親知らずの抜歯について

質問

親知らずの抜歯について

いろんなサイトをみて調べてますが判断つかないため質問させてください。

☆状態
下の親不知でまっすぐ綺麗に半分以上生えてる
親不知自体は軽い虫歯
過去他の三本は抜歯済み
他の歯と噛み合わせなしで孤立
奥歯と隣接なし

☆先生の意見
Ａ先生「親不知は他の歯にも移植可能、今の所虫歯だけど影響ないから残しときましょう」

B先生「虫歯だからとりあえず抜きましょう」

と、先生によって言われることが違っています。
他の歯に触れていないため炎症の危険は少ないので虫歯だけどそのまま残すべきなのでしょうか？

回答No.3

ryoma-maeoka · ベストアンサー

愛知県一宮市で歯科医師をしている者です。

私なりの意見を書かせて頂きたいと思います。

最初に、治療方針が先生によって異なるのは当たり前なのです。

もちろん大学で習う歯科医療の基礎は皆同じです。

ですが卒業後は各々が勉強会やセミナー等に出席し、
自分の目指すべき医療の形を模索していくのです。

そして本当に自分が患者さんに提供したい歯科治療を目指し、
信念を持って独立、開業していく。

ですから力を入れている分野や歯科治療に対する考え方は
違って当たり前なんですね。

自分の信念あっての医療者です。

そして信念が違えば治療の最終ゴールも違うということになります。

ただし、ゴールが違うと言っても、全員が患者さんのためを想って
治療していることには変わりありませんから安心して下さいね。

そして仮に同じゴールを目指す先生がいたとしても、
そこまでの道のり(治療方法)も１０人１０色です。

ですから先生によって言っていることが違うのは
全くおかしなことではないのです。

そして結果的に、

どんなゴールであっても、
どんな道のりであっても、

「患者さんが幸せならそれでいい」

と思うんですね。

実際これは他のビジネスでも全てそうだと思います。

どんな会社でも目指すゴールがあります。
ゴールに人々を導くために商品(道のり)があります。

そして一つとして同じものはありません。

ただ根底にあるのは、

「一人でも多くのお客様を喜ばせたい、幸せにしたい」

ということだけ。

全く同じですよね。

でもなぜか医療者は全員が同じ考え、目標を持っていると勘違いされてしまいます。

それぞれの先生が思う、

「患者さんにとって一番幸せなことは何か」

は違うにも関わらずです。

ですから結論を言うと、
実際に治療に当たる先生がどう考えていらっしゃるかを真剣し聞いて、
一緒に考えて治療方針を決めて頂ければと思うのです。

治療を受けるのは他でもないあなたです。

そしてあなたの唯一無二の大切な歯です。

絶対に後悔しないよう、納得して治療を受けて下さいね。

では前置きが長くなりましたが、
ご質問の親知らずについて私なりの回答をお伝えしたいと思います。

先ずは虫歯になった原因についてお話します。

恐らくTeam horumonさんの親知らずは噛む面が虫歯になっているのでしょう。

本来噛む面は比較的虫歯になりずらいとされています。

その理由は向かいの歯と噛み合い、食べ物が擦れることで
大部分のプラーク(細菌の塊)がこそげ落とされているからです。

ですから細菌が付着して停滞しづらい環境なので噛む面は虫歯になりづらいと言えます。
(ただ噛む面の溝が深い箇所は細菌がたまりやすいので虫歯になったりしますが)

しかし、Team horumonさんの親知らずは噛み合う歯がないとのことでしたから
噛む面にプラークが付着しやすいために虫歯になってしまったのでしょう。

噛み合っていない歯は噛む面も丁寧にブラッシングしてあげる必要がありますよ。

次に親知らずを抜くかどうかについてです。

私の信念では

「親知らずは自分でしっかりとブラッシングが出来る生え方なら残す」

です。

親知らずが生えていることでブラッシングによるプラークコントロールが出来ず、
隣の歯が虫歯になってしまうことがよくあります。

ですから本来機能を果たすことのない親知らずが原因で、
噛み合わせで重要な役目を持つ隣の奥歯がダメになってはいけない、という発想です。

今回のご質問の内容ですと奥歯とも近接していないようですから
ご自分で親知らずを丁寧にブラッシングできるのであれば残しても良いと思います。

虫歯の箇所だけ治療をすれば十分の残せるのではないでしょうか。

また将来の移植のためにとっておくというご意見ですが、
とても価値あることだと思います。

インプラントよりもご自分の歯で噛めることは機能的にも
管理のしやすさとしても優位でしょう。

また移植と簡単に言っても、実際やって頂ける先生は多くありません。

当然勉強していなくては出来ない手技ですからね。

ただし、ベストなのは移植をしなくてもいいように
ご自分のお口を管理することですよ。
これが大前提ですからね。

次の「虫歯なので抜く」というご意見も一つの選択肢だと思います。

親知らずということはかなり奥にある歯ですから当然器具が届き辛いのです。

ですから虫歯治療をするにしても前歯のように見やすいところと比べると、
治療自体の精度が落ちる可能性がある。

完璧な処置にならないかも知れない虫歯治療をして
後々痛みが出ては患者さんがかわいそうだから
抜いてあげる方がいい、というお考えだと推測します。

こちらもTeam horumonさんのことを想ってのご意見だと思いますよ。

ただご質問にあった「とりあえず」というのは間違っていると思います。

信念をもって、患者さんを想って行う歯科治療で
「とりあえず」があってはいけません。

しかも自分の歯は二度と生えてこない、唯一無二のものです。

その歯の価値を考えるならば「とりあえず」という治療方針には
ならないはずです。

もちろんB先生は先に述べた虫歯で抜く理由を考えた上で
提案されたのだと思います。

Team horumonさんに分かりやすいように「まぁ抜いた方がいいでしょう」
という表現だったのです。

ですからTeam horumonさんは何の知識もなしに「とりあえず」で治療を決めたり、
お口の管理をしたりしないで下さいね。

これだけは最後にお伝えしたいと思っていましたので。

自分なりに調べて、先生と相談して、大切な歯を守って下さいね。

長々となりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。

お大事にして下さいね。

お礼

ありがとうございます。

虫歯にはなっていますが、この虫歯を治してまで保持するか…というかんじですね。

結構虫歯的には進行している点と、なおしたあとちゃんと磨けるかという観点から難しいと判断して抜くことにしました。

ただ、なかなか予定がない日がないので来月くらいには抜きたいとはおもってます。

回答No.4

makoto_nifty

まず先生によって言われる内容が違っている件ですが、これは普通にあることです。なんら不思議ではありません。歯科医にせよ医者にせよ、これまでに培ってきた経験や知識を元に判断されます。そんなもんだ、と思ってください。

で、私の意見としては、抜歯はお勧めいたしません。私は４本の親知らず全てを残しています。２０歳の頃、歯科医師に抜歯を進められましたがすべて断っています。痛くもない歯を抜く理由が理解できなかったからです。生え方も悪く虫歯にもなりましたが抜歯せずに直しています。今、その当時の判断が間違っていなかったなと、つまり歯科医師のアドバイスに従わなくて良かったなと、心底思えます。歯科医師の判断が、必ずしも正しいとは限りません。だから患者も勉強すべきなのです。

もし抜歯を進めるのであれば、抜歯せずに治療してくれる歯科医師を探すべきです。幸いにも、歯科医師は、コンビニの数よりも多いですから。

お礼

ありがとうございます。

虫歯にはなっていますが、この虫歯を治してまで保持するか…というかんじですね。

といいつつもう抜きやすいように歯を削られてるので抜く方針になりそうです

回答No.2

isigenim

虫歯を治療って選択肢はないのですか？
歯肉がかぶっていて治療できないのでしょうかね。
移植はどこの歯医者でもやっているってわけではないので意見がわかれます。
（移植自体は確立された正規の治療法です）
移植やっている歯医者にずっとかかるつもりならその先生に従えばいいと思います。
どちらの先生も間違ってはいません。

お礼

ありがとうございます。

虫歯にはなっていますが、この虫歯を治してまで保持するか…というかんじですね。

といいつつもう抜きやすいように歯を削られてるので抜く方針になりそうです

回答No.1

ミッタン（@michiyo19750208）

B先生に1票

親知らずがあることで歯並びが悪くなり、健康な歯の栄養を持って行ってしまいます

・・・という私の主治医の見解

3本抜きましたが、残りの1本はまだ隠れています

参考までに写メ添付します

これが親知らずです

お礼

ありがとうございます。

虫歯にはなっていますが、この虫歯を治してまで保持するか…というかんじですね。

といいつつもう抜きやすいように歯を削られてるので抜く方針になりそうです