ホームレスと生活保護受給者の違い

質問

ホームレスと生活保護受給者の違いはどこにあるのでしょうか？

単純に考えると
・ホームレスは自力で生活をしている
・生活保護受給者は自力で生活できず、国から生活費を恵んでもらっている
ということになり、そこだけを考えると生活保護受給者の方が状況は悪いように感じます。

しかし生活保護受給者は、食事も住居もホームレスよりはるかにいい生活をしているように思います。生活保護がセーフティーネットなら、役所へ申請に来る人を相手にする前に、ホームレスを救うべきのような気もするのですが、現実はそうなってはいません。

この差は何なんでしょうか？

・基本的には両者は同じで、生活保護を申請すればもらえるということを知らなかった人がホームレスになり、知っていた人が生活保護受給者になるという、知ってる知らないの差だけなのでしょうか？
・それとも、申請をして生活保護をもらえた人ともらえなかった人の差なのでしょうか？
・あるいは、ホームレスはプライドが高いから、国に金を恵んでもらうことを拒否した人なのでしょうか？
・ホームレスは絶対的に男性が多いのですが、生活保護は女性はもらえやすく、男性はもらいにくいという事情があるのでしょうか？
・もしくは、「生活保護受給者もホームレスも生活困窮者」というような認識が根本的に間違っていて、生活保護受給者とホームレスは全く別の人たちなのでしょうか？だとすると生活保護受給者はどういう人で、ホームレスはどういう人なのでしょうか？

このあたりについて教えていただきたいです。もちろんホームレスも生活保護受給者もたくさんいて、人それぞれ事情はさまざまだとは思いますが、多い理由・傾向などを中心に教えていただきたいです。よろしくお願いします。

※ホームレスと一言でいってもいろいろなタイプがいるとは思います。しかし一応便宜上、都内もしくは東京近郊で公園や河川敷にブルーシートでテント小屋を作り、空き缶集めや日雇いで金を稼いで生活している人、と定義します。この定義が不適当だと思う方は、ご自信の思う内容で定義しなおしてご回答いただいてもかまいません。

回答No.9

noname#244637 · ベストアンサー

はじめまして。
東京と川崎で、多少ホームレスの方々と交流がありましたので、知っている範囲ながら回答させて頂きます。
他の方々の回答にもありましたが、ホームレスとは棲家が路上や公園などで寝泊まりする人、段ボールやブルーシートハウスで暮らす人達ですねぇ。
しかし、中には住家を持ち年金さえ受け取っている人もおりましたし、漫画喫茶やネットカフェを利用する人もいました。
彼らは大きく分けると、働くホームレスと残飯や炊き出しに頼る働きたくないホームレスに二分されていたように思いますねぇ。
働きたくないホームレスの働きたくない理由は様々ですけど、この理由で生活保護申請に行かず、彼らの頭の中は今日の食べ物を得る事だけに占められているようでしたねぇ。

それでは、働くホームレスが何故？生活保護申請をしないかは、会社組織に属する事で耐えられぬ経験をして来た、または嫌いという人や、毎日決まった時間に働かなくても、食えれば良いという人もいました。

また、役所に行って手続きをするのが面倒臭い、やる気があっても元ホームレスと分かると、就職が難しいし就職した後で辛い目にあったという事が理由らしいですねぇ。勿論、就職する為には、定住者にもならなければいけません。

彼らは、元々は一般社会人であったのですよ。
会社の倒産や工期終了に伴い、住む家を失ったり寮を追い出されたり、そもそも住民票を持たない人ばかりです。
そして、その共通点は貯蓄の習慣に乏しく、お酒やギャンブルに溺れ身内からも見放されているという事ですねぇ。

いよいよ経済的に立ち行かなくなり、区役所の福祉課に相談に行ったら、保健や区民税の滞納を指摘され、挙げ句は本当にホームレスになってから相談に来て下さいと言われたとか…

私は川崎で、支援寮に入所し生活保護を貰いながら、日雇いで働く人達も知っていますけど、彼らは最小限の労働日数を消化して、後は公園で酒を飲んだり、ギャンブル場に入り浸っていましたねぇ。

ホームレスは、その日生きる事食べる事に特化した人達であり、不正生活保護受給者は上記が約束された上で、いかにその日を楽しく生きるかに特化した人達なのではないでしょうかねぇ？

両者に共通する事は、将来に何ら希望や夢がないという事です。そして、真面目な生活保護受給者は、それなりの希望があり社会に繋がりを持とうという人なのではないでしょうかねぇ？

お礼

なるほど。
参考になりました。ありがとうございました

回答No.8

benesuto

知的や精神の健常者が多いか、障害者が多いかの違いだと考えています。

生活保護者の多くは身体的障害や健常者が多くいます。これは生活に困窮した時に、生活保護という福祉があると知っていて、何とか受給しようと模索する人が多いからだと考えています。役所の人や生活保護受給を斡旋している人の話を理解できるのでしょう。ネットカフェや段ボールでホームレス生活をしている人の中にも健常者はいますし、特にネットカフェで寝泊まり行える人は若い人が多いので、需給が難しいのも事実です。それでも、福祉活動を行っている人の手は借りれます。

しかし、ホームレスの場合は違います。彼らの大半が先天性、後天性（アルコール依存、認知症）に問わず知的障害者が多く、生活保護を受給させても再びホームレスへ転落する人が多いそうです。また、福祉の手を借りるという考えすら思いつかず、自分から役所を訪れる人は少ないそうです。そのため、役所が率先して生活保護受給を行わせないとなりません。路上生活を行うよりはマシな人は、犯罪を犯して刑務所へ行きます。

ホームレスの女性も多いですが、彼女たちは路上ではなくネットカフェ、稼ぎ方も肉体労働ではなくて物乞いや売春を行うので、どうしても世間の目から隠れがちです。また、売春宿のような場所で共同生活をさせられている人も多いので、どうしても少なくなるのだと思います。

お礼

障害によりわからないからですか。
ありがとうございました

補足

障害によりわからないからですか。そういう人もいることは知ってはいるのですが、本当に大半がそうなのか疑問です。「大半」と判断された根拠が何かありましたら教えてください。よろしくお願いします。

回答No.7

妄想 願えば叶う（@takanoisoroku2）

一度でもホームレス・乞食を体験したら
戻れないらしいよ！
考えて見ろよ、青テントのべニア家、
固定資産税払わんくて、何気に一等地だぜｗ
どこがホームレスだよ～ｗｗｗとツコッコミ
入れたくなるホームレスも居てるよな～＾＾

生活保護のシステムはよく分からんが、
多分、月何回かは、職安(ハローワーク)に行き、
就職活動をせなあかんと思うで！しかも職安からの
推薦で紹介された求人先に面接とか行かんならんの
ちゃう？そんなん蹴りまくってたら切られるとか
ペナルティーあるだろう！
仕事が出来るのにしないから生活保護がもらえる
ほど日本は甘くないで！
ようは、ホームレス選ぶ奴は仕事がしたくないのよ！
そこには人間関係が最も関わってくるだろうけど！

あの青テント家屋を完全撤去して、ホンマの
ホームレスにしたったらええねん！そしたら
ホームレスも減るやろな～

お礼

手続きや人間関係がわずらわしいからですか。
そういう要素もありそうですね。

ありがとうございました

回答No.6

take-on3

ホームレスって借金とか人間関係とか心身な事とかのしがらみから
社会との関係を出来るだけ捨てている人が殆どで
生活保護申請者・受給者とはまた違うと思うのですが…。

お礼

>ホームレスって借金とか人間関係とか心身な事とかのしがらみから
>社会との関係を出来るだけ捨てている人が殆どで
>生活保護申請者・受給者とはまた違うと思うのですが…。

そうか、なるほど。「世捨て人」ですかね。そういう意味では性格的な面が大きいということなのかもしれませんね。うーんなるほどー。

参考になります。ありがとうございました

回答No.5

HCURRY

専門家が見たらツッコミを入れられるのを承知で、とても簡単に説明します。
生活保護というのはそもそも「生活が困窮しているため、自分じゃどうしようもない部分を補填してもらう」
ということです。
で、ホームレスの定義ですが、まぁ、これを決めるのに日本では本当に色々議論があったのですが、
大体は質問者様の言うとおりです。法文にもありますので。
ただ、本当に極論をいうなら、「家のない人」のことです。
ご自分でもお気づきの通り、この定義に「生活が困窮しているかどうか」は、そもそも入っていないではないでしょうか？

>生活保護受給者は、食事も住居もホームレスよりはるかにいい生活をしているように思います。
そしてこれがそもそも成り立たない。ゴミあさりをしているホームレスばかりじゃないんです。
一度ホームレスの方の生活を拝見したことがあるのですが、意外にきっちりしているんですよ。
家がない、とは言いましたが、「実は俺、帰る家あるんだよね(笑)」というホームレスも結構います。
なんで帰らないの？と聞くと、きょとんとされ、「なんで帰らないといけないの？」と逆に聞かれてしまいました。
西成なんかだと炊き出しもありましたしね。一応ある意味では生活が成立しているんですよ。
「いい生活」かどうかって、結局は一般論であり、主観的なんですね。

生活保護を受けられるホームレスもいます。当然です。だって、生活困窮していると言えばまぁそうなんだもの。
望むなら、しかるべき場所に定着していただいて(時には家を提供する)、生活保護を受けていただきます。
一方で、受けられないホームレスもたくさんいます。頼れる身寄りがいることなど結構あります。
したがって、
>ホームレスと一言でいってもいろいろなタイプがいるとは思います。
これに尽きます。
だから、「違いはどこにあるのでしょうか？」といわれると「そもそも定義と論点が違う」ですし、
「なんで生活保護を受給しないんですか？」といわれると「受給できる人とできない人がいる」とこたえるしかありません。
では、生活保護を受けられるホームレスが、何故生活保護を受給しないか。
これも、「色々」です。各ホームレスによって事情が違います。統計を取ったわけではありませんが、私の知る限り、
「自分の勝手でしょ」「生活保護を受けられるということを知らない」「受けようという発想がまずない」
「役所に行く服がない」「別に今の生活で満足している」
などなどなど。キリがない。

そしてもっと言えば、ホームレスにたいして国が何もしていないか。
そんなことはないし、ホームレスもそれを利用していないわけではない。
ホームレス特別措置法でググってみてください。
ただしこれは、「自立の意思のある」ホームレスに対して限定です。当のホームレスからしたら、大きなお世話だな、というような法律かもしれません。

お礼

ありがとうございました

回答No.4

noname#205166

ホームレスで申請すれば生活保護になれるような人のうち、
国（よその人）のお世話になりたくないという人はいます。

なぜ、なりたくないのかは、人それぞれですが、
・申し訳ない。
・そこまで落ちぶれたくない。（プライド）
という理由が多いのではと思います。

あと、生活保護を受けてないホームレスの中には、健康で働こうと思えば働ける人もいます。
こういう人は生活保護になりません。
もしくは、援助してもらえそうな身内がいる場合。
こういう人も生活保護にならないでしょう。
意外に貯金がある人もいるでしょう。(お金持ちが趣味でホームレスをやってるというのとちょっと違います。）

一方、生活保護を受けている人は、まだそんなに高齢ではなく働けそう、健康そうな人もいますが、
障害や難病があったりするため、働けない人がいます。

もちろん、嘘つく人もいるでしょうから、実際のところは解りませんが。

お礼

>・申し訳ない。
>・そこまで落ちぶれたくない。（プライド）
>という理由が多いのではと思います。

やっぱりここですかね。
参考になりました。ありがとうございました。

回答No.3

noname#235638

家族とのつながりが、あるか？ないか？
もちろんホームレスには、つながりが無い方のが多い。
ホームレスに男性が多いのも、ソコに関係してそう。
ま、つながりがある・ない・・・というよりも
家族を大切に思っているか？いないか？
家族から愛されているか？いないか？
なのかも？しれません。

何かを調べた書き込みではありませんが
私の心象では、ホームレスの方は家族の事もなにも
話そうとしないし、一匹狼とも違う特別なものを感じます。
生活保護の場合は、それなりに家族の存在を感じます。

お礼

ありがとうございました

補足

家族は働いているのに支援してくれないといって生活保護の受給をする人もいます。年収数千万のお笑いタレントの母親が、息子が経済的な支援をしてくれないと嘘をつき、生活保護の不正受給をしていた話がありましたよね。

不正受給ができた背景には、実際に親の支援をしない例があるからなのでしょう。なので家族とのつながり云々という点では、生活保護者とホームレスの違いは無いように感じます。

回答No.2

iwgp9632

http://okwave.jp/qa/q7507844.html
http://okwave.jp/qa/q8570180.html
http://gooddo.jp/gd/com/qa/49/
などが参考になるかと思われます。

お礼

ありがとうございました

回答No.1

HCURRY

あぁ……あまり知られていないのですが、
ホームレスでも手続きは大変ですが、一応は生活保護を受給できます。
従って質問内容は、少し的が外れていると思われます。

お礼

ありがとうございました

補足

「生活保護を受給できます」ということならなぜ受給していないのでしょうか？という点も質問の趣旨に含んでいるつもりです。

そういう観点で何かご存知のことがありましたら、ご回答よろしくお願いします。