あの失恋さえなかったら

質問

皆さんほどの人物、才能、容姿、波瀾万丈の人生でしたら、ひとつぐらい人生を変えた失恋の思い出はありますよね？

中には、その日を境に漁色へと走ったとか、逆にその日を境に勉学（別にドラクエでもＦＦでもいいですが）に励んでゲーマーの間で名人と呼ばれるようになったとか、来年の今月今夜のこの月を僕の涙できっと曇らせると見栄を切って実は毎年晴天が続いて笑いものになったとか、たいした話でなくても構いません。
この失恋がなかったら私は今の自分にはなっていなかったかもしれない。その恋はどのようにあなたを変えましたか？そしてその恋がなければ今のあなたはどんな人生を生きていたでしょうか？
多少の盛りならOKです！

・・・私はやっぱり学生時代のフォークダンス同好会のＮ子ちゃんとの失恋。当時の私はデートとは喫茶店で互いの日常を報告する（それじゃ中学生の交換日記じゃないか＞自分）ものだと思って、手も握らず、肩も抱かずに３か月。ある日突然、綺麗な封筒に、うすーーい便せんのお手紙。「ごめんなさい。私好きな人がいます。」
すぐさまフォークダンス同好会を辞めて、ひたすら美術部の活動に専念。秋の展覧会にＮ子ちゃんの肖像画（藤田嗣治風）を描いて出品。
その後 櫻井 秀勲という人の本を読んで、男女のコミュニケーションは言葉でなく触覚なんだと理解し、相手かまわず口説き、関係ができてから恋愛がはじまるという習慣ができました。
あの失恋さえなかったら、私は東北のほっぺの赤い女の子を嫁っこにもらい、建設省あたりの実直な官吏でいまごろ定年退官。老人ホームでフォークダンスの指導員かも。

回答No.6

isoken · ベストアンサー

ex さん、こんばんは。

当然のようにしゃしゃり出てきました、さあ賑やかしに精一杯盛っちゃいますね。

＞あの失恋さえなかったら

結論から申し上げれば、大筋で今とさほど変わらぬ人生を歩んでいたと思います。

但しあの失恋が無ければ、苦労らしい苦労には何一つ遭遇しなかった （ ・・と勝手に思ってる ） 我が人生で、唯一とも思える奈落の底を見る事はなかった、そしてその後の出鱈目な女性関係もあったかどうか、つまり今尚私の記憶の襞に残る途中の風景が見れなかったのは恐らく確かでしょう。

過ぎてみれば失敗もそして失恋も、須らく我が人生を飾る甘美な思い出でして、何も無い平坦な人生を送るよりは、余程恵まれていたと考えるのは私だけではないはずです。

さてもごくありきたりな恋愛道を歩んでおりました、一人の女の子だけを見つめ・大切にするそんな風な、或る女性と出会いそして振られるまでは・・。

件の彼女は才色兼備の上に恋多き悪女、その取っ掛かりは彼女からのアプローチでしたが、それがある日突然 「 好きな人が出来たの 」 ・・と、たった１本の電話でお別れを申し渡されたのです。

「 地獄に落ちやがれ！ 」 正直そう思いました・憎みもした、その一方で未練たらたらだったのもまた確かでそれはカッコ悪かった、そんな失意のどん底にあった当時巷で爆発的にヒットしていたのが 「 いとしのエリー 」 でした。

それからです、私が恋愛に対して或る種の不感症となったのは・・。
本当に好きな相手であれば、失敗した時の精神的リスクを考えるとそう簡単に口説けるものじゃないのでしょうが、その怖さが無いからもう誰でも口説けちゃう、そして如何な美形嬢と付き合おうが好きにならなかった、今の家内もそうです、勢いで結婚はしましたが別段死ぬほど惚れた訳じゃない。

その一方で、如何なる手段を用いても彼女を再び夢中にさせそして奈落の底に突き落とす、そんな陳腐な復讐劇を思い浮かべたりもしましたが、何年かの冷却期間を措いて臨んだリベンジ・マッチに於いて、またもや千尋の崖下へと落ちていったのは他ならぬこの私でした。

痩せ我慢こそ男の矜持、そう自身に言い聞かせてきっぱりと諦めたはずでした、ただ決まって秋風が吹くころに夢に出て来ちゃうそんな悪夢を繰り返した後、それはやっと痛みも消えかけた１０年ほど前の事、寝た子を起こす事件がまたもや起こったのです。

まあ何度も同じ事を書き綴ってはカッコ悪い為、敢えて事実関係を大幅に割愛して殆ど全てを御想像にお任せしますが、新聞紙面に御丁寧にもそれと分かる写真付きで掲載された彼女、僅か数行に過ぎないそのベタ記事が私に齎した情報は多かった。

それ以上に係争の解決手段としての裁判は、長い年月を掛け・何度も出廷ししかも世間様に我が身を晒すリスクを負う訳ですから、恐らく最も費用対効果が悪い方法論、そして得られる金銭も精々何百万円がいいとことなれば、仮に私であればリスクと引き替えの何百万円ぽっちの金なんか欲しくも無い、現在の彼女はさほど経済的に恵まれた環境にないのかなぁと・・。

最後にまたまた吹きますが、４０代後半でその道を引退するまで本当にモテました。
ただ人生で唯一惚れ抜いたたった一人の女性と縁が無かったこの私、その代り私だけを大切に思い愛してくれる今の家内と巡り合えたのもまた確かでして、神が合わせてくれた人生最大の帳尻、そういう事であったのかも知れません。

長々と失礼しました。

お礼

isokenさんこんにちは
＞当然のようにしゃしゃり出てきました

ありがとうございます。「その日を境に漁色へと走った」と言うフレーズを勝手に借用した時点で
isokenさんにご登場をお待ち申しておりました。

すみません、モテ男のisokenさんに蝉の幼虫のような地中で苦難に耐えるような時代など
あろうはずもなく、失恋といえば一生に一度。相手は一人。
もうすでにご自身が「クソ女スレ」で語られていたのでしたね。失礼しました。
あのスレでは、私は三久ちゃんの四角い箱の話に気をとられ忘れていました。

＞大筋で今とさほど変わらぬ人生を歩んでいたと思います。
仕掛けられる恋、据え膳が基本の恋愛体験を重ねてこられたisokenさんにとって、懐石であろうが
フレンチであろうが、据え膳を幾度か堪能したなかで、「はい。おしまい。」と突然お膳をさげれた
経験は一度もない。
いままで味わったことのない衝撃だったということは察するにあまりあります。

＞但しあの失恋が無ければ、苦労らしい苦労には何一つ遭遇しなかった

育ちがよくて立居振舞の優雅な男、これに整った容姿が添えばランチに立ち寄った割烹の仲居さんでも
、外国のレストランのウェイトレスでも対応のしかたがまるで違ってくるのですね。
女というのはなんでこう不公平で現金な嗅覚をもった動物なんだといつも感心します。

＞我が人生で、唯一とも思える奈落の底を見る事はなかった、そしてその後の出鱈目な女性関係もあったか
どうか、

彼女の最初の結婚をisokenさんが阻止しようとし（？）あえなく散ってしまったのですか？
しかしその相手とは幸福になれずに別れて再婚・・・・いやぁ、美人で聡明なのに恋多き女性なんですね。

isokenさんがご自身で書かれていたように、おふたりとも自分を愛する性格で、この世で自分以外の者を
愛することに不器用なのかもしれませんね。

＞或る女性と出会いそして振られるまでは・・。件の彼女は才色兼備の上に恋多き悪女、
その取っ掛かりは彼女からのアプローチでしたが、・・・それがある日突然 「 好きな人が出来たの 」
・・と、たった１本の電話でお別れを申し渡されたのです。

なぜ、美人はいつでも電話一本で、出前のざるそば断るのと同じ調子で「お別れしましょう」と言ってくるのでしょうか？

この辺は誰に聞いたらわかるのでしょうか？恋愛統括責任者というのがどこかにいて「あなたいくら容姿端麗といっても、礼儀はわきまえたほうがいいわよ」とか注意くれたりしないのでしょうか。
なんとかしてほしいですよね。

私の場合、美人のお別れ電話を受けたとき咄嗟に
「押すな！潔く引いてみろ。」
という天のスケベの神様の声が聞こえてきました。
二言三言ブツクサ言ってみたところで覆るものでなし
「わかった。もう会わないことにしよう。」
と答えていました。

しかし気が付けば、いきなり鳴った携帯を手に降り立った田端の駅のホームに一人。
佇みながら自然に涙が流れました。
そりゃ、一回目で円山町のホテル。二回目のデートでいきなり麻布狸穴町のアルファインに連れていったのは、
私の間違いです。当人も面食らったかなぁと私も反省していました。
しかし、人妻とはいえ女優クラスの美形。もう少し長く付き合わせてほしかった。スクリーンの幕が上がって、
知的な会話、ロマンチックな食事、官能の夜、・・・その先はフィルムが切れたみたいにお終い？

＞そんな失意のどん底にあった当時巷で爆発的にヒットしていたのが 「 いとしのエリー 」 でした。
そういうことだったのですね。やっとわかりました。

＞その怖さが無いからもう誰でも口説けちゃう、そして如何な美形嬢と付き合おうが好きにならなかった、

モテモテ君も悪女ちゃんも創られる過程は同じなのかもしれません。
「身体の傷なら治せるけれど、心の痛みは癒せはしない♪」ｂｙ　沢田研二
モテない男が惚れてフラれてを繰り返し、パンチドランカーになっていくのと逆で、
モテモテ君はパンチが見切れるようになるのでしょうね。
惚れてない、冷たいほうがモテる。

このコツをつかむと女なんて意のままに動かせるような気になるし実際動いたりするのですね。
でも純な男ほど、惚れてない女を口説いたら不誠実だと思い込む。
そもそも男と女の駆け引きに誠実さほど邪魔なものはない。あれはどこかの皇室のお妃が自分の相手の皇族をみて「とても誠実な方」と表現して流行った言葉。
下世話な男には誠実は褒め言葉ではない。お見合いのお断りの形容詞に近いです。

＞今の家内もそうです、勢いで結婚はしましたが別段死ぬほど惚れた訳じゃない。
そんな罰当たりなｗこの言葉は封印しておかないといけません。（二行削除）

＞何年かの冷却期間を措いて臨んだリベンジ・マッチに於いて、またもや千尋の崖下へと落ちていったのは他ならぬこの私でした。
バックスバニーのアニメーションみたいですねｗ
私の方は「お別れ電話」のあと1日もたたないうちに、彼女から電話。
「わたしやっぱり　別れたくない」
あきれたけど、かなり嬉しかったですね。あれほどセオリー通り、冷たく別れられたのは
要するに、これが人妻との不倫、遊びだったからでしょう。

＞ただ決まって秋風が吹くころに夢に出て来ちゃうそんな悪夢を繰り返した後、
いや、そこまで思い込めるということはある意味幸福ですよ。
isokenさんが女性だったらなぁ
そういう手負いの鹿のような女性を慰めてベッドに誘うのは私得意でした。
「きみ、それは執着と言うものであって愛ではないよ」
とか
「愛と思うから悲しい。執着と思えば愚かな自分が見えてくる」
とか言うと
「今晩、もう少し私につきあって下さらない」
という展開になったものです。

＞まあ何度も同じ事を書き綴ってはカッコ悪い為、敢えて事実関係を大幅に割愛して殆ど全てを御想像にお任せしますが、
いえいえ、イケメンが失恋するシーンは話のタネなんてレベルでなく男女の機微、恋愛の深淵を覗く思いで大変役にたちます。テレビでも一番視聴率がとれるシーン。

＞新聞紙面に御丁寧にもそれと分かる写真付きで掲載された彼女、僅か数行に過ぎないそのベタ記事が私に齎した情報は多かった。

それでも、最初の段階で口説いて一緒になって裏切られて離婚する、つまり彼女の最初の夫とisokenさんが入れ替わったとしても、それは私の結婚と同じですね。好きな女と結婚できても相手から本当に愛されたかどうかはわからない。恋多い美人というのは、本当に愛された経験がないのかもしれません。
男は、自分の姿形ばかりを褒め、口説き、言葉に落ちれば束縛し、執着するばかりで、誰もわが身に替えて自分を守る気概などない。そこで「男ってみんなこうなのか」ほかに目を移しつきあってみると、きっとここに本当の愛があるはず・・と期待する。
＞現在の彼女はさほど経済的に恵まれた環境にないのかなぁと・・。
なぜか、昔の彼女の経済状態は気になりますねぇ。愛情で満たされていなくていいからせめて経済的には恵まれていてくれよ・・・みたいな。そういう想いは、結構愛情に近いですよね。
＞ただ人生で唯一惚れ抜いたたった一人の女性と縁が無かったこの私、その代り私だけを大切に思い愛してくれる今の家内と巡り合えたのもまた確かでして、神が合わせてくれた人生最大の帳尻、そういう事であったのかも知れません。

isokenさんの高貴な人柄がうかがえるお言葉ですね。人を愛することを忘れた男が、一人の女に尽くされ愛されることで愛に癒され、愛を学ぶ。いいお話です。
失恋は人生の序章として本当の出発を彩るものかと思っていましたが、こんなふうに間奏曲として流れ、何度も流れるうちに次第に主題と表裏一体で流れる恋もあるのですね。

ご回答ありがとうございました。

回答No.8

adele24

こんにちわ。
お題を拝見して、パッと浮かんだのですが、、５.michiyoさんのご回答で、
＞それは中学生のときの美術教師です　・・を拝見して、もうビックリ、
えっ、私のこと！？って思うくらい、全く同じです。（笑）

もちろん、私も、一方的な片想いで、告白も出来ず。。(T_T)
私にとっては、初めての’胸キュン’で、心ときめき、心ざわついていました。。

当時、女ばっかりの学校で、男性教師と言えば、オカマみたいな体育教師や、
おぼっちゃま社会科教師、、この先生が生徒に人気でしたが、。

美術教師のＢは、学校の中でもちょっと浮いた？存在で、Ｂがいいって言うのは、
ちょっと憚られるような、変わり者扱いされるような少数派でした。

当時、美術室奥の荷物置き場のような、アトリエのような部屋に、Ｂの作品、
絵やトルソーなどが置いてあり、そこに、よく１人の高校生が、、
物静かでキレイで、当時、もの凄く大人に見えたのですが、、入り浸っていました。
いや、Ｂに気に入られ、美大に進まれるのに、直接指導を受けてらしたようです。

美術室の掃除当番になるのが嬉しくて、なんとなく謎な、秘密の匂いがして、(笑)
上半身裸のトルソーは、その高校生じゃないかという噂も一部あったりして・・

しかし、私といえば、小学校の時から、図画工作は大嫌いで、絵は大の苦手。(>_<)
先生に秘かに憧れ、恋心を燃やしながらも、どうしようもなく空回り。。

それで、＞あの失恋さえなかったら ・・どうなったかって、
いや多分、もっと健全な恋をしてたかもしれない。。(笑)

ついでに、先生、５～６年前に卒業生と再婚され、今も現役で美術家としてご活躍。
まさか、あの時の高校生！？・・なわけはなく、、
＞倍以上女子？　いえ、倍以上男子？を実践され、半分くらいの年の卒業生と。。

いいなあ～、私ももっと遅く生まれてたらなあ～(笑)

お礼

adeleさんこんにちは
え、美術教師意外な人気ですね。adeleさんも思いを寄せて告白もできず・・
ですか。役者で言えば豊川悦二とか根津甚八の役どころでしょうか。
え？もっと若い？　　　失礼しました。

何か訳ありの
風情で職員室には顔を出さず、スモックみたいなアトリエ着を羽織って、美術教室の
カーテンはいつも締め切って春先でも石油ストーブを焚いて毛布をまとったモデルさん
が寒くないように気を使う。
何度も塗り重ねられた絵具は、いつ終わるともない複雑なマチエールに溶け込み
あるとき明確な骨格をもった半裸の少女像がキャンバスに浮かび上がる。
ムンクの「思春期」と似た色調のその絵はどこか美大を目指して通ってきていた高校生
に似ている。

私も美術を目指していた時期がありました。もう少し純な心を持っていたら
ワインのアロマだのブーケだの俗なこと言わないでテレピン油の匂いが好きな美術教師に
なっていたかもしれません。

＞私にとっては、初めての’胸キュン’で、心ときめき、心ざわついていました。。
おそらく、美術教師というのは、本来はパトリス・ルコントの映画のように淫靡で妖艶な
場こそふさわしい存在なのでしょう。夢破れた淋しさと消えない情熱と、「俺はまだ本気出してないだけ」
的な子供っぽさが少女の母性本能をくすぐり一緒に暮らせばどこまでも堕ちて行きそうな
危うさを感じさせる存在なのではないでしょうか。そういうものは子供には手におえません。

＞Ｂがいいって言うのは、ちょっと憚られるような、変わり者扱いされるような少数派でした。

これはmichiyoさんともどもadeleさんの早熟な感性を象徴するエピソードと拝察いたします。

＞当時、美術室奥の荷物置き場のような、アトリエのような部屋に、・・・・。
いや、Ｂに気に入られ、美大に進まれるのに、直接指導を受けてらしたようです。

おそらく世界で一番落ち着く空間でしょう。

多分、彼女は石膏デッサンの指導を受けていたのでしょう。中学の美術教室には
石膏像の数も少なく、高校の教室で描いたものを持ってきては先生の指導をうけて
いたのでしょう。

＞先生に秘かに憧れ、恋心を燃やしながらも、どうしようもなく空回り。。
幼い恋心は何故、自分と遠いところのものに惹かれそこから火が付くのでしょうか
別世界だから距離がある安心感があるものの対岸の火事みたいな他人事で終わっちゃう
これもまたどうしようもなく空しいですね。

＞ついでに、先生、５～６年前に卒業生と再婚され、今も現役で美術家としてご活躍。
やはり才能を発揮されて、というかもとより雌伏せし芸術家、あるいは都会なら若い芸術
家が売れるまでの一定期間美術の教師になるというのはよくある話

＞いえ、倍以上男子？を実践され、半分くらいの年の卒業生と。。
いいなあ～、私ももっと遅く生まれてたらなあ～(笑)

うーん。いい男なんでしょうね。どういうタイプ？教師といえばまっすぐな性格の
内野聖陽とかおもうかべますけど、美術というところで捻らないといけないので
難しいですね。齊藤工が暗い演技したら丁度いい感じなんでしょうか。

そうですか、女の人も実らぬ恋があとを引くのですね。でもその相手がどんな人だったかというところに、その人の矜持がしのばれて、興味深いですよね。
ご回答ありがとうございました。

回答No.7

isoken

ex さん、おはようございます。

素敵なお礼を頂き、ありがとうございました。

さて果てしない優しさと如何な話題にも順応可能な引出しの多さ故の聞き上手、ex さんが数多の女性を惹きつける所以はそんなところにこそある、常々そう感じております。

依って紆余曲折の果てに今の幸せを手に入れられた、当然の帰結なのであろうと・・。

＞彼女の最初の結婚をisokenさんが阻止しようとし（？）あえなく散ってしまったのですか？

いえ、２度目の玉砕を遂げたのは彼女の結婚の遥か以前でして、直接的な関わりはありません。

私とて僅かばかりは恥を知る身、その時点で全ての決着を付けたはずでした、理性で無理やり感情を制御して・・、ところで彼女の最初の結婚を風の便りで聞いたのは２６～７歳の頃でしたねぇ。

＞しかしその相手とは幸福になれずに別れて再婚・・・・いやぁ、美人で聡明なのに恋多き女性なんですね。

当然の事ながら、女性のタイプも千差万別のようでして、亭主が持つ瑕疵の全てを愛情で包んでしまう嫁さんもいれば、ほんのちょっとの不満にすら耐えられない種類の方もおられる、彼女は恐らく後者であったろうと・・。

持って生まれた美貌が故の選択肢の多さから、我慢の道ではなく別れを選択してしまうのでしょう。
ただしその種の決断が、必ずしも常に幸せを招き寄せるとは思えませんが・・。

＞isokenさんがご自身で書かれていたように、おふたりとも自分を愛する性格で、この世で自分以外の者を愛することに不器用なのかもしれませんね。

仰る通り、仮に一緒になったとしても早晩離婚という結末は逃れ得なかったでしょう、しかも互いにボロボロになりながらです。
二人に共通するところは、果てしない無償の愛の中においてのみ生息可能であるという点でしょうから。

＞それでも、最初の段階で口説いて一緒になって裏切られて離婚する、つまり彼女の最初の夫とisokenさんが入れ替わったとしても、それは私の結婚と同じですね。好きな女と結婚できても相手から本当に愛されたかどうかはわからない。恋多い美人というのは、本当に愛された経験がないのかもしれません。

この点も頷からずを得ない、ただ私としてはどんな形であれ燃え尽きてしまいたかった、ホセ・メンドーサとの死闘で灰になった矢吹丈のようにです。

人間誰しも生まれつき備わったアジャスト能力がある、依って不幸な離婚の末に行き着いたのが今の嫁さん、そんな形が理想的だったのかも知れません。
まるで ex さんの後を追うようにです。

長々と失礼しました。

お礼

isokenさん　こんばんは
再度ご登場、ありがとうございます。

＞数多の女性を惹きつける所以は・・・・　いえいえ、それは褒めすぎです。私はニッチな領域で生息しておりましたから
ごく一部の特殊な性向の女性の共感を得ていただけで、質はもとより数でもオールラウンドなモテ男であるisokenさんの
足元にもおよびません。

＞亭主が持つ瑕疵の全てを愛情で包んでしまうのもほんのちょっとの不満にすら耐えられない

嫁さんもいれば、・・・種類の方もおられる

そういうのを「相性」と呼ぶのでしょうか。相手の欠点を許せるか、ほんのちょっとの不満にすら耐えられないかは、
価値観や育った環境、趣味、経済感覚や持って生まれた性格であったりして、こればかりは付き合ってみないと
わからなかったりしますよね。

＞持って生まれた美貌が故の選択肢の多さから、我慢の道ではなく別れを選択してしまうのでしょう。

ここで、おそらく俗に言う「男を見る目」が問題になるのでしょうね。頭脳明晰、成績優秀な男がよく考えもせず
東京医科歯科大学にいって、主席で卒業して歯医者になるみたいなもので、選択肢の幅の広さと自分の求めるものが
はっきりしないが故の不幸かもしれません。
とにかく、アラブの石油王から東京のキー局の支局長クラスまでお声かかりは幅ひろく、その気になればどんな
未来でもいのままというのが、美形の国際線のCAさんにとって当たり前のことなのでしょう。
資産家の御曹司からベンチャーの星まで・・ただし、金持ちで教養があって感性ゆたかで、イケメンでかつ人間的に
魅力があるかどうかはわかりませんが・・・
美人というのも確かに生きづらいものなのですね。

美人に生まれて、美人として育った女性は、自分の美貌の配当というものがどれくらいのものか
測りかねているのでしょうね。
結婚した男がどれだけ幸福をもたらしてくれたところで、それが自分の美貌の配当のすべてだとは思いたくない
のでしょう。そういう利害損得とは別の「色恋の情熱」の部分でも飽くなき探求心を燃やしていたりする。

＞二人に共通するところは、果てしない無償の愛の中においてのみ生息可能であるという点でしょうから。
ある意味、これはすべての男女に共通していえることかもしれません。「相思相愛」とはせんじ詰めれば
そういう話で、それを互いがボロボロになるまで求めあうのでなく、あるところは奪われ、あるところは
自分を押し通してほどよいバランスの心地よさ・・・みたいなのに置き換えていくのかもしれません。

＞ただ私としてはどんな形であれ燃え尽きてしまいたかった、ホセ・メンドーサとの死闘で灰になった矢吹丈のようにです。

今回のisokenさんのお話で私が救われたのは「果てしない無償の愛の中においてのみ生息可能」という言葉です。
私の最初の妻がきっとそういう人だった。愛されるということは自分の人格を犠牲にしても自分に尽くしてくれるという
ことだと彼女は思っていたようです。
私は、彼女について自分が惚れた男には「果てしない無償の愛を捧げる女」なのだと思っていました。ただ自分は
二番手だったから愛されなかった、しかし好きになって結婚した以上責任を持って添い遂げようと思っていました。

これは、燃え尽きる恋でしょうか。気が付けば妻は私の知らないところで元彼と二年もの間密会を続けていました。
先妻が「果てしない無償の愛の中においてのみ生息可能」な女性だとすれば、もっと年上の世捨て人のような
美術の教師でも選べばよかったのでしょう。

しかし「果てしない無償の愛の中においてのみ生息可能」な女性という認識は、もう15年以上昔の私の心の
古傷を癒してくれる気がします。
お前が悪いんじゃない。どうやっても無理だったんだって・・・・。

失恋というのは、不思議なものです。
おそらくその相手とは、前世何代にもわたって関わりがあったのではないかと思えるほどです。
失恋の思い出はいつまでも癒えることなく、傷が痛むころに新たな治癒の言葉を与えてくれる人が現れるのですね。

ありがとうございました。この質問をしてよかったです。

回答No.5

ミッタン（@michiyo19750208）

皆さん、盛りがお上手ですね

私はストレートにいきます

それは中学生のときの美術教師です

今で言う「倍以上女子」の典型でした

私が14歳、先生が30歳ちょい

当然、メールやLINEなんてないですし、告白する術も知りません

私の一方的な片思いでした

そして告白も出来ず卒業

ですが、先生のおかげで倍以上女子に転身

以来四半世紀、趣味・特技が「オッサン転がし」

同世代・年下君に全く魅力を感じないのです

ま、リアル倍以上女子ですと、お相手がよぼよぼの爺さんになってしまいますので、「実父より年下」ならOKと定義付けしています

おかげで人生楽しんでいますよ

今更、同世代と付き合おうとはこれっぽっちも思っていません

あの失恋がなかったらどうなっているでしょうね？

お礼

michiyoさん　こんにちは
中学の美術の先生。私の恩師はおそ松くんのイヤミににた顔の伯父さんでしたが
可愛がってもらいましたね。私に『学校自慢』という新聞のコラムに載せるイラストを
描かせてくれました。美術（図工）と国語は小中高通じて５でしたけど、なかなか
地方紙の夕刊とはいえ、マスメディアに載る機会はそうそうありませんでしたから
うれしかったです。
http://www.youtube.com/watch?v=3VihEmNnw9c
RCサクセションの唄うような美術の先生は今でもいるんでしょうかね。

さてひと回り以上歳が上で報われぬ恋をひきずっちゃわけですね。そういえば男でも初恋のイメージはどこかでひきずっていますね。中学のとき言い寄られた相手がnaokoちゃんでその後高校で大谷直子ちゃんによくにた優等生のその名もnaokoちゃんに片想い。フォークダンス同好会のNちゃんもnaokoちゃん。

そうですか、歳が離れていても女性は精神年齢が高いというか、わたしも13歳年下の女性と恋仲になったときは、まるで竜宮城で過ごした一年のようにすべてが夢見心地でした。若い女性に溺れる男の気持ちがよくわかりました。
彼女は、基本的にファザコンの傾向があったように思います。
相性もあったのでしょうが、とても濃密な愛の記憶が脳裏に刻まれています。

角松敏生さんは50代半ばでしたか。年回りもちょうどいいんでしょうね。
＞同世代と付き合おうとはこれっぽっちも思っていません
これは、おそらくそういうことでしょうね。年下や同年では、彼女もミっちゃんも操縦不能かもしれません。
いや、ご回答ありがとうございました。
美術の先生ってのがカッコイイです。今お会いしたらまだ還暦前だったりして

年回りは　いい塩梅じゃないですかねぇ。
あ、そうかパートナーがいらっしゃいましたね。すみません。

回答No.4

sqqrcxvx

exさん　こんばんは。

やぁぁ、全員ではないにせよ、高名な画家はしばしば優れたエッセイストでもありますが、この質問文の様に、クスリと笑わせながら読ませる文というものは、なかなか書けるものではありません。

＞来年の今月今夜のこの月を僕の涙できっと曇らせると見栄を切って実は毎年晴天が続いて笑いものになったとか
＞私は東北のほっぺの赤い女の子を嫁っこにもらい、建設省あたりの実直な官吏でいまごろ定年退官。老人ホームでフォークダンスの指導員かも。

この辺り笑えましたね。

では、こちらも・・と言いたいところですが、何しろ仕事関係でのソレは、先ずわが身の保全というサラリーマン根性が先に立ち、美味しい話を幾つ逃した事か・・・

若い頃、自分と波長の合う先輩が女性問題で失脚し、懲罰的にとんでもない所に駐在員として島流しされ、皆で成田まで見送りに行った事があります。先輩にはスイス製のサバイバルナイフを餞別として贈りましたので、何処かはご想像下さい。

その先輩の事がトラウマとなり、社内や取引先関係の女性には、随分臆病になってしまいました。仕事関係以外で人付き合いが広がらない私には痛手でしたね。社内には女性はたくさんいるのだけれど指くわえて視てるだけ。振り返れば向こうさんからのジャブはあったんだけどねぇぇ・・・このジレンマだけで今回の回答とも言えるでしょうね（笑）

でもそれではあまりに味気ないので、もう少し続けます。

先だってisokenさんへの回答で述べた２番目の女性について補足という形で書いてみます。

やはり仕事上で知り合った訳ですが、社内でもなく深い取引先でもなく、という事でスケベ心を正直に出してみました。

以前述べたんですが・・・婚約中なのに何故浮気をしようとしたのか？についてです。

付き合ってる最中も、彼女の中の焦燥感・苛立ちと云うものを何とはなく感じていましたが、こちらも当時は若かったので、深くは考えなかったのですが・・・
婚約者＝某大学の研究員、一見良い相手の様ですが所謂ポスドク問題で、期限付きでの低収入の上に立場が不安定。助手のポストにありつくのさえ大変な倍率なんですね。下手すりゃ無職で放り出される場合も。助手を経て准教授（助教授）に上がっていける保証なんて何処にも無いんですよ。

世間にはポスドクの夫を、妻が小学校の先生をしながら支えてる、なんて話がよくありますが。その彼女にはそんな考えは更々ない。

考えられる事は、「乗り換える（つまり私に）」、「あくまで婚約者の将来に賭ける」。で、結果として後者を取った訳です。
彼女は計算していました。後者を取った場合、浮気の相手が　＊追って来ない　＊騒がない　＊タレこまない
これは必須。
私も見込まれたもんですねぇ。女性はこうした男女の機微にかけては非常に冷徹で緻密。
つまり、この男（私）は、素直におこぼれ頂戴を喜んでいると。不意にサヨナラしても逆上しないと。優れた洞察力でした。

博識なexさんですから当然ご承知かとは思いますが、研究員なる人達の生活は思ったより地味です。最近ノーベル賞を受賞した３人の内のお一人は奥さんと結婚相談所で出会ってます。一般人とさほど変らない形ですね。

長くなりましたがこの辺で。

お礼

SQさんこんにちは
＞なかなか書けるものではありません。
お褒めにあずかり恐縮です。ありがとうございます。高校時代は落語研究会ですから高座でウケてなんぼという人生です。
＞美味しい話を幾つ逃した事か・・・
勿体ない。ひとつぐらい・・・と思いますが実はうちの会社も少し前までは大量に女性がいた業態で新人研修で職場の変なお姉さんつかまえちゃった先輩とかいましたね。
我が社はデカいだけで基本ドメスティックな会社ですからタガログ語もスワヒリ語もベルベル語も縁がなかったですが、たしかに語学に堪能な同期はなぜか女癖がよくなかったです。容姿も男前で人気アナウンサーのA住に似た彼は、今は南アフリカでM&Aした会社の責任者やってます。
。

＞社内や取引先関係の女性には、随分臆病になってしまいました。
それが正解なんではないでしょうか。
＞社内には女性はたくさんいるのだけれど指くわえて視てるだけ。
はい。それはお客様がお持ち帰りするとか？うちのご近所にもそれらしき方々が
たくさん。（え？ちがいますか）

＞このジレンマだけで今回の回答とも言えるでしょうね（笑）
なるほど、了解です。

＞やはり仕事上で知り合った訳ですが、社内でもなく深い取引先でもなく、という事でスケベ心を正直に出してみました。

いいぞ。そうこなくちゃ。それでこそisoken三羽烏のSQさん（・・・ってあとひとりはｋｊさん？）

＞婚約中なのに何故浮気をしようとしたのか？についてです。
それですよ。それ。婚約中のつまみ食い。これはもうひとつジャンルですよね。マリッジブルーならぬプレ昼顔とか、いまのうちならまだ恋愛ですむみたいな。内藤陳風に言えば「浮気せずに死ねるか」みたいな切羽詰った心持なのでしょう。
そしてだいたい十人並の女性はこんな気持ちにはならない。恐ろしいですから。せっかくつかんだチャンスを握り締めてバージンロードを歩く。
つまみ食いをしたくなるのはいい女。超美形はそんなにあせらずとも豊富な恋愛経験のなかで十分取捨選択の結果現在に至っているわけで、このゾーンに生息するのはかなり自分に自信があって、しかし身近で恋愛相手を調達してしまって幅を広げる時間がなかった。そういう「美人」さんでしょうか。

＞彼女の中の焦燥感・苛立ちと云うものを何とはなく感じていましたが、こちらも当時は若かったので、深くは考えなかったのですが・・・
いいですね。リアルな感覚が伝わってきます。
そうですか、彼女にしてみればプレ不倫。SQさんにしてみれば、プレ人妻との恋。
＞彼女は計算していました。後者を取った場合、浮気の相手が　＊追って来ない　＊騒がない　＊タレこまない

うーん。事情通の男だったわけですね。
＞素直におこぼれ頂戴を喜んでいると。不意にサヨナラしても逆上しないと。優れた洞察力でした。

これあっさり書いてますが、口でいうほど簡単じゃありませんよね。かりそめにも褥をともにして、綺麗な胸とか毛並みのいい三角地帯とか目の当たりにしていて
あ、そんじゃこれで失敬・・・なんて引き下がれる男がどこまでいるかですけど・・・。

これ、相手の男とのご対面みたいな修羅場があったりするとやっかいですが、男にしろ
女にいろもう一人の本命の顔をみたくなるもんですね。
これ、SQさん多分もう一人彼女いたんでしょうね。でないとそこまで「お借りします」「どうぞ」みたいな関係にはなりにくいというか・・・恋しちゃうでしょ？

＞研究員なる人達の生活は思ったより地味です。
彼女、かなり本気で迷っていたのでしょうね。
やはりSQさんのいらっしゃる業界の華やいだ雰囲気に見切りをつけるには、婚約者を裏切るという
行為だけでは足りなかったのではないでしょうか。

あ、いかんつい夢中になってしまいましたｗ

ご回答ありがとうございました。

回答No.3

smi2270

exhivisionist2 さん お久しぶりです☆

SMIは１４～１５年前に 別れた彼女ですかね～。。
病気が発症して ずっと面倒をかけっぱなしで。。
彼女は看護師でしたから 病気には理解があり 助かりましたが・・

働けなくなり 収入が途絶え 実家に援助を求めましたが 断られました
挙句には 毎日「仕事しろ！」「怠けるな！」の追い討ちの電話。。
彼女が私に内緒で実家に行き 症状の説明もしてくれてたらしいです。
私自身の症状が良くならないので 背に腹は変えられず
実家に帰る事を彼女に伝えたら 「余計に悪くなるから ダメ」と、
言われましたが なかば強引に実家に帰りました。
その時に「これ以上 迷惑はかけれない 別れて 良い人を探してね」と、
彼女に伝えて 別れました。。
あんなに 献身的にしてくれてたのに・・ 今でも自分を責めています。

お礼

SMIさんこんにちは
＞１４～１５年前に 別れた彼女ですかね～。。
ちょうど世紀末の時期でしたね。あの時期、みんななにかに区切りを
つけなくちゃいけないみたいに思い込んで焦っていましたよね。
なんだか大晦日の夜とよく似ています。

＞病気が発症して ずっと面倒をかけっぱなしで。。
母が鬱で２０年間寝たきりでした。逆の立場だったら母は父を支えた
かどうかわかりません。

＞あんなに 献身的にしてくれてたのに・・ 今でも自分を責めています。
他人の私がどうこう言える話ではないのですが、大きな転機でしたね。
人を愛することはその人のために尽くすことで手応えが得られるものですが、
愛されても何も答えてあげられないことは愛されないことよりつらいことかも
しれません。
愛は時として一方通行になりがちですが、私のような片想いばかりでなく
一方が愛に応えられないで苦しむ悲恋もあるのですね。

縁だとか宿命だとかいう言葉で片づけるのは安易すぎますが、恋愛関係って
ふと男女の立場を入れ替えて考えると別の様相がみえてきたりもします。
愛情を試したり測りにかけたりすることはよくないことですが、怪我や病気になったときの相手の態度で愛の重さとかわかったりしませんか？
私ごとですが先妻に不倫されてなお別れられずにいた私は、あるとき坂道を自転車で
疾走しそのまま小さな交差点で走ってきた車と衝突。自転車は車輪が形がなくなるほど壊れたものの、私は奇跡的に幸い軽い怪我ですみました。
脚を何針か縫ったあと状況を電話すると「忙しいんだから早く帰ってきてよ」の一言。

その時、「この女、俺が死んでもきっと泣かないだろうな」と思いました。

彼女とずっと暮らしていたらおそらく別の人生が開けていたことでしょうね。
私の親戚の精神科医がパニック障害の若い女性の治療をしていてその後周囲の反対を押し切って結婚しました。本人は幸せで子供も生まれましたが、まあ医者だからできたことなんでしょう。勇気のいる決断だったと思います。

今の私の奥さんは母方の実家が大きな漢方薬の店だったようで、どんな病でも薬を飲ませて直そうとします。ビスケットの缶の中に頭痛薬から胃薬、解熱剤、から眠剤、安定剤まで何でも持っています。歩く薬事法違反というべき存在で薬の名前、ジェネリック、容量、用法まで、不明なことは医師の弟に聞きながら私に何でも飲ませようとします。
風邪ひいて熱を出しても母親のように病院につきそってくれます。献身的につくしてくれる女性は得難いものです。

SMIさん。まだ先は長いです。いろんなことがゆっくり変わっていきます。
きっとどこかに光明が差す瞬間がやってくると私は思います。
辛いお話をお聞きしてしまってすみません。
ご回答ありがとうございました。

回答No.2

戦艦みかさ（@mikasa1905）

まあ私くらいになりますと、失恋のたんびに人生180°方向転換しちゃいますねぇ♪

ひとつ挙げるとすれば、やはり専学のクラスのマドンナAちゃんとの失恋でしょうか。友達以上恋人未満の頃が一番楽しかったですねぇ・・・社会人となって時が過ぎるとともに彼女は大人になっていくのに、私は子供のままだったのが悪かったという事が今ならよくわかります。

言い争いも多くなり、1年目くらいで一回時間を置こうということで一度別れたのです。耐えられなくて2週間くらいで寄りを戻しましたけど、その間私は彼女に依存するばかりじゃなくもっと自分らしくあろうと、アマチュア劇団の門を叩いたのです。

でも結局その半年後に完全に別れて、呼吸をするのも辛いどん底を這いつくばるような毎日。親が資産家だったらそのまま会社を辞めてニートになってたでしょう。

自分にはもう何も無いと思い、生きてるのも辛い毎日だったんですが、ある日ふと気付きました。演劇の稽古してる時は彼女の事を忘れて無心になっている自分に。よくよく自分を客観的に見つめてみると、有形無形であれ、何かしらものづくりをしている時、自分は無心で楽しんでいる事に気付きました。

どん底の真っ暗闇で、天から光が差し込んだようでした。ああ、自分は何かものづくりしてれば生きていける。そのために生きてるんだって気付いた瞬間でした。

その後社会人でありながらアマチュア演劇や自主製作映画に没頭し、多くの人と知り合って今の妻とも出会いました。失恋の後に創作活動に打ち込むのはEXさんと同じですねw

もしあの失恋が無かったら・・・自分が何者なのか気付けないまま、小さな世界で生きてたでしょう。いやまあ、今も大した生き方しちゃいませんけどw

お礼

mikasaさん　こんばんは

＞失恋のたんびに人生180°方向転換しちゃいますねぇ♪

そうですか、やはり失恋もタイムスリップのきっかけになるのですね。出会うまえの時間にもどってなかったことにしちゃうというのが一番いいですよね。
そりゃ無理か。そうなったらせっかくの学ぶ機会も失われちゃうし。

＞友達以上恋人未満の頃が一番楽しかったですねぇ・

そう。わかります。自分の中の彼女のイメージに恋している状態。いろんな想像をふくらませ、小説やドラマのヒロインと彼女を同化させてみたりいろいろ楽しんでいるうちに、私も
自分の中の彼女と現実の彼女が大きく乖離していくことに気が付きませんでした。

＞彼女は大人になっていくのに、私は子供のままだったのが悪かった

そんなに的確に表現されると、わがことのように悲しくなります。
＞その間私は彼女に依存するばかりじゃなくもっと自分らしくあろうと・・・
そう。男の子はどうして好きな女性に依存するあまりに自分らしさを見失うのでしょう？
彼女が好きだというと彼女を中心に時空が回転しはじめる
井上陽水の傘がないの歌詞なら「君のこと以外は考えられなくなる　それは、いいことだろう」的な状態。

＞呼吸をするのも辛いどん底を這いつくばるような毎日。
毎日の心の支え、生きる張りというものが突然消えてしまう悲しさ。まさに空気がなくなってしまったくらいの思い。
人を正しく愛することの意味を考えたり、なぜ自分がいまここにいて、なぜ彼女が自分の前に現れて、自分は彼女に何をすべきで、彼女は自分とどうかかわるべきであったのかとか・・・過ぎ去ってしまってからいろいろ考えるのですよね。
ああ、男の子は失恋することではじめて大人になっていくのだとつくづく思いますね。

＞ある日ふと気付きました。演劇の稽古してる時は彼女の事を忘れて無心になっている自分に。よくよく自分を客観的に見つめてみると、有形無形であれ、何かしらものづくりをしている時、自分は無心で楽しんでいる事に気付きました。

すごいですね。こういう恋愛と創作との結びつきを体験できる人は相当の感性のレベルの高い人なんだろうと思います。
＞天から光が差し込んだようでした。ああ、自分は何かものづくりしてれば生きていける。そのために生きてるんだって気付いた瞬間
いいお話ですね。ミューズのご加護というやつですね。お前は私が守るから創作のために命を燃やしなさい。創造の女神は多分そう仰っているのでしょう。

今回は、あまりに深い話を聞かせていただきました。そうなんですよね。人は忘れかけているけど
何度か生き方の方向を変えるきっかけになるような出会いをしていたりするのですでね。
その中身は一度では語りつくせない気がします。
それにmikasaさんの演劇や自主制作映画の話はもっともっとお聞かせ願いたいです。この続きはまた
別の機会にぜひ。

ご回答くださりありがとうございました。

回答No.1

noname#204214

EXさん、こんばんは。
ぷっ(笑)おちゃめな方なんですね！もぅ笑っちゃいましたよ。

フォークダンスと申しますと『マイムマイム』を思い出しますが、小学生の頃、僕は見学をしていました。気づくと女子クラスメイトのひとりが僕にしきりにあっかんべをしてきます。なんだろうか？朝はいつも通りお互いに笑顔で挨拶したし・・・
考えても分からなかったので本人に聞きました。
「どうしてあっかんべするん？」
「え？歌にあるやん。♪マイマイマイマイマイムあかんべ！ほらなぁ～(笑)」

どっと疲れました。
どこをどう聞けばあっかんべになるんでしょう。確か「B誘おう」だった気がします。

そんなこんなで成長していきましたが、恋愛には縁がなく。
「月に愛を誓ってはいけない。」と言ったのも遠い昔。

そういえば彼女と乗った豪華客船が氷山に衝突して・・
そんな経験はなかったような。

あの恋がなければ、僕は妻と結婚していなかったと思います。

お礼

tubasaさんこんばんは
いや、私もフォークダンス同好会っていう限りは、毎日マイムマイムを踊っているのだとばかり
思って入会したのが間違っていましたね。
民族舞踊研究会と漢字で書いたほうが正しいくらい、映画の横道世之介に出てくるサンバ研究会を
もっと多様化したようなイメージの集団でしたね。
ハンボという踊りがありまして、これははたから見ている分には優雅なフォークダンスなのですが
ステップが微妙で、パートナーの女性の股間に足を差し込まないとターンができないという厄介な
踊りです。
「そうじゃなくてここ。もっとしっかり足を入れて。」と先輩の女子大生に叱られながら股間に恐る恐る
太腿を差し入れるとなんとなく具合の悪い状況になって動きがぎくしゃくしてまた叱られたりしたものです。
ハンボ自体は静かな踊りですが
https://www.youtube.com/watch?v=Pm-TwW80z1k
ただでさえ、女の子の匂いを身近に嗅いで太腿まで密着させたら・・・こりゃ当時童貞だった私にとって
あたまの中はくらくらですよね。

マイムマイムマイムマイムマイムベッサンソン♪
そう、Ｂ誘おうですよｗ
これなど、コサックダンスhttps://www.youtube.com/watch?v=LmKp-o2IibU
に比べたら児戯に等しいです。
とにかくいろいろな意味でフォークダンスは女の子との出会いの場と思って入った自分が愚かでした。

日ごとに形を変える不実なものに愛を誓うのはセーラームーンにお仕置きされると英国の
劇作家も書いています。
そうですか、月の夜空のデートもロマンチックですね。

tubasaさんは悲しい思い出もなく奥様と結ばれてお幸せになられたわけですね。
それ一番いいです。
私もふと、N子ちゃんが気をきかせてB誘うような子であったなら、そこでもまた人生は
代わっていたのだろうと思います。

いえ、くだらない話をすみません。

ご回答賜りありがとうございます。