何のとどんなの使いわけ

このQ&Aのポイント
  • 「何の」と「どんな」の使い方についてお尋ねします。例えば「どんな話をしていたのだろう」を「何の話をしていたのだろう」と言い換えることはできますが、「彼はどんな気持ちだったのかな」を「彼は何の気持ちだったのかな」と言い換えることはできないように思います。
  • 「どんな」と「何の」は使い方が異なります。例えば、「どんな話」という場合は、話の内容や性質を尋ねるのに対して、「何の話」という場合は、話の対象やテーマを尋ねることになります。
  • 英語の how と what の違いと同じように、日本語の「どんな」と「何の」も使い分けがあります。具体的には、「どんな」は内容や性質を尋ねる際に使われる一方、「何の」は対象やテーマを尋ねる際に使われることが多いです。ただし、実際には「どんな話」と「何の話」を同じ意味で使うこともあります。
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「何の」と「どんな」の使いわけ

「何の」と「どんな」の使い方についてお尋ねします。 例えば「どんな話をしていたのだろう」を「何の話をしていたのだろう」と言い換えることはできますが、「彼はどんな気持ちだったのかな」を「彼は何の気持ちだったのかな」と言い換えることはできないように思います。 英語の how と what の違いと同じだと考えて、「どんな話=どのような話」、「何の話=何についての話」と考えれば、「何についての気持ち」とは言わないから「何の気持ち」は非文だと言うことができるかと思います。 ただし実際には「どんな話」と「何の話」を同じ意味で使っていることも多いと思うので、それを思うと無理があるような気がします。 そこであらためてお尋ねしますが、「どんな」と「何の」はどのようなときに使える言葉なのでしょうか(その使い分けは?)。 外国人にも理解してもらえるよう、できたら文法的にご説明いただきたいと思います。

質問者が選んだベストアンサー

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  • hakobulu
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回答No.3

おっしゃるように、 「何の= what 」 「どんな= how 」 でよろしいかと思います。 「どんな(= how )」は、 はっきりしないそのものの状態・性質・程度などを想像しようとするさま。 という意味です。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/162106/m0u/%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%AA/ 「どんな話」は、基本的に「どんな(性質の)話」という意味になり、これは hoe です。 ただ、「どんな(内容の)話」という意味で使うことも可能で、この場合は what ですから、「何の」とほとんど同義になります。 「何の話?」よりも「どんな(内容の)話?」のほうが、内容について興味深々というニュアンスを表わすことができそうです。 「どんな話」が how なのか what なのかは、その時々のシチュエーションで判断するしかないと思います。 省略が生む、ちょっとした悪戯のひとつでしょう。      

Mister0413
質問者

お礼

詳しくて本格的なご回答、ありがとうございました。 確かに「どんな話」は基本的に「どんな(性質の)話」ですが、「どんな(内容の)話」という意味で使うことも可能なようですね。そのように考えると私の頭の片隅にわいた疑問まで、すっきり解決します。 「どんな気持ち」については、私の質問文の解釈で良さそうですね。

その他の回答 (3)

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.4

「どんな話」 疑問を表わす形容動詞「どんな」の連体形で、対象となる「話」を聞きたいという希望や姿勢の表明。 一般的には「一体どんな話か教えてほしい」意味を持ちます。 「何(なん)の話」 不定代名詞が連体接続した形であり、前後の文脈が明晰でない場合はぼかしの表現に。 肯定文ではボヤカシや省略を。(「ナニ」と読んで、例の話。くだんの話。) 推定文では予想や逃げ・トボケを。(どんな話だっけ…。もう忘れた。) 疑問文では無関心なほど消極的な姿勢。(どうでもいいけど何だっけ、その話。) 一般的にはさほどの関心がない話を、それでも取り上げる際の消極的あるいは韜晦的表現。

Mister0413
質問者

お礼

全く予期していなかった角度からのご説明、ありがとうございました。 言われてみるとそのように思えますが、これまでそのようなことは全く意識せずに使っていました。 意味的な側面からの説明として、ぜひ参考にさせていただきます。

noname#197435
noname#197435
回答No.2

文法はわからないが、何の・・内容などわからない状況  どんな=どのような・・内容を聞いている感じ。どんな話・・話の概要、目的などはわかっており、その内容を具体的に聞くときに使います。たとえば、何のために・・よく理由がわからない。しかし、どんなために・・ これはないです(あってもいいはずだけどね)ーこれはどんなの後は動詞形容詞が来てもいいからかな。どんな美しい、はOK 何の美しいはNG。

Mister0413
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございました。 ただしそれですと「どんな気持ち」は自然な表現であるにもかかわらず、「気持ちの概要、目的などはわかっており、その内容を具体的に聞くときに使う」ということになり、不自然な説明になってしまいます。

  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.1

「どんな」= what kind of 「何の」= what of という、ジャンルを気にしているか、そのものズバリを気にしているか、の違いではないでしょうか。 「何の話」 の 場合は、 what = what kind という意味で「何(に関する)話」を意味しているので、概念「何」の中に概念「どんな」も含まれてしまって同じ意味を表しているから、ややこしくなっているのかと思います。

Mister0413
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございました。 すると「何の気持ち」は、 what = what kind という意味で「何(に関する)気持ち」を意味することになるので非文ということになるのですね。

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