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D/A 中間部の信頼性は?
- 多くのMakerはOver Sampling技法の宣伝をしていますが、Digital処理系とAnalog処理系の間の部分については考察されたものが少なく、計測されたものもほとんどありません。
- 市販される部品の保証精度や回路構成によって歪率が異なります。DAC Chipの特徴によって音色も変わり、I/V変換素子の選択も重要です。
- DAC回路後段のLPFには多くの組み合わせがあり、音質への影響もあります。しかし、なぜその組み合わせを選んだのかの説明はほとんどありません。
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- DACは20kHzをどうやって出す?
表題の DAC は Multi Bit や Multi Stage Single Bit DAC ではなく、Pulse Generator を 1 基 (Single Stage) しか持たない Single Stage Single Bit DAC の事で、質問は「Single Stage Single Bit DAC はどうやって 20kHz の連続波を最大出力 (2V?) まで発振しているのでしょうか?」というものです(^^;)。 最終出力が 3bit~6bit 精度 (8fs~64fs) 以上となる Pulse Generator を 8 段~4 段重ねて段間出力誤差を DEM (Dynamic Element Matching) 回路等で補正した CLCS (Cirrus Logics Crystal Semiconductor) CS43xx Series や TIBB (Texas Instruments Burr Brown) PCM1716 或いは dCS952 のような Multi Stage Single Bit DAC ならば解るのですが、Pulse Generator 1 基のみの Single Bit DAC ですと 1/44,100 秒または 1/48,000 秒内に 24bit 分となる 16,777,216 回 Pulse 発振しなければならず、駆動 Clock 周波数は 16,777,216fs の 800THz 前後 (16bit 分でも 65,536fs の約 3GHz) という実現不能なものになってしまいます。 Single Bit DAC に内蔵されている Pulse Generator の駆動 Clock は ESS (Electronic Speech Systems) Technology ES9018 Series でも 100MHz 以下となっており、比較的安定して駆動できる 50MHz 程度ですと 1,024fs 程でしかなく、1,024 回の Pulse 発振では 20kHz 信号を 10bit 分しか立ち上げることができません。 長年 Multi Bit の PHILIPS TDA1541AS1 DAC Chip 機を愛用してきて、普段使いにしている TIBB PCM1792A DAC Chip 機も上位 6bit が 63 基の Pulse Generator になっている事からこれに 256~768fs 8~9bit 精度の下位 bit 用 Single Bit DAC 出力が加算されると 20kHz でも 14~15bit 分の動きに遅延なく追従できると思って安心して愛用しているのですが、新たに入手した Single Stage Single Bit の Generator を並列動作させるものであるらしい ES9018 機でも 20kHz の Test Tone を Peak 値まで連続出力できてしまう事から今までの Single Bit DA (Digital Audio) に対する理解が崩壊してしまいました(^^;)。 DSD (Direct Stream Digital) のような Single Bit DA (Digital Audio) では Sampling 周波数が 64fs だと 64 は 2 の 6 乗である事から 11.025~22.05kHz または 12~24kHz では 6bit 精度、即ち 6bit × 6dB/bit=36dB の Dynamic Range となり、20KHz 連続 Test DA 信号を Analog 変換すると最小出力 +36dB 以上の音が出せない理屈になってしまい、120dB もの理論 Dynamic Range を持つ 24bit DAC では理論上 Peak -84dB 以下というほぼ無音出力になってしまうと思っていたのが、実際は出てしまうんですよね(^^;)。 Single Bit DAC 嫌いでその動作原理をきちんと把握してこなかったことから実は 1MHz 程度の Sampling 周波数ながら 10KHz を数% の歪率で出力してしまう Class D Amp' IC Chip の複雑な Dithering 処理も不勉強でちんぷんかんぷんのまま Class D Amp' を利用しているですが(^^;)、実際に 20kHz Test Tone を最大出力 Level で連続出力できてしまう Single Stage Single Bit DAC のからくりも Dithering 処理の賜物なのでしょうか? 「44.1kHz の 64fs となる 2,822.4kHz Sampling の 1bit Digitizing では 2,822.4kHz の 1/4 から 1/2 までは 1bit=6dB、以下 1 Octave 下がる度に 1bit=6dB ずつ Dynamic Range が増加し、11.025kHz~22.05kHz では 6bit=36dB、1kHz が含まれる 0.689Hz~1.378kHz では 60dB の Dynamic Range となる」は間違いなのでしょうか? 間違いではないとすれば Single Stage Single Bit DAC は何故 20kHz Test Tone を連続で最大出力 (2V?) まで出力できるのでしょうか? 何故 16,777,216fs でなくても 24bit 精度の 20kHz を、或いは 65,536fs でなくても 16bit 精度の 20kHz Test Tone を Single Bit DAC は最大出力値で連続出力できるのか?……この疑問を解決できる Single Bit DA 解説 Page を御紹介いただけると幸いですm(_ _)m。
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御回答、有り難うございます。 >疲れている頭には拒否反応が出る…… ……へ(^_^;)……毎度、御苦労をかけます(滝汗)。 Dead Time のことなんぞ思いもよりませんでした。 てっきり Switching は 2 分岐 Selector を切り替える +ON(-Off)/-Off(+On) ようなもので、PC の世界では DRAM でも 50MHz Pulse を No Wait で On/Off し、Chip 内蔵 SRAM ならば 1GHz 前後まで追従する時代ですので、たかだか数 MHz 程度の Digital Audio Pulse なんぞ 30 年前の Access Delay 50nsec 級 Switching Gate でも余裕で切り替えられるものと思っていました(汗)。 御紹介くださった pdf を見ると、どうやら PC 用 Memory Chip 内でも Pulse の重なり、CMOSFET 回路同士が同時に On になる Timing というものがありそうですね。……DRAM の発熱って貫通電流が大半なのかな(^_^;)……。 考えてみれば PC では 0 と 1 さえ読み取れれば 0.1 であろうと 0.9 であろうと一向に構わないものの、Pulse 合成する D 級 Amp' や DAC では合成された波形に歪みが生じますね(^_^;)。 質問にも「DAC Chip 内部にある LPF で変調 Carrier は EMI の分まで充分に取り除けるし、そもそも変調 Carrier は Speaker で再生できないし耳に聞こえないものなのに何故 DAC 後段 Ope' Amp' で LPF が組まれているの?」という疑問を挙げたのですが、御紹介の pdf でも「不要!」みたいに切り捨てられるとますます疑問が首をもたげてしまいますね(笑)。 ちなみに EMI 除去の重要性はよぉく判ります。 ……と言うか、15 年ほど前に PLC/T (Power Line Communicator/Telecommunicator) を輸入して広めようとしたら電波通信系博士の大学講師で一級陸上無線技術士資格も持つ友人にバリバリ叱られた記憶があります(笑)。……他にも仕事で映像伝送 Cable の脇にあった蛍光灯からの Noise に悩まされたこともありますし(汗)……。 >でも、こういうことってチップメーカーが研究試行錯誤するだけで、チップを採用して製品を製造するオーディオメーカーが知らないってことも有り得ますね。 なんだか、それが多そうなのが怖いです(笑)。 >もう眠くて…… いえいえ、私なんぞ昨日は回答を頂いたのを確認せずに床に就いてしまって申し訳ないです m(_ _)m……今朝は早かったので(^_^;)。 有り難うございました。 素敵な Audio Life を(^_^)/
補足
いやぁ、締め切り催促ぎりぎりの 2 週間待ってみましたが、やはり質問の回答要求が「面倒」過ぎましたね(滝汗)。 Dead Time は「わざわざ + と ー の波形を重ね合わせて Differential 動作歪の解消」を謳った DENON の Alpha Processor なんて「時間軸がずれれば歪んだままじゃん(笑)!」になりますので、びっくりさせられた情報です(^_^;)。 先に提言した性能評価への考え方……BND (Octave 単位の再生 Bandwidth、bit 単位の最大音量対 Noise-Floor 比、bit 単位の常態 Distortion) 値を用いる「音能 (音質ではない)」に、部屋の音響状態や Speaker Unit の反応速度等と聴者が好みとする音色という感性の問題といった Catalog 数値からは推し測れない Acoustics (音響環境) の A を加えた「BAND Guarantee (音域保証)」という考え方にまとまってきました。 BND=4-4-4 (帯域保証 175Hz~2.8kHz、実効暗騒音比 24dB、歪率 6%) 辺りで携帯電話などの最低保障値 (B の中心周波数は f1=約 700Hz ですが、±0.5oct は許容範囲です) (また ND も±3dB は許容誤差範囲です) BND=6-6-6 (帯域保証 85Hz~5.6kHz、実効暗騒音比 36dB、歪率 1.5%) 辺りで優秀な Audio 環境 BND=8-8-8 (帯域保証 43Hz~11kHz、実効暗騒音比 48dB、歪率 0.5%) 辺りで家庭環境ではほぼ限界、Studio Monitor に近い環境 BND=10-10-10 (帯域保証 22Hz~22kHz、実効 S/N 比 60dB、歪率 0.1%) 辺りは Studio Monitor でのほぼ限界 家庭環境では音波にして出す前の電気信号状態に「音量等の調整に要する余裕値」 として求められる値として Analog 時代の機器では御馴染みの音能 BND=12-12-12 (帯域保証 11Hz~44kHz、実効 S/N 比 72dB、歪率 0.03%) 辺りは Analog 時代は電気信号機器でも保証できない値でしたが、 この質問でも Dead Time 問題を御紹介いただけたように 「Digital 処理状態でも位相 (時間軸) 問題や量子化誤差問題により、保証できるかどうか怪しい領域」 となりそうですね。 「音質」には「音能」の BND に加えて音響環境の A (Acoustics) も考慮すべきものなのですが、BAND Guarantee (音域保証) の考え方を進めて行くに当たって有力な情報をいただきました。 有り難うございました m(_ _)m 素敵な Audio Life を(^_^)/