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失業率の問題
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自ら選択して失業することを『自発的失業』(voluntary unemployment) といいます。これは経済学でも当然のように"あるもの"として扱われています。 そして日本に限らず、同じ現象は世界中で起きています。 理由はもちろんさまざまで、自身のキャリアを考えたときに 短期的な仕事につけばむしろ将来が不利になる、 と考える人もいるでしょうね。より自分の労働力を高く売るという 選択も当然、アリなんじゃないでしょうか。 もちろん、質問者さんのおっしゃるとおり 働きたくないでござる!という方向の意思を持った人たちもいるでしょう。 まぁ、やりたいことがあって、生活の制限を受け入れられるのであれば それはそれでいいんじゃないでしょうかね。 というわけで、人間に自由意志がある以上、さまざまな考え方があり、 自発的失業の人が一定数存在する、というのが 経済学の一つの前提ともなっています。ここから、 失業率はゼロにはならない(ただし減らすことはできる)としているわけです。 唯一ゼロにできる方法は強力な指導者の下、 奴隷のように労働を強制することですが・・・ どこぞのお隣の国の方ならいざ知らず、 こういった方法は日本の感性にも文化にも合わないのではないでしょうか。 というわけで政治の問題として失業率の問題を考えると、 やはり失業率を『減らす』ことを考えるわけです。 そもそも求人が多くとも失業者が多い、という状態は 日本のみならず世界中で起きている現象ですので、 対策も既にいろいろ考案されています。 たとえば、 将来を考えて仕事を選びたいので失業している=働きたいのに 仕事を見つけられていないのですから、 求人する企業と失業者の情報をマッチングすることに 力を入れれば、この種類の失業者を『減らす』ことができます。 働きたくない!という層には、労働への意欲を掻き立てるような 『教育』に力を入れれば、やはりこの層の失業者を 『減らす』ことができるのです。 これらの政策は失業率を『減らす』効果が実際にあることは 確かですが、反対に失業者をこのニートが!とののしっても、 特に効果が無いですよね。 保護を不正に受給するような犯罪行為は厳格に取り締まるべき ではありますが、より社会のために労働力を搾り取・・・じゃなかった みんなに社会に貢献してもらうためにも、 みんなで政策を模索しているわけです。 同時に、現在の世界中の雇用政策が、完全に成功しているわけでは ないので、世界中で高止まりになっているわけです。 というわけで、もっと面白い、センスのある解決法を考案・発明すれば 世界中がすぐ飛びつくんじゃないでしょうか。
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- area_99
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ジンバブエの失業率95%よりましだと思います。
- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
1.週休二日制。 2.8時―5時基準の一日8時間労働。 3.有給休暇完全消化可能。 4.ボーナス有り。 5.ベースアップ有。 上記の5条件を備えた働き口が少なくなってきましたね。 これは、電機メーカーをはじめとした製造業が日本のコスト高を嫌って海外に生産拠点を移したことが原因ですね。 日本国内に残った仕事は、土日出勤、夜9時まで勤務、ボーナスの代わりに営業の成績給、そしてベースアップは無しという小売業やサービス業の仕事ばかりになってきたような気がします。 飲食業や運送サービス業ってのは家族経営でやるから無理が効くのであって、一従業員として雇われるのはつらいですね。
補足
飲食店経営してるんですよ 昔と違って今の子は修行という概念はないんですかね
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7194/21844)
仕事はありますよ。 工場労働などはいくら募集しても応募してくるのは 外国人ばかりです。 清掃や警備員は万年人手不足です。 中小企業の有効求人倍率は3倍以上もあります。 土建は7倍です。 サービス業などは、人手不足で深夜営業を 止めたところもあります。 選ばなければ、仕事はいくらでもあります。 あれはいや、これは合わない、なんて贅沢を 言っているだけです。
補足
ごもっとも 土建に人って集まってきてるんですか?
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補足
世界中のほとんどの国より日本は全然まし ではありますね