国内の需要家内が接地系である理由とは?

このQ&Aのポイント
  • 国内の需要家内が接地系となっている理由とは、末端のコンセントが地絡状態になり、大地と繋がっているためです。
  • 接地系統ではなくなることで、電気配線部分がアースとなり、帰還電流が大地を通じて流れ、感電のリスクが生じます。
  • 具体的な状態について詳しくは書かれていませんが、地絡した電気配線部分が問題となる可能性があります。
回答を見る
  • ベストアンサー

国内の需要家内が接地系である理由

このサイトに書かれている説明がイマイチ理解できないので、ご教示ください。   ↓ http://electric-facilities.jp/denki4/setti1.html 国内の需要家内が接地系となっている理由として、 「どこか末端のコンセントが地絡状態になり、大地と繋がっていたとすれば、その場所から接地が確保されてしまい、非接地系統ではなくなります。よって、地絡した電気配線部分がアースとなって、大地を通じて帰還電流が流れ、人体への感電が起きてしまうことになります。」 との説明がありますが、具体的にどういう状態を言っているのかわかりません。 教えていただけるとありがたいです。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • sou_tarou
  • ベストアンサー率51% (196/381)
回答No.7

>そもそも「接地系」と「非接地系」の定義がそれぞれ具体的 接地系とはリンク先のように変圧器2次の中性点または2次側の片方が設置されている系統を言います。 http://image.search.yahoo.co.jp/search?p=%EF%BC%A2%E7%A8%AE%E6%8E%A5%E5%9C%B0&aq=-1&oq=&ei=UTF-8#mode%3Ddetail%26index%3D21%26st%3D864 非接地系とは逆にこの接地がないものを非接地系といいます。 ざっくりとですが 接地系は地絡電流が大きくなる。地絡時の電圧上昇が少ない。地絡保護が簡単。 非接地系はこの逆になります。 地絡電流が小さい。 地絡時の電圧上昇が大きい。 地絡保護が難しい。 以上が接地系と非接地系の概要説明です。 次に本題に戻って この問いにある 説明は世間一般に接地系が採用されていることの説明で 非接地系を採用していると一部で地絡が起きると系統全体が接地系になってしまい大変なことになりますよ ということが書いてあるのです。 繰り返しになりますが、一番危険なのは 非接地系だと思っていたのに接地系になっているという状態です。 非接地系は大地から絶縁された系統です。絶縁というものはどんな材料をつかって、いくら工夫しても時間の経過とともに劣化するものです。また、広範囲になれば管理も難しくなり、小動物や植物の影響も避けられません。 どちらが良いということではなく それぞれメリット、デメリットがありますからそれをよく考えて選択するのです。 電技ではプール用の水中照明に供給する回路には非接地系が義務つけられています。 また、自家用の場合は接地系、非接地系を選択できます。

oasokonkankei
質問者

お礼

詳しいご説明ありがとうございます。 ご教示いただいた内容はわかりました。 自分自身、そもそも接地の意味をきちんと理解できてないため、このへんの基本的なことについて、質問内容を変えて、再質問したいと思います。

その他の回答 (6)

  • ytrewq
  • ベストアンサー率28% (103/357)
回答No.6

NO.3です。 接地系の場合、負荷側で接地線が大地に接触しても何の問題もありません。もともと負荷側でも大地に接続しますので。 一方、需要家内低圧は変圧器二次側で接地している相が負荷側で大地に接触した場合、どう考えるかです。  接地線と考えるならならば、問題ないはずですが、実務上は絶縁不良で地絡したと考えます。  また、接地されている相にも負荷電流が流れていますので、その電圧降下があれば、大地と電位差が生じ、地絡電流が流れることがあります。  電路の片相が接地されているのがダメだということではありません。  変圧器二次側で接地していても良いのですが、電路とは別にアース線を配線してアース付きの3極のコンセントとするのが安全の上からは理想的だといえます。

oasokonkankei
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 概念としてはなんとなくわかりました。 自分自身、そもそも接地の意味をきちんと理解できてないため、このへんの基本的なことについて、質問内容を変えて、再質問したいと思います。

  • ytrewq
  • ベストアンサー率28% (103/357)
回答No.5

NO.3です。 電源側、負荷側、共に接地しているのが本来の接地系です。需要家内低圧は変圧器二次側の1点で接地されているだけです。 負荷側で接地した場合、それが変圧器側で接地されていた相だとしても、地絡と考えるべきです。 非接地系と同様の考え方が必要というのはそういう意味です。 需要家内低圧が接地されている理由として、「電路全てを非接地で維持することが困難」とされていますが、これは歴史的経緯による理由だと思います。 今から40~50年以上前は、絶縁材料の品質が悪く、比較的短時間でひび割れしたりします。 屋内配線は小さな碍子を用いる碍子引き配線が行われていました。これは施工が難しく、電線がたるんで壁に触れると地絡しますし、碍子の汚れや天井裏でネズミが接触するなどトラブルが多く、電路全てを非接地で維持することは困難でした。 いまは絶縁材料が良くなりましたので、一般住宅程度の規模で非接地で維持することが困難ということはありません。 非接地として、アース線を含めた3線で配線しても良いのですが、2線の配線が一般的なので、違うことをするとコストアップになるし、変圧器側もいまさら変えるのは大変ということだと思います。

oasokonkankei
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >電源側、負荷側、共に接地しているのが本来の接地系です。需要家内低圧は変圧器二次側 >の1点で接地されているだけです。 負荷側で接地した場合、それが変圧器側で接地され >ていた相だとしても、地絡と考えるべきです。 >非接地系と同様の考え方が必要というのはそういう意味です。 すいません。ここで仰られていることがよく理解できていません。 電源側、つまり変圧器の2次側で、単三だと中点を接地し、負荷側でも同じ相を接地するということでしょうか? そもそも本来は、系統は一切どこも接地しない「非接地系」にする方が理想的なのでしょうか? もしそうなら、その具体的な理由を教えてください。 よろしくお願いいたします。

回答No.4

No.2です。 補足の問いの意味では >国内の需要家内の電気回路は、一部を除いて接地系です。変圧器の二次側をB種接地線で大地と結び、その変圧器の二次側から電源を供給する形で構築されています。 と記述されている通り、変圧器の二次側で接地しているので、接地系と呼んでいるのでしょう。 電気学会等で定義しているような厳密な用語ではないと思います。

oasokonkankei
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

  • ytrewq
  • ベストアンサー率28% (103/357)
回答No.3

本来の意味で接地系というのは通常または事故時に電気の流れる経路として、大地を流れることを想定しているものです。 需要家内低圧の片方の極が接地されていても、通常の電路として大地を流れることは想定されていませんので、非接地系と同じに考えるべきです。 海外のコンセントは多くの場合、電路のほかにアース極があります。アース極は感電を防ぐ安全の目的があり、電路は非接地です。 日本の場合は、アースを片方の極に接続していますが、これは本来、非接地系であるが、アース極を電路の片方と兼用にして省略し、2極にしている簡易型と考えるべきです。 決して電流が流れる電路として大地を想定しているものではありません。

oasokonkankei
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 まず、基本的なことの確認なのですが、 接地系、非接地系というのは、A,C,D種のような機器接地ではなく、B種の系統接地の話ですよね? つまり、通常、配電変圧器の2次側をB種接地するので、国内は接地系であるという理解でよいのでしょうか?

回答No.2

たとえば、住宅で考えると、洗濯機内部でコンセントからきている1線が被覆が破れて、金属製の外箱に触れていると、外箱から電流が大地に流れます。→接地の確保 外箱(地絡した配線部分)と大地の間には抵抗が存在するため、「大地に流れる電流×抵抗」の電位差が生じます。 そのため、外箱に人が触れると、その電位差により、感電します。 なお、大地に流れた電流は、電柱下の接地極にながれ、接地線により柱上変圧器の巻線にもどり(帰還電流)、洗濯機に再び戻ってきます。 漏電遮断器(家庭用の場合は、ほとんどが30mA以上で0.1秒以内に動作)がある場合は、このサイクルは遮断されます。 なお、上記サイトは、専門的でありながら分かり易いのですが、今回の部分は少し分かりづらいようです。

oasokonkankei
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ご説明いただいた内容は理解できるのですが、そもそも「接地系」と「非接地系」の定義がそれぞれ具体的にどういうものなのかがよくわかってません。 すいません。まずは、そこから教えていただけるとありがたいです。

  • sou_tarou
  • ベストアンサー率51% (196/381)
回答No.1

>なぜ国内の電路で非接地が一般的ではないかと言うと、電路全てを非接地で維持することが困難であることに尽きます。 が答えになります。 >需要家内が接地系となっている理由として ありますが、自家用でしたら接地系と非接地系とを選択できると思います。 例えば、病院 や 坑道など 冒頭の記述はQ参考リンクの中にあります。 簡単に言うと非接地系だと思っていたのに接地系になっている というのが一番危険です。 ということが言いたいのだと思います。 非接地系は接地電流の帰還回路がなく、静電容量などで帰還するようになるので、地絡電流を抑えられるのですが、知らない間に接地系になっていると地絡電流が大きくなってしまいますよ。 という意味だと思います。

oasokonkankei
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 すいません。そもそも「接地系」と「非接地系」の定義がそれぞれ具体的にどういうものなのかがよくわかってません。 そこから教えていただけるとありがたいです。

関連するQ&A

  • 接地について

    今までずっと接地について理解できないでいるのですが、 これを機会に、理解したいと思っています。 教えてください。 大別すると 1.負荷となる電気機器の接地    感電防止が主目的 2.電源機器(変圧器、発電機等)の中性点等の接地    地絡検出を容易にする、    地絡時の対地間電圧上昇抑制が目的    3.静電接地    静電気のスパークによる火災防止が目的 4.ノイズシールドとしての接地    誘導ノイズ防止が目的    (制御ケーブルのシールド線接地等) 5.その他    鉄道等の様に、大地を帰路として使用する場合。     等など調べると色々出てくるのですが まずは1と4を理解したいと思っています。 大まかに接地とは地球という大きな導体(馬鹿でかい=電位が安定)に対象物を電線で繋いで、 対象物の電位を安定させてしまおうということ。 ここでまず疑問が大地と繋ぐと上記にありますが、 大地というのは、接地極をさすのでしょうか? そもそも接地極の意味もよくわかっていないのですが,,, それとも文字どうり、大地に刺さってるのでしょうか? また筐体アースといううのをよく聞くのですが 盤などの筐体を電線で接続し、その電線は結局接地幹線から、接地極につながっているのでしょうか? 1つ1つ疑問を潰していきたいと思うので、みなさん、宜しくお願いします。

  • 電気の接地側と非接地側

    今電気工事の勉強中なのですが、電気には接地側と非接地側があると思います。 通常は接地側は白線で非接地側は黒線と思います。 接地側がアースで大地と繋がっているので、電気工事などでは白線には触っても感電しない と思います。 よく現場ではブレーカーなどを切ることが出来ない場所では活線のまま作業をしているケースが あると思います。 この場合非接地側を触っても感電はしないのでしょうか? 人体にも抵抗があるので、大丈夫という方がいますけど 本当に大丈夫なのでしょうか? 普通に活線のまま作業をしている方がいるので、実際はどうなのでしょうか?

  • 接地回路と非接地回路における漏電遮断器の用途

    接地回路では漏電遮断器を使用できるが、非接地回路(得に制御盤など)では漏電遮断器は動作しないと聞いたのですがこれはいったいなぜなのでしょうか? また接地回路では漏電が起こった場合に大地を通過して接地点に電流が戻ってくるという考え方もよく分からないです・・・それでは地絡した場合は地中の虫などは皆感電してる? また絶対にその接地点に地絡した電流が帰ってくるのでしょうか?帰ってこなければ結局のところ非接地回路で地絡が起こった場合でも大地に電流が抜け、ZCTは動作するのではないのでしょうか? 勉強不足で申し訳ございません。よく分かっておりませんが、どうか教えていただきたいです。

  • 接地

    ふと思ったんですが洗濯機を接地しないと大地と電位が一緒にならず漏電した時感電してしまう可能性がありますが、洗濯機と大地をアースしなくても洗濯機は大地と接していれば電位は一緒にならないんでしょうか? 人が大地の上に立っていると大地と同電位になるのと一緒のように。

  • 非接地の回路について

    3φ200Vを絶縁トランスで100Vに落とし整流素子を通してDC100Vにしてある回路があります、 絶縁トランスの二次側は接地してありません。 (1) この場合の100Vとはマイナスの線を基準にして100Vという理解であってますか? (2) 接地がマイナスの線から取ってしてあれば、大地とマイナスの線との電位差は0Vで 大地とプラスの線との電位差は100Vとなるのはわかるのですが、接地がしていない場合 大地とマイナスの線との電位差、大地とプラスの線との電位差はどうなるのでしょうか? 限りなく0Vに近いが浮遊静電容量などもあり0にはならないという理解であってますか? (3) その場合、プラスの線マイナスの線を単独で触れた場合感電しますか? このような回路で対地間絶縁がすごく悪かったり、地落した場合感電や火災の危険がある聞きまし たが。 (4) 一箇所で地落したとして非接地なので地絡電流は流れないと思うのですが、火災の危険とは2箇所以上で絶縁不要を起こすと閉回路が出来トラッキング現象やグロー現象などで火災になる場合がある、1箇所の場合は危険がない、ただし、トランスの故障などで1次側が二次側に流れ込んだ場合B種接地してある場所へ地絡電流が流れ絶縁不良箇所などで発熱し火事になる可能性があるとの認識であってますか? (5) 感電の場合はどういった場合おこりえますか?たまたま、触れた所が地絡や対地間絶縁不良を起こしていて、人間を通って大地に抜け、別の地絡や対地間絶縁不良を起こしている場所へ抜け閉回路が出来てしまったりすると感電する。 その場合並列で閉回路になっている負荷がある場合は、完全地絡でなければ負荷のほうへほとんど流れてしまうので感電はしない。 負荷がスイッチOFFなどで開放してる場合は全部人へ流れてしまうので危険、ただし閉回路になるために人を挟んで2つの点が必要との認識であっていますか? B種接地した交流の解説したサイトは色々あるのですが直流での非接地の場合の詳しく解説してあるサイトがあまりなかったので、長々と質問させて頂きましたが回答、補足などご教授よろしくお願いします。

  • 感電するのはB種接地があるから?

    電気回路に触れると感電するのは、B種接地があるからなのでしょうか? 単相の100V回路で変圧器二次側でB種接地を取り、接地側と電圧側を区分する。 このうち、人が接地側線を触っても電位差が生まれないので感電はしないが、 電圧側の線に触れた場合は、 電源→電圧側線→人→大地→B種接地工事の接地線→電源 といった閉回路ができるので人は感電してしまう。 この考えは正しいのでしょうか? もしそうだとすると、B種接地を取らない(非接地方式というのでしょうか?)で回路を作れば電路に触れても閉回路が出来ないので感電しないのではないでしょうか? ただしその場合地絡電流を検出できないので漏電遮断器が使えないことになるのでしょうか? 日本では、この漏電検出を重視しているから、B種接地を取るのでしょうか? アメリカやヨーロッパは、日本のように回路の一方を接地していないので、どちらの線に触れても感電しないというのは本当なのでしょうか?

  • 接地工事の抵抗とは?

    現在第2種電気工事士試験の勉強中です。接地工事における「抵抗」(10オーム以下とか100オーム以下)の意味がよく分かりません。感電防止のために漏電した電流を大地に逃がすだけなら接地極につなげばそれで良いのではないかと思うのですが、ここで何故「抵抗」が問題になってくるのですか?ネットで少し調べたところ、「抵抗」が大きいと大電流が流れた場合、大きな電位となり人体に・・・とかありましたが、いまひとつピンときません。どなたか分かりやすく教えていただけませんか?

  • 地絡電流

    電気屋の素人なんですが、地絡電流の意味を調べていたら、電気回路から大地に流れる電流となっていたのですが、地絡電流は、電気回路に接地したアース線(B種接地)から、流れた電流だけを差しているのですか?それとも、電気回路から大地に流れる電流すべてを、地絡電流というのですか?すいませんがよろしくお願いします。

  • 高圧と低圧の接地を同一極にすれば何が問題ですか?

    昔から高圧と低圧の接地を同一極にするのは良くないと言われています。(禁止はされていません。)理由は高圧が地絡した場合、高圧が低圧機器に回り込み低圧機器が破壊(又は人が感電)するからと言われていますが私は理解出来ません。高圧と低圧の関係は図のとおりであり高圧が地絡すれば接地極付近(高圧機器、低圧機器を含む)の電位が上昇しますが低圧機器と大地間(又は低圧機器筐体と電線間)に異常電圧が発生することは無いと思いますがどうでしょうか?

  • 世界の接地システムについて

    いつもお世話になっております。 私、小さなセットメーカで電気回路設計を行う者ですが、海外の接地システムと日本の接地システムのギャップについて悩んでします。 どなたかご教授願います。 下記質問に回答願います。m(_ _)m 1) 日本の接地システムはTT方式が主流で、電気設備技術基準の第17条にあるように接地の種類や施設方法が法的に整備されていますが、海外のTT方式以外の接地システムを導入している国ではどのように法整備がされているのでしょうか?IECの条例?(Listed)があればご紹介願います。 2) TN方式(相間440V)の場合、N相がアースみたいなもので、地面に接地しないので、漏電すると大電流が流れ地絡状態となります。そのため漏電ブレーカは人体保護と言うより漏電火災防止の為にあると解釈していますが、正解でしょうか?その場合、何mAの漏電ブレーカを選定するのか最適でしょうか?人体保護でないなら30mAは誤動作しそうなので、100,200mAの切換えタイプの選定すべき気がしてなりません。TN方式を取り入れている国の漏電遮断器(人体保護ではなく漏電火災防止として)の感度電流はいくらでしょうか? 3) TT方式ではD(C)種接地工事して下さいと図面等に明記しますが、TN方式の場合はどのように明記すれば良いのでしょうか?質問1とかぶりますが、説明責任としてN相に接続する説明を図面等に明記すべきと思います。 以上、経験者の方がいましたらご教授をお願いいたします。