• ベストアンサー

円周率の算出方法

円周率は小数点以下、膨大な桁まで算出されていますが、どうやって算出するのでしょうか?宜しくお願いいたします。 私の想像では円の内接および外接多角形を利用するのかなと思うのですが………。 宜しくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • DJ-Potato
  • ベストアンサー率36% (692/1917)
回答No.1

Wikipediaで円周率の歴史を検索すると、頭が痛くなる記述があります。 紀元前は内接外接多角形で近似値が求められていました。 古代バビロニアでは正6角形で、 紀元前3世紀 アルキメデスが正96角形で 西暦500年頃にはインドで正384角形で それぞれ近似値が求められています。 14世紀に入ると、多角形方式は計算していってもなかなか桁が進まないので廃れていき、級数方式が発見されるようになっていきます。 1400年頃にインドのマーダヴァが発見し、1671年にスコットランドのグレゴリーが再発見した級数、グレゴリー級数が また1910年にインドの魔術師と呼ばれた数学者のラマヌジャンが発見した級数が厳密に正確であると証明されました。 20世紀後半になると、コンピューターの発達に伴い、上記のグレゴリー級数やラマヌジャンの級数やその他の公式をコンピューターに計算させ、円周率を求めていっています。 2009年にスーパーコンピューターで73時間かけて2.5兆桁 同年にデスクトップPCで131日かけて2.6兆桁 2010年から3ヶ月で5兆桁、1年1ヶ月で10兆桁 2013年に94日で12.1兆桁まで求めたのが、現在発表されている世界記録のようです。

komaba-hongo
質問者

お礼

たいへんに詳細なご説明ありがとうございました。感謝申し上げます。 数学史ってロマンがあるから大好きです。

その他の回答 (1)

  • f272
  • ベストアンサー率46% (7994/17084)
回答No.2

http://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/nicestep2010-05_kondo.pdf この人は チュドノフスキーの公式 π=426880*√10005*Σ[n=0 to ∞]((-1)^n*(6n)!*(13591409+545140134n)/((3n)!(n!)^3)640320^(3n))^(-1) という公式を使って5兆桁まで計算したそうですよ。 検証には Bailey-Borwein-Plouffeの公式 と Fabrice Bellardの公式 を使ったそうです。

komaba-hongo
質問者

お礼

ハアー! これは驚きました。さらにネットで調べてみます。本当にありがとうございました。

関連するQ&A

  • 円周率の求め方

    円周率は3,141592…… などといいますが、 どのような式から出ている答えなんで すか? 知ってる方、教えてください ... 現在は、無限級数展開を利用する方法が一般的 ですが、アルキメデスは円に内接、外接する正多角形の周長で計算し、3桁 円周を測る 円を作って転がして求める方法。(やりやすい方法と実測値). 再帰的に円周 率を求める方法. 正n角形の面積 円に内接や外接する正n角形の面積から円周率を 求めます。 正2n角形の周りの長さ 円に内接2n角形の周りの長さの求め方. 確率で円周 率

  • 円周(率)の計算方法

    文系人間です。 高校の数学は、計算問題は解けるけど…といったレベルでした。 円周率は、「円周÷直径」と習いました。 しかし、実生活において円周や直径を実測しようと思ったら、 定規や巻き尺を使ってせいぜい10分の1ミリまでが限界です。 それで正確な(小数点以下何兆ケタの)円周率が算出できるとは思えません。 ということは円周も計算式で求めなければならないということです。 で、円周は、「直径×円周率」…これでは堂々巡りですね。 円周を円周率を使わずに求める方法ってあるんでしょうか。 ある値の近似値ってその値そのものですか? 小数点以下何兆ケタの円周率を算出する公式は調べれば出てくると思いますが、 その公式が意味するところは、一般人にも分かるように説明できるのでしょうか。 また、そのような公式は、円周と関係あるのでしょうか、ないのでしょうか。 円周と関係ないとしたら、どうして定義から離れたところで、円周率が算出できるのでしょうか。 円周率に対するもやもやした気持ちを言葉にすること自体が難しいのですが、 あえて質問にするとしたらこんな形です。 推察するに聞きたいことはそうじゃないだろ、というご意見でも結構です。 よろしくお願いいたします。

  • 円周率について

    初歩的な質問ではずかしいのですが、円周率の近似値についての質問です。アルキメデスの方法では円に内接・外接する正多角形で円周率の上限、下限を計算するため、何桁まで信頼できるのか、判定できますが、マチンの公式などの、級数によって近似値を求める場合、何桁まで信頼できるのかの判定はどのようにしているのでしょうか。ご存じの方がおりましたら、教えて下さい。

  • 円周率を何桁まで言える?

    皆さんは円周率を小数点以下何桁まで言えるのでしょうか?

  • 円周率

    wikiによりますと円周率は、「2016年の時点では、円周率は小数点以下22兆4591億5771万8361桁まで計算されている。」とありますが、どうしてこの計算結果が正しいとわかるのでしょうか? これが正しいと判断するのは、円周と直径も同様に精密に測定する必要があると思いますが、現代の技術でこれだけの高い精度で測定ができるのですか?

  • 円周率の大桁数の計算

    円周率 3.1415~延々と続きますが、この莫大な桁の数字はどうやって計算するのでしょうか? ・計算機ならではの特別なアルゴリズムがあるのか? ・手計算で無理やり算出する方法はあるのか? 正多角形を内接、外接させる方法は桁数が小さい場合に有効ですが、何十桁も求めるには不向きと思います。世に出ている数値はどうやって計算したのでしょうか?素人考えですが、今日は40~50桁数、明日は51~60桁などという方法があるのでしょうか?

  • 円に外接する多角形の周は、どうして円周より大きいのでしょうか

    円に外接する多角形の周は、どうして円周より大きいのでしょうか。 円周と面積を関係づけた(同じ比例定数πがあらわれることを示した)アルキメデスの「円の計測」を読んでいて、円に外接する多角形の周は円周より大きいことが当然のこととして使わていることが理解できませんでした。 円に内接する多角形の周は円周より小さいのは明らかとして、外接多角形の周が円周より大きいことは自明なのでしょうか。 おわかりの方教えてください。

  • 円周率を・・・

    円周率の小数点以下5桁を二乗すると9.8695877281になるんですよね? それを四捨五入すると答えはいくらになるんですか? 四捨五入のやりかたを忘れてしまいました・・・ 低レベルな質問で申し訳ありませんorz

  • 円周率の理解は小学5年では厳しいと思いますか。

     私は厳しいと思います。といいますのは,円に内接する正六角形と外接する正六角形をかきます。  円の直径を1としたとき,内接する正六角形の周の長さ(=3)は容易に求まりますが,外接する正六角形の周の長さ(=2√3≒3.46)は三平方の定理なしでは求まりません。  よって円周率の理解は中学3年でないと厳しいと考えます。

  • 円周率取得後の扱い

    pythonで円周率の処理をしています 言語はなんでもいいのですが、今やっているのはpythonです # コード import math num = float(math.pi) print(num) で円周率を取得していますが、format関数を用い、指定小数点桁数(例:小数点10まで表示、11桁以下)切り捨てをやりたいのですが、最後の数字(小数点以下10桁目)が常に四捨五入されてしまいます。 円周率を操作する上で、四捨五入が起こらないようにする作法(コード記述のルール)はあるのでしょうか?