    最近クラシックを聞き始めた者です。 シベリウスの交響曲第2番、第4楽章の始まり(出だし)についてお聞きします。 私の持ってるCDは サイモン・ラトル指揮 バーミンガム市交響楽団 なのですが、第4楽章の始まりが唐突というか急なんです。 いきなり音が出てくるし、曲の途中から演奏しているような感じなんです。 もともとこういう曲なのでしょうか? 他の指揮者の第2番を聞き比べたことがないので、おかしいのかどうなのか全く分かりませんが、 どうしても違和感があったので質問します。 ご存知の方、教えてください。

  • チャイ5 4楽章コーダ部

    マニアックな質問ですいません。 タイトルにあるようにチャイコフスキー交響曲第5番の 4楽章コーダ部に関してなのですが、コーダが始まって 2回目にタータタ、タータタ、タッターと旋律が鳴る裏で ホルンが(他の金管も入っているかも)ターターターー、 ターターターーと4小節吹いているところが あるのですが、その部分がとても好きで、この交響曲の演奏を 壮大なものにするのには欠かせない音色だと思っています。 そこで詳しい方にお伺いしたいのですが、上記の部分を 特に浮き立たされている演奏をお教えください。  どうぞよろしくお願いします。 ※決して、そのような演奏が素晴らしいと言っているわけではなく  あくまで自己満足の世界になってしまいます。

  • 最初に全4楽章の交響曲を書いたのは誰?

    先に質問した内容は記述が未熟な為、削除しました。 調べた結果、メヌエットが入った最初の交響曲は オーストリアのマティアス・ゲオルク・モン(1717-1750) が1740年に書いたニ長調の交響曲でした。 私も調べましたが今や交響曲の「本当の父」と 呼ばれる、イタリアのジョバンニ・バティスタ・ サンマルティーニ(c.1700-1775)あたりではないかと 思っておりました。 彼は「交響曲の祖」とよばれるにふさわしい人物で 1720年代の作といわれている彼の最初の交響曲と 思われるハ長調の交響曲JC-7は、まだバロックの コンチェルト・グロッソを思わせる旋律の中に新しい 息吹きを感じさせる3楽章の交響曲です。 私も全部は調べてないのですが、イ長調の交響曲 JC-62が4楽章なのですが、残念な事に1750年頃の 作品と見られています。 1760年代に作曲された交響曲変ホ長調JC-26等は 古典派と呼ばれるにふさわしい曲になっています。 ハイドンの同世代の作曲家であるヨゼフ・ ミスリヴェチェクは1780年頃ミラノで彼の初期の 作品を聞いて「私はハイドン様式の父を見出した」と 叫んだと伝えられています。 ちなみにJCの番号は作曲順ではなくて、整理の 都合上、調性の簡単なハ長調から番号が 割り振られています。 しかし、当時は後の交響曲とは違って各楽章が 連続されて演奏される事も多く、4楽章である意味も それほど重要でないのかも知れません。 いずれにせよ、知識のない私にご指導ご鞭撻して いただけるかたが居りましたら幸いです。

  • ベルリオーズ 幻想交響曲 3楽章

    お尋ねしたいのは、タイトルの通り 幻想交響曲の3楽章についてです。 アマチュア市民オーケストラでオーボエを吹いています。 今度幻想交響曲を演奏する事になりました。編成について困っています。 この曲は 1stオーボエ+2ndオーボエ(アングレ持ち替え)の計2名だけで演奏可能でしょうか? 3楽章の冒頭で1stオーボエが舞台外で吹いています。 3人目のオーボエ奏者がいる場合は問題ないのでしょうが、2名しか奏者がいない場合、 「1st奏者は2楽章の間に舞台外に出て3楽章のソロが終った直後に急いで舞台に戻る」みたいな事がスコアに記されていますが、これって実際可能なのでしょうか? 色々なプロオケの演奏の映像を見ると、どのオケも3人目(もしくは4人目)の奏者が舞台外で吹いているようで、こんなバタバタ出たり入ったりしているものを見た事がありません。 2名の奏者で演奏会をした事がある方、いらっしゃいましたら、実際の状況を教えていただけないでしょうか。 よろしくお願いします。

専門家に質問してみよう