製造間接費の実際配賦の欠点について

このQ&Aのポイント
  • 製造間接費の実際配賦の欠点とは、製品の単位原価が変動してしまうことです。
  • 製造間接費には固定費が含まれており、製造量の変化によって実際配賦率が異なるため、同じ製品でも異なる単位原価が算定されてしまいます。
  • また、実際配賦の遅延によって計算が遅れる場合もあります。
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製造間接費の実際配賦の欠点について

工業簿記を勉強中なのですが、テキストには製造間接費の実際配賦の欠点として、「実際操業度の多寡のより、製品の単位原価が変動してしまう」とあり続いて「製造間接費には、固定費が含まれています。固定費は製造量(操業度)が変化しても毎月(期)一定額発生する原価ですが、このことは、毎月の製造量が変化し、操業度が変化すると、月によって実際配賦率が異なることを意味します。このため、同じ製品を製造しても、月によって製造間接費が著しく変動してしまい、結果として同じ製品を製造した場合でも異なる単位原価が算定されてしまいます」と記されています。 もう一つの欠点である「計算の遅延」についてはすんなり理解できましたが、これが何を言わんとしているのか、また結局なにが欠点なのかがわかりません。 どなたか、簡単に解説していただけないでしょうか?

  • r3s
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質問者が選んだベストアンサー

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  • raito07
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回答No.1

実際原価と標準原価の利点欠点の問題だと思います 文章の意味がイマイチ理解出来ない時には、極端な例を当てはめると分かり易いのは、何でも同じです 三菱自動車がトラックを生産したとします 問題が発覚する前は、月に1万台生産し原価の総額は100億円でした ところが!! 問題が発覚してからはトラックが全く売れない 前月の生産台数は、たった1台しかありませんでした さて 100億を1万で割れば、1台の原価は100万です じゃ、前月はどうだったかと言うと そりゃ材料費や外注費はかからなかったでしょう でも人件費はかなりかかったはず その他にもかなりの固定費の支出があったはずです 仮に人件費とその他固定費で3億かかったとすると 前月のトラック1台の原価は 3おくえ~~ん (^-^) これが実際配布の欠点です で これを更に細かく検証していくのがこれからの勉強です 標準原価と、標準原価差異の処理が、簿記の問題になっていくんです でもその前に配賦が待ちかまえてるけどね

r3s
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございましたm(__)m 分かりやすく説明をしていただいてスッキリです。 >文章の意味がイマイチ理解出来ない時には、極端な >例を当てはめると分かり易いのは、何でも同じです ホントですね。 アドバイスをいかして進んでいきたいと思います!!

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