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SDS-PAGEについて

こんにちは。お世話になります。 SDS-PAGEでゲルを作製し、コームをとった時、ウェル内に、ゲルの薄い膜ができてしまいました。ウェルを洗ってもとれません。使用したコームの厚さもゲル板に合うものでした。これは、どんな原因が考えられるのですか?またこの現象を防ぐためにどうしたらよいのでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。

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回答No.3

こんばんは。ayaraseさんの現象、私も起こったことがあります。原因は分かっていないのですが、合うものだとはいえ、やはりゲル板とコームにわずかな隙間があるのだと思います。 経験的にですが、ゲルを固めすぎると起こる気がします。特に37度のインキュベーターでしっかり固めた時など。なので、ある程度固まってウェルが形成された時点で早めにコームを抜くと、ならなくなりました。その時は未反応のアクリルアミドがウェルに残ることがあるのですぐに蒸留水で洗ってください。 膜ができてしまった時の復活方法ですが、私は注射器に針をつけてゲルカスを吸い取ると、ある程度は取れます。ただ、勢い欲吸い取るとウェルが壊れることがあるので、ゆっくりやった方が良いです。また、針が詰まることがありますが詰まったら、外で無理やりカスを押し出しだすか、吸い取ってください。 ぜひお試しを!

ayarase
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 また経験者の方の話は参考になります。同僚も、同様の現象を経験していて、その人は、暑い夏になりやすい、と言っていました。しかし、原因ははっきりしないので、何か知っている方がいれば・・・とこの場で質問させていただきました。せっかく作ったゲルはもったいないし、是非、次からは、注射器で丁寧に取り除くことを試してみようと思います。アドバイス、ありがとうございました。

その他の回答 (4)

回答No.5

コームを入れた後、固まってしまう前に、水で飽和したn-propanol(両者を混ぜ、しばらく放置したあとの上層を使用)をゲル液面の上部に少し垂らすと防げることがあります。

ayarase
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 乾燥を防ぐようなことでしょうか。参考にさせていただきます。アドバイス、ありがとうございました。

noname#7004
noname#7004
回答No.4

読ませていただいて >同僚も、同様の現象を経験していて、その人は、暑い夏になりやすい、と言っていました。 この辺がポイントかなと思いました。 APSの量を室温に関係なく同量入れてるとか? (あったかい日は気持ち少なめのほうがいいです) 私自身はそのような頑固なカスが出来たことはないのですけれど 学生実習でそのようなゲルが出来たことがあります。 原因を探してみたらAPSの量を間違えていたということがあったんです。 だからそうかな?と思って書き込ませていただきました。 膜ができた時は注射針も有効ですが X線フィルムもいいですよ。 固さといい薄さといい使い勝手がいいです。

ayarase
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 APSの量を調整することで、防げるかもしれないのですね。あと、APSが劣化していたら、同じようになってしましますかね? なるほど、X線フィルム良さそうですね。使わせていただきます。アドバイス、ありがとうございました。

  • t_m_p
  • ベストアンサー率28% (33/114)
回答No.2

#1です ウェルを埋めるようにあるって言うことは、 つまりコームを抜いた時に 濃縮ゲルが固まっていないと言うことですか? それとも一部が固まっているけれども 固まっていない(重合していない)アクリルアミドがウェルの中に 流れ込んでウェルを埋めてしまうと言うことなのでしょうか? コームを抜いた時に 凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹(ちょっと表現ヘンですが) という形は見えているんでしょうか?

ayarase
質問者

補足

再びありがとうございます。 コームを抜いた時、コームによって作られたウェルはきちんとあります。形は見えています。しかし、ウェルの中にゲルがあるのです。ですから最初はサイズの合わないコームを使ってしまったのかと思ったのですが、そうではありませんでした。スタッキングゲルを載せてから20分後、1.5時間後と試しましたが両方同様でした。今まで起きた現象ではないのですが、昨日突然なりました。ゲル板、コーム、また、ゲルの試薬などは、かえていません。

  • t_m_p
  • ベストアンサー率28% (33/114)
回答No.1

どういう状態で膜が出来ているのか良くわからないですが、 ウェルを埋めるような感じではなくて…と言うことでしたら 可能性として、ですが 1)コームの厚さが微妙に均等でない 2)ゲル板をとめておくクリップが強すぎてゲル板が微妙に曲がる 3)毛細管現象でゲル板とコームの間にアクリルアミドが入る なんてことが考えられるとおもいます。 実際に電気泳動を行うには支障にはならないと思うのですけど…?

ayarase
質問者

補足

御回答ありがとうございます。 すみません、私の表現力が乏しいので、伝えきれないのですが、ゲルはウェルを埋めるようにあります。そのままサンプルをアプライしようとすると、ウェルの底にはサンプルは落とせません。各ウェルに存在するゲルは不均一なので、つまり、泳動のスタートがまちまちになってしまうので、使えないと思います。こんな説明しか出来ないのは情けないですが、何か思い当たりましたら、また宜しくお願いします。

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