「こちらになります」という表現の意味と使い方について

このQ&Aのポイント
  • 日本語を勉強中の中国人が、「こちらになります」という表現の意味と使い方について質問しています。
  • 質問者は『ビジネス敬語が一夜づけで身につく本ーこれだけ敬語50フレーズの基本と応用』という本を読みながら、「こちらになります」という表現について疑問を抱いています。
  • 質問者は、「こちらです」という表現が丁寧不足であるかどうかや、「こちらでございます」という表現が婉曲的な表現であるのかについても質問しています。
回答を見る
  • ベストアンサー

「こちらになります」について

日本語を勉強中の中国人です。ぱる出版出版の『ビジネス敬語が一夜づけで身につく本ーこれだけ敬語50フレーズの基本と応用』(浦野啓子著)を読んでおります。1箇所よくわからないところがあるのですが、教えていただけないでしょうか。 53ページから引用いたします。 「先月、おっしゃっていた◯◯をご用意しました。どうぞ、こちらになります。ご覧ください。」 「こちらになります」という言い方がよくわかりません。「こちらです」が丁寧不足でしたら、「こちらでございます」はよろしいでしょうか。また何かの婉曲的な言い方でしょうか。とても鈍感です(ーー;)。 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • 1311tobi
  • ベストアンサー率49% (84/169)
回答No.5

 余計なお節介かもしれませんが、その『ビジネス敬語が一夜づけで身につく本ーこれだけ敬語50フレーズの基本と応用』を読むのはやめたほうがよいと思います。いままでいくつかの質問に出てきた記述を読む限り、信用できません。本当に重要なことだけを適確に説明している可能性もありますが、いままでの質問を読む限りとてもそうは思えません。細かい点は省略します。  大前提として「一夜づけで身につく」とか「○時間でわかる」といった書名には疑問を感じます。「たった2時間で中国語が話せる」という書名の本を信用できますか?  このような本は、「ハウツー本」などと呼ばれ、人気は高くても内容はいい加減なことが多いのは、出版界の常識になっています。 「~になります」は文法的に間違っているわけではありません。  使い方さえ適切なら正しい敬語です。  たとえば、「合計で○○円になります」なら、「変化を表わす」ごくごく当たり前の敬語です。しかし、近年訳のわからない使用例が増えたために、「使わないほうが無難」な言い回しになってしまいました。「~でございます」にするほうが無難……が結論〝になります〟。    たとえば、先に見たサイトでは下記のように書いてあります。 【「出版記念セミナーのお知らせになります」という表現】 http://ameblo.jp/comkeigo/entry-11206844962.html 【「~になります」に2つの言い換え】 http://ameblo.jp/comkeigo/entry-11207048016.html  細かいところには疑問もありますが、おおむねこのとおりです。 「~になります」は、「~(さ)せていただきます」 「よろしかったでしょうか」 などと並んでバイト敬語などと呼ばれ、ウンザリするほどいろいろな説が流布しています。  現在流通している敬語の書籍で、なんの注釈もつけずに「~になります」を使うのはあまりにも無神経です。データを見るとかなり古い本のようです。そんな古いハウツー本を読むより、↑のサイトを読むほうが、はるかに有意義です。 「~になります」に関して詳しいことは下記をご参照ください。  念のため、ほぼ全文を引用します。  大元のブログhttp://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1201.htmlにはほかにもいろいろな例をあげています。疑問点があれば追加で質問してください。 【42定番の質問/バイト敬語。「~になります」「~円になります」「コーヒーになります」】 http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n146519 「~になります」についてのまとめ。  過去のリンクを張るが、たどらなくていいように要点を抜粋していく。  いろいろな資料を目にして、何がなんだかわからなくなっている。 ●「変化を表わす」(本来の用法)  まず「~になります」の本来の用法を確認しておく。  本来の用法は「変化を表わす」もので、典型的なのは「あと5分で3時になります」のような形。これの仲間と考えられるものに以下のようなものがある。   1)(会計時の)合計で○○円になります   ※1品で「○○円になります」だと、下記の問題視されている用法になるらしい。   2)この子は来月3歳になります   ※(すでに3歳になっている子のことを)「この子は3歳になります」という用法もある(これはちょっと分けて考えるべきかも)。 「~になります」が目の敵にされた結果、こういうまともな用法まで妙な感じに聞こえる印象がある。そこまでいくと「言葉狩り」に近づく。 ●料理を運んできて「~になります」  これが一般に問題視されている例。  ただ、メニューの表示が曖昧な場合はアリとする説もある。  これに関しては、〈2〉にいただいたコメントのリンク先が詳しい。 http://www.surugadai.ac.jp/sogo/media/bulletin/Ronso31/Ronso31honda.pdf ================引用開始 (2) a. こちらが若鶏のプロヴァンス風になります。    (NHK アナウンス室ことば班(2005: 63))   b. こちらが和風セットになります。   (矢澤(2004: 31))  (2a)については,「メニューで料理名を見ただけでは予想がつかない,不確定なもの を指して言う場合には,さほど違和感がないかもしれません」という観察(NHK アナ ウンス室ことば班(2005: 63-64))がある。 ================引用終了  (2b)に関しては、〈3〉で詳しく引いた。  むずかしく考えずに、(2a) と同様と考えておく。要は、「料理名だけではわからないでしょうがこういうものです」くらいの意味らしい。  ただ、そんなことを言いだすと、わかるかわからないかは個人差があるので全メニューが「~になります」でもおかしくないってことになりかねない。  ありふれたコーヒーに見えても、店主がとんでもないこだわりをもっている特殊なコーヒーなら、「(これが当店自慢の)コーヒーになります」もアリになる。  そんな微妙な考え方をする必要があるのだろうか。  まあ、「こんな粗末な(期待外れかもしれない)もので申し訳ない」という下手に出る意識から出た言い回しなら、大目に見るべきだろう。「この子は3歳になります」もこのニュアンスに近い。そういう殊勝な言葉づかいも、マニュアルどおりの言葉になると「とにかく下手に出ておけばいい」という感じになりやすいんだけど。 ●「~になります」にひそむ心理1 「~になります」には責任転嫁のニュアンスがあるらしい。 「お届けは来月になります」ならフツーの言い方だろう。 「そんなに細かい注文をつけられると今月中の納品はむずかしく、来月になります」になると責任転嫁の気配が濃厚になる(「言い訳」とも言う)。  これについてはいろいろな言い方がある。 ・結果としてそうなったという客観性を強調し、行為者の主体性をぼかす(Wikipedia/↑〈1〉 ) ・非人為的な推移(『問題な日本語』/↑〈3〉)  多くの場合、使うほうはそういうことは考えていない。むしろ、先に書いたように(本来は)下手に出ている。しかし、受け取る側はそういう気配を微妙に感じて不快になることがある。「~になります」が嫌われる背景には、この意識があるんじゃないだろうか。 ●「~になります」にひそむ心理2 「~になります」にかわる言い回しはいくつかあるが、一般的なのは「~です」と「~でございます」だろう。  敬度で考えると、 「~です」<「~になります」<「~でございます」  だろう。  客商売だと「~です」が使いにくい気持ちはわかる気がする。それなら「~でございます」を使えばいいと思うが、これを嫌う人も多いらしい。  理由は、〈2〉で教えてもらった論文だと〈「高級店であればまだしも,ファミレスやコンビニで使うには堅苦しすぎる」と感じる〉らしい。職業差別じゃないかな。 〈3〉で見た『問題な日本語』にいたっては、〈「ございます」が用いられなくなったことを受けて〉と決めつけている。根拠は見当たらない(泣)。使う人は使うと思うよ。  もうひとつ、「お~になります」との混同って説も捨てきれない。このあたりは〈2〉に詳しく書いた。 ●遠慮がちな結論 「~になります」は文法的には間違っていない。料理をもってきたときなどに使うのは相当ヘンだと思うが、何も言う気はない。接客業の慣用句と考えればいい。  ただ、接客の基本を考えてほしい。これだけ「~になります」が問題視されてしまうと、たとえ正当化する論理があっても使うべきではない。よけいなトラブルの元だもん。「それはおかしい」と指摘する客を論破して何かいいことあるの?  どこかで読んだ気がある人は記憶力を誇っていい。下記で書いた結論をベースにしている。 693)【バイト敬語の話──「よろしかったでしょうか?」考 3】 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2303.html 「~です」では敬度が足りないと思うなら「~でございます」でいいじゃない。それで「バカ丁寧すぎる」と言うクレーマーは相手にしなければいいだけ。 ●バイト敬語/若者言葉のコレクション http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1818.html

sobatya_cn
質問者

お礼

ご丁寧に教えていただきありがとうございます。だいぶわかるようになりました。アドバイスにも感謝いたします。ざっとした感じで読み終わりました。

その他の回答 (7)

  • 1311tobi
  • ベストアンサー率49% (84/169)
回答No.8

(続き)  じゃあなんで急に「バイト敬語」が問題視されるようになったか。  とりあえず仮説として2点あげておく。 1 画一的なヘンな敬語が広がった  各自がバラバラにヘンな敬語を使っていたら、「最近の若いモンは……」ってことになる。マニュアル化が進んだためにヘンな敬語の画一化が起きた。それが耳障りなために問題視され、「バイト敬語」なんて言い方が生まれた。 2 しょもないことを発信する人が増えた  昔から「しょもないこと」を考える人はいた。でもまわりの人が相手にしなければ、単なる独り言だったので感染はこの段階で食い止められた(受け身か可能か)。いまはどんな「しょもない」ことでもネットやら何やらで発信すると、えらい勢いで広まることがある。だって昔は情報の「発信者」はごくごく限られた人たちだったんだから。  ことの善悪は別にして、「バカが意見を言うようになった」http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-925.htmlってことなんだろう。 4)〈ラジオってすごいですね。〉  平成15年はまだ平和な時代だった。2ちゃんねるはさほど普及してなかった(?)し、Twitterももちろんなかった。その頃のラジオは、まだスゴかったのかもしれない。 ●バイト敬語/若者言葉のコレクション http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1818.html  ちなみにお訊きしますが、下記のリンク先なら読めますか?  別の目的で解説している別のブログです。 【「~になります」考〈1〉~〈4〉】 http://ameblo.jp/kuroracco/entry-11855775056.html

sobatya_cn
質問者

お礼

度々ありがとうございます。最後のリンクでやっと拝見できました。日本語に深い愛情をお持ちですね。時々読ませていただきます。何度もご丁寧に教えていただき誠にありがとうございました。

  • 1311tobi
  • ベストアンサー率49% (84/169)
回答No.7

 No.5でコメントした者です。  本題から離れますが……。 「バイト敬語」(ほかにも呼称はいくつもあります)の源流に関しては諸説あります。  下記はいくつかのメディアにも取り上げられている説なので、かなり信頼できるはずです。  1980年頃、「ファミレスが増え始めた頃、某大手R社が接客ビデオを制作した。現在使用されている変な敬語は、全てそのビデオにマニュアル化されていたのだ」とのことです。  詳しくは下記をご参照ください。 【バイト敬語の源流】 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1326.html  質問者が読めないと困るので、ほぼ全文をひきます。  以前に読書感想文の中で取り上げた新聞記事の原本をコピーしてきた。かなり重要な話なので、ねちっこく書く。まず以前の話を再掲する。 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1141.html ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  p.145~のテーマ〈ファミレス敬語はマニュアル敬語〉。 「保険証をお持ちでなかったですか?」(妙な過去形) 「天丼になります」(妙な未来形)  について書いたら、読者が「全疑問一挙解決のめざましい新聞切抜き」を送ってくれたそうな。もしかするとネット上にテキストが転がっていないかと思ったが、見つけたのは2つとも本書からの引用だった。毎日新聞(平成15年5月31日夕刊)で、フリーアナウンサーの長野智子氏が「メディアの手習い スタジオ発」と題したコラムらしいから、今度図書館で探してみようか。  ちなみに、この文章が書かれた「週刊文春」は 2004年1月29日号。 【おぼえがき】 http://wjunya.blog39.fc2.com/blog-entry-72.html 【日刊★気になるフレーズ】 http://randomkobe.cocolog-nifty.com/center/2006/12/index.html 【引用部】 〈…「こちらケチャップになります」(これからケチャップになるのか)「カレーでよろしかったでしょうか」(何故過去形?)「1000円からお預かりします」(どっからじゃい)といった、いわゆるファミレス敬語に不愉快な思いをしている人も多いだろう。実際、TBSラジオ「アクセス」でこの問題を取り上げたら……〉 「衝撃的な内部告発電話が入ってきた」らしい。「約20年前ファミレスが増え始めた頃、某大手R社が接客ビデオを制作した。現在使用されている変な敬語は、全てそのビデオにマニュアル化されていたのだ」というのである。高島先生はロイヤルホストと推測したら、これはのちにリクルート社と判明したとのこと。とにかく、諸悪の根源はこのビデオらしい。まあ、ほかにもあるんでしょうけど。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  この訳のわからない一連の敬語の呼称は諸説ある。Wikipediaでは「バイト敬語」と呼んでいるようだ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%88%E6%95%AC%E8%AA%9E  ほかにもいろいろ呼称が出ている。   バイト語   コンビニ敬語・コンビニ言葉   マニュアル語・マニュアル敬語   ファミレス敬語・ファミレス言葉   ファミコン言葉(敬語)  主なバイト敬語としてWikipediaでは以下のものをあげている。  ※【10月28日追記】下記の記述はこの数か月後には削除された。   2.1 名詞+の+ほう(方)   2.2 名詞/金額+になります   2.3 金額+から   2.4 よろしかったでしょうか   2.5 いらっしゃいませこんにちは   2.6 ~する形になります    2.7 「お」の多用   2.8 お返しになります    2.9 お召し上がりですか   2.10 温めますか   2.11 複合型  で、問題の毎日新聞の記事を全文チミチミと入力する。 (画像は「大人の事情」で省略) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 『メディアの手習い スタジオ発』 変な敬語の元凶は?  身近にある意外な事実に、どのくらい「へえー」と感心したかを「10へえー」とか「50へえー」とか点数つける「トリビアの泉」という番組があったが、最近私にとって「300へえー」だった話。ファミレスやコンビニでよく耳にする「変な敬語」に関する「へえー」である。  「こちらケチャップになります」(これからケチャップになるのか)「カレーでよろしかったでしょうか」(何故(なぜ)過去形?)「1000円からお預かりします」(どっからじゃい)といった、いわゆるファミレス敬語に不愉快な思いをしている人も多いだろ う。実際、TBSラジオ「アクセス」でこの問題を取り上げたら、70%近くの人が「敬語をきちんと話すべき」だとし、最近の若者言葉はまこと聞き苦しい、とお怒りだという結果がでた。  しかし、何ゆえこのような変な敬語が蔓延したかに関して、様々なご意見や言い分が全国各地から寄せられたのである。「よろしかったでしょうか」という表現については、北海道の方言だというご意見がきた。なんでも北海道では過去形で言うと丁寧になると思われていて、電話で名乗るときも、いきなり「長野でした」と言うそうな。ファミレス創生期に、大量の道産子が就職したというのか。ちなみに、英語でも丁寧に言うときは「CAN」ではなく、「COULD」ではないか、という強引なご意見もあった。次に「1000円から」という言い方は消費税導入を背景に生まれた表現というご意見。つまり端数の支払いが増えたため、客が小銭を出すか確認するため「から」という言葉を使ってしまうという言い分である。なるほど。するとそこに衝撃的な内部告発電話が入ってきた! なんと「約20年前ファミレスが増え始めた頃、某大手R社が接客ビデオを制作した。現在使用されている変な敬語は、全てそのビデオにマニュアル化されていたのだ」というのである。電話をくださったのは、他ならぬビデオを作った当人。何とその後、そのビデオで敬語を勉強したという店員、そのビデオで店員を教育したというトレーナーからも続々と電話が入り、「アクセス」は実に短時間に、現代社会に蔓延する変な敬語の元凶を暴くに至ったのである。ラジオってすごいですね。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  平成15年(2003年)の約20年前ってことは、1980年くらいということか。根は深いな(笑)。  ポイントになりそうなことがいくつかある。 1)〈70%近くの人が「敬語をきちんと話すべき」だとし、最近の若者言葉はまこと聞き苦しい、とお怒り〉  それを言ってしまうと、はるか昔から現代まで、「若者言葉の乱れ」を嘆く年寄りはもんのすごくいた。と言うより、「若者言葉の乱れ」が気になりはじめたら老化現象を疑うべき。その点当方は、若者の頃から世の中全体の言葉の乱れが気になって、気になって、木になって……ワタシは食べ頃の果実ハート……もはやどうでもいい感じになりつつある。 2)〈北海道の方言だというご意見〉  この説もよく聞くけどマユツバもの。筆者も「大量の道産子が就職したというのか」と疑問に感じている。  一応道産子として言わせてもらうと、当方にはこの妙な過去形が北海道弁という感覚が薄い(弱い?)。この話は比較的近い時期に書いたはずなんだが、どこだったか見当がつかないorz。で、もう一度書く。北海道のビジネス用語としては一般的なのかもしれないが、当方は北海道で働いた経験がないのでなんとも言えない。  北海道のガイドブックを作るために札幌の人間とコンタクトをとっていた時期がある。「長野でした」は記憶にないが、開口一番「お世話さまでした~」と言うのはいつものこと。初めて聞いたときは電話を切りそうになった(笑)。ただ、「過去形のほうが丁寧」という意識があるか否かは不明。英語でも「could」(would)のほうが丁寧なのはたしかだが、ちょっと強引だろう。 3)〈「1000円から」という言い方は消費税導入を背景に生まれた表現〉  これも後づけくさい。たしかに「1000円からでよろしいですか?」だとさほど異和感がない。それは、たとえば201円の支払いのときに「1000円からで1円の持ち合わせはナシってことでよろしいですか?」ってニュアンスだから。これって消費税導入以降に限るの? じゃあ消費税導入以前は、どんな会計も半端はなかったのか? 1円硬貨、5円硬貨はなんのために存在したのよ。  消費税を理由にするなら、「お預かりします」のほうだろう。頂いた代金の中にはそのまま納税する消費税の預かり分があるから、「お預かりします」が正確……これも後づけだろうな。  バイト敬語が一般的になる以前も、若いバイトは存在したし、けっこういい加減な言葉を使っていたはず。だって当時の若者はまともな日本語を話していたなんて考えにくいよ。 (続く)

sobatya_cn
質問者

お礼

再びありがとうございます。挙げてくださった問題のあるバイト敬語は確か以前どこかで読んだことがあります。使わないように気をつけます。

  • yanhua
  • ベストアンサー率72% (508/701)
回答No.6

今回の質問に関して言えば 「こちらです」が正しい・・・言いきりなので人によっては不快感を感じる。 「こちらでございます」が充分に丁寧です。接客業では誰に対しても無難な話法。 *このような違和感に気づくことは素晴らしいことです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 久しぶりに拝見しましたら いつぞや回答したものを思い出しました。 貴質問http://okwave.jp/qa/q8564994.htmlへの回答でついでに述べたものです。 当該部分を抜粋しておきます: 近年と言ってもかなり以前からですが 日本語に蔓延して常態化している 「~になります」の話法。 “なります”は 経緯や原因や時の経過 を踏まえて “結果が得られる”ことです。 これらの要素が 明示的/暗黙の既知 などとして成立していない場合は不適。 無暗に「~になります」が蔓延したのは 数十年前出来たコンビニエンススストアの接客用マニュアルに発すると言われます。その頃を機にサービス業の大発展があり アルバイトやパートなどの非正社員が急増しました。丁寧な採用試験や入社後の社員教育が出来ず マニュアルの丸暗記教育が浸透したのです。 接客での会話を標準化するということは 無用の敬語や丁寧表現 当たり障りのない言い方 責任回避の表現に偏向します。そこでできて来たのが 現在蔓延するコンビニ言葉です。 後に接客業全般に広まり バイト(アルバイト)言葉とも。 今や「~になります」が常態化しているとは言ってもきちんとした社会人は厳しく見ます。 私などは 無責任発言の象徴として最も嫌悪することの一つです。 入社試験 客先接待の場 公式の場 お見合いの席...などで使うと 幼児性/無教養/家庭の教育/社会性の欠如/責任感の欠如...などが疑われます。 少なくとも文章で使うと知性を疑われます。 *『ビジネス敬語が一夜づけで身につく本ーこれだけ敬語50フレーズの基本と応用』(浦野啓子著)は未見ですが ご質問の流れから推測すると品質に疑問を感じます。著者の日本語と文章に関する教養への疑問です。 氏は日本経営合理化協会によれば 電話応対指導の第一人者とあり多くの社員教育を手掛けているようです。おそらくはこのような方が 乱れた日本語を敷衍してきたように思わざるを得ません。

sobatya_cn
質問者

お礼

ご丁寧に回答していただきありがとうございます。以前の質問も思い出しました。無意識のうちに感染されました。今後気をつけます。アドバイスにも感謝いたします。ざっとした感じで読み終わりました。

  • Postizos
  • ベストアンサー率52% (1786/3423)
回答No.4

こちらでございますが正しい。 「こちらになります」は、お客さんの言っている通りのものが無かった場合とか、「(近い物は)このお店ではこちらになります」という意味になってしまいます。 その意味で婉曲やへりくだり(「こんなものしかないのですが」という)の場合もありうるのですが、例文の場合はそうとは考えられないので間違いです。

sobatya_cn
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。大変いい勉強になりました。

  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.3

「なります」は、あるものが別のものに変わる become の意味があるので、本当に変わるときにはいいのですが、単に「これです」 This is のときに「なります」と言われてしまうとすごく不自然です。 「先月、おっしゃっていた◯◯をご用意しました。どうぞ、こちらをご覧ください。」 「先月、おっしゃっていた◯◯をご用意しました。どうぞこちらでございます。(と差し出す)」 と短くしたほうがスッキリします。 一方で、料理を教える番組で、 「この玉ねぎをいためて20分火を通したものが、こちらになります。」 とあらかじめ調理しておいたものを出すのは不自然ではありません。before and after ですから。この様子をみて、使い分けができずにご質問のような言い方が日本に広まってきているのだと思います。

sobatya_cn
質問者

お礼

早速ご回答いただきありがとうございます。とても参考になりました。

noname#252332
noname#252332
回答No.2

こちらになります。こちらがピリ辛担担麺になります。 直接的な意味は、「まだ成っていませんが、これから成ります」という意味ですが、「私の考えではこれなんですが、だめですか?」という、目上に対する恐れと遠慮を表現しています。居酒屋のバイトが使う日本語ですが、居酒屋気分で働いている人はみなこの言葉を使うようになりました。正常な大人は「こちらでございます」と言います。

sobatya_cn
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。難しいですね。

回答No.1

  「こちらになります」勉強してない、無知な日本人が使う恥ずかしい言葉です こちらです こちらでございます が正しい 但し、質問の文では、これが良い 先月おっしゃられた◯◯を用意いたしました。どうぞ、こちらでご覧ください。

sobatya_cn
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。

関連するQ&A

  • 「とおっしゃっていました」と「とおっしゃいました」

    日本語を勉強中の中国人です。ぱる出版出版の『ビジネス敬語が一夜づけで身につく本ーこれだけ敬語50フレーズの基本と応用』(浦野啓子著)を読んでおります。「とおっしゃっていました」と「とおっしゃいました」の違いがよくわからないのですが、どのように使い分けるのか教えていただけないでしょうか。 49ページから引用いたします。 「お客さまにお目にかかったら、⚪︎⚪︎とおっしゃっていました。お元気なご様子でした」 「お客さまが⚪︎⚪︎とおっしゃいました。早急にお返事を申し上げたほうが、よろしいかと存じます」 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

  • 文中の「よう」と「でも」の役割は何でしょうか

    日本語を勉強中の中国人です。ぱる出版出版の『ビジネス敬語が一夜づけで身につく本ーこれだけ敬語50フレーズの基本と応用』(浦野啓子著)を読んでおります。文中の「よう」と「でも」の役割はよくわからないのですが、教えていただけないでしょうか。 37ページから引用いたします。 「ただいまから⚪︎⚪︎さまの近くまで参ります。もし、お時間がおありになるようでしたら、ほんの少しお伺いしてもよろしいですか」 39ページから引用いたします。 「⚪︎⚪︎会議も近いので、ご指導をいただきたいのですが、お時間があいたときにでも、ぜひ、よろしくお願い致します」 上記二つの文の中で、「お時間がおありになるようでしたら」と「お時間がおありになりましたら」、「お時間があいたときにでも」と「お時間があいたときに」のニュアンスはそれぞれどのように違うのでしょうか。 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

  • 「お客さま」、「取引先の相手」、「お茶」の意味

    日本語を勉強中の中国人です。ぱる出版出版の「ビジネス敬語が一夜づけで身につく本 これだけ敬語50フレーズの基本と応用」(浦野啓子著)を読んでおります。意味のわからないところがあるのですが、教えていただけないでしょうか。25ページから引用いたします。 「お客さまや取引先の相手に声をかける場合には、好みの飲みものを尋ねるようにしましょう。コーヒー党や紅茶党の人には、お茶を用意するよりもコーヒーや紅茶をサービスしたほうが喜ばれます。」 1、「お客さま」と「取引先の相手」とこの二つの概念は重なる部分がないのでしょうか。「取引先の相手」の概念は広くて、すでに「お客さま」という概念が含まれており、なぜわざわざ「お客さま」をもう一度重複して言う必要がありますか。 2、「お茶」は普通緑茶を指すのでしょうか。紅茶はお茶に属していないのでしょうか。お客さまに「お茶をお願いします」と言われた場合、普通緑茶の意味でしょうか。さらに、「緑茶と紅茶があるのですが、どちらになさいますか」と聞いたら、おかしいのでしょうか。 「お客さま・取引先への応用」 「社内の身内に対しての応用」 3、本はこの二つのシチュエーションに分けて言葉遣いを教えてくれました。さきほど1に続く疑問で「お客さま・取引先」はどういう意味の分類でしょうか。お客さまが取引先に入っているのですが、なぜもう一度言う必要がありますか。 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

  • 倒置?ファウスト第一部:believe you meは、you believe meて事でしょうか?

    こんばんは、いつもお世話になります。 David Constantine訳の現代英語訳 ゲーテ著、「ファウスト」を現在読み進めています。 そこで、初めてみる形の倒置(?)を見かけましたが、倒置かどうか自信がありません。倒置でしょうか? 背景:ファウストとメフィスト、薬を手に入れる為に魔女の元を訪れる。 ~~~~上記の本より引用~~~~~~~~~~~~~~ That is of all ways best, believe you me, To live four score years young. ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~参考までに、森鴎外訳~~~~~~~~~~~~~~~~~ これなら八十になつても若くてゐられる 絶好の手段だと云うことを、信用なさつて宜しい。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (東京:富山房,大正2出版) ご覧の通り、believe you me=you believe meに見えます。でもやっぱり、変な語順ですが、こんな倒置(主語youを省略せずに動詞を前に出す?)ってアリだったんでしょいうか? 教えてください、よろしくお願い致します。

  • 麻薬ビジネスをしている宗教団体の正体は?

    世界的に名の知れた著名人が何人も「創価学会(新興宗教)は、パナマのノエリガ将軍と麻薬ビジネスやマネーロンダリングをしている」と口を揃えて告発しています。 闇ビジネスを告発している著書を証拠として提示します。 ニューヨーク市立大学大学院名誉教授 霍見芳浩(著) 「アメリカ殺しの超発想」 「日本企業の悲劇」 元公明党委員長 矢野絢也 (著) 「私の愛した池田大作・虚構の王との50年」 米経済誌フォーブス編集長 ベンジャミン・フルフォード(著) 「イケダ先生の世界 青い目の記者がみた創価学会」 信者なら創価学会とノエリガが親しいことはご存じと思います。 実際は、親しいのではなく闇ビジネスをしていたのです。 告発者である、旭日大綬章を授賞した公明党委員長 矢野絢也氏、ニューヨーク市立大学教授の鶴見芳浩氏、米経済誌フォーブスの編集長 ベンジャミン・フルフォード氏らが口を揃えて嘘を吐くとは思えないのです。 新興宗教団体を非難しても彼らにとって何のメリットもありません。 創価学会は、言論出版妨害事件、月刊ペン事件、共産党委員長宮本邸盗聴事件、大阪事件、中傷ビラ事件、合成写真事件、黒い手帳・集団ストーカー事件、シアトル事件など、世間を騒がせてきた多くの事件で<創価学会の組織犯罪>だと司法に断罪(創価学会の敗訴・有罪判決)されてきましたが、海外でも違法ビジネスをしていたのでしょうか。 証拠はこちら。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%B5%E4%BE%A1%E5%AD%A6%E4%BC%9A#%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%AB%E3%81%BE%E3%81%A7%E7%99%BA%E5%B1%95%E3%81%97%E3%81%9F%E5%95%8F%E9%A1%8C 個人的に事実かどうか検証しましたが、各人の著書に創価学会の闇ビジネスのことがハッキリと書かれていました。 創価学会の闇ビジネスは、真実とみて間違いありませんか。 鶴見芳浩(つるみ よしひろ)ニューヨーク市立大学教授(熊本県出身)は、ニューヨークの太平洋経済研究所理事長も務め、国際経営学の分野で世界的に著名。『日本企業の悲劇』その他多数の著書の中に『アメリカ殺しの超発想』(1994年徳間書店発行)の206頁以下に、驚くべきことが書いてあるので紹介する。 引用開始 ------------ 小沢一郎氏と池田大作氏とノリエガ将軍の三角関係 94年5月以来、ワシントンを起点にしてアメリカの各所に配られた「小沢批判リポート」はもう一つ重大なことに触れている。(中略) 同リポートは、小沢氏が、創価学会名誉会長で偽本尊を作ったりしてとかく会員の中でも批判のある池田大作と連携して、池田大作氏の野望である政教一致による日本の支配と、そのためのハク付けとして「ノーベル平和賞」の獲得に、小沢氏が協力している事実も暴露する。池田氏と同盟を結んでいる小沢氏は、アメリカにとってますます好ましくない人間だとも明言している。 実はこのくだりを読んだとき、私もひとつ思い出すことがあった。それは、ブッシュ前大統領が金丸、そして小沢両氏を思うままに操っていたころ、両氏に与えるアメ玉だけでは説明がつかないと思うことがいくつかあったのだ。 そこで、CIAに近いアメリカ人が聞かせてくれたのが、小沢氏、池田氏、そしてパナマの独裁者だったノリエガ将軍を結ぶ線だった。 ノリエガ将軍は、ブッシュ氏がCIA長官時代には、その手先となって、キューバのカストロ首相やニカラグアなど中米の革命グループ攪乱に協力した。 そして、その代償として、パナマを中継地として、時にはCIAの輸送機も使ってアメリカに南米コロンビア産のコカインを輸出(?)する暴挙を大目に見てもらっていた。 しかし、こんなノリエガを放置しておいたら自分の政治生命が危ないと知って、ブッシュ大統領は89年就任早々に、米軍による電撃的なパナマ侵攻をやって、ノリエガ将軍を「戦犯」として捕らえ、アメリカのフロリダにさらって来た。 そして、同将軍を「アメリカへのコカイン麻薬供給の罪」もつけて秘密裁判にかけて有罪とし、特別監獄の奥に閉じこめてしまった。 このノリエガ将軍が吐かされたものの中に、池田大作氏が創価学会の金をパナマで運用し、ノリエガ将軍の麻薬取引の資金繰りにも使わせていたことと、このあがりから、池田氏は小沢氏へ相当な額を常時渡していた、というものがあった。 ブッシュ氏はこの自白の証拠書類もがっちりと手に入れて、金丸、そして小沢の両氏を操作するムチとして使っていた。もちろん、アマコスト駐日大使は、このムチを必要に応じて直接使用した中心人物であったということだった。 この話は「小沢のパナマコネクション」として、アジア・太平洋諸国の政府の間にも知れ渡っている、と教えてくれたアジアの外交官もいる。知らぬは日本のみということだろうか。 -------------- 引用終わり https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1185410716 元公明党委員長の矢野絢也氏は、著書「私の愛した池田大作・虚構の王との50年」の中で、 創価学会はパナマのノリエガ将軍と麻薬ビジネスをしているとあります。 同じ事が、霍見芳浩(著)「アメリカ殺しの超発想」「日本企業の悲劇」にも書かれています。 図書館にも本が置いてあることがあるので、ご覧頂くことをおすすめします。 政権与党の一角を担う政党の最大の支持母体が麻薬ビジネスをやっているのですから。 暴力団後藤組と非常に親しい仲にあったことも、亀井静香氏の証言と後藤組組長が引退を機に出した本から明らかにされていますね。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11185583726

  • 逆転する炉心作業員・被曝限界と小学校・安全線量値

    逆転する「炉心作業員・被曝限界」と「小学校・安全線量値」 正しく怖がる放射能【8】 3/3ページ 「潜入ルポ」がさり気なく教えるもの  鈴木さんの記事はのっけからタブーの(少)ない調子で書かれています。  「早急な結論かもしれないが、これまで取材した実感で言えば、原発はヤクザのシノギのひとつといっていい」といった表現を紙に印刷された活字で目にしたのは、少なくとも福島の事故以降の大手マスメディアでは初めてだったように思います。  日常的に暴力団と接している筆者が、そうした情報源も利用しながら、人手不足にあえぎながら懸命の復旧作業に取り組んでいる福島第一原発に、作業員として潜入して現在進行形のルポルタージュを書いている。以前から原稿を通じて知っている筆者の方が、決意をもって現地の業者に「就職」、掛け値なしに本物の作業員として体験する現実を(いろいろ制約もあると想像しますが)大手メディアに出稿しているわけで、その迫力は凡俗の記事とちょっと違うレベルにあると思います。  この記事の詳細にご興味がある方は、どうぞ週刊ポストをご覧いただきたいと思いますが、衝撃的なこの記事の中で、私が最も注目したのは、あまり目立たないかもしれない以下のような記述でした。  「進まぬ作業に業を煮やした政府は、1F(福島第一原発)に限り、年間被曝線量の上限を250ミリシーベルトに引き上げた。が、これは素人丸出しの危険な数値として、現場では嘲笑され、完全無視である。  東電から実務を丸投げされている二次受けメーカーはそれぞれ、100ミリ、30ミリ、18ミリなどと異なる上限を再設定した。炉心周りに強いメーカーの上限が18ミリと圧倒的に低いのも、プロならではの正当なリスク回避が理由だろう。」 (鈴木智彦「僕は原発作業員」週刊ポスト 5月31日号から)  もっと人目を引くような内容が満載されているこのルポルタージュの中で、上記の数字の記載は極めて地味で、注意を留めない読者が多いかもしれません。  しかし、ちょっと待って欲しいのです。「年間線量」といえば、現地の学校や幼稚園などで設定された「20ミリシーベルト」という数値を思い出されないでしょうか。 「深刻な作業員不足」の2局面  文部科学省は、義務教育学校や幼稚園、保育所などの空間放射線量の参考値として「20ミリシーベルト/年間」という値を提出、4月末に高木文科相が行った記者会見や一連の発言は、歴史に残る国恥的な記録として長く留め置かれるべきものと思っています。それ以上に各種訴訟の責任対象として、この人の名を覚えておいたほうが良いかもしれません。従来の放射線管理区域の規制値や労災の適用、過去の判例などと見比べても、明らかに破綻した数値で、内閣参与を勤めていた小佐古敏荘教授が明確にこれを指摘して辞任したのも記憶に新しいところでしょう。  しかし、こうした数値はもともと一般になじみの少ないものですから、どうも軽視されたり、記憶にとどめられ難かったりする傾向が見られます。後続する文科省の発表でも「実際に線量はどんどん下がっている」式のものが多いわけですが、測定値がどう変化するか、という現象と、国が何を「基準値」あるいは「参考値」と見なすかは、天と地の違いがあります。端的にいえば前者は観測結果でしかなく、後者は決定者に各種の責任が伴う数字だということです。  全国の原子力発電所では、現場作業員の不足が深刻な問題になっている、と伝えられます。とくに炉心に近いエリアでの作業は、熟練したスキルを要求されることも少なくないということで、2重の人手不足が懸念されています。  第1は、言うまでもないことですが、危険な作業ということで新たな志願者が大変少ない、ということです。だが、いろいろ経緯があるようで、職安などでの求人は手控えているといいます。  しかしそれ以上に重要なのは第2の点、つまり「限度いっぱいまで線量を食って(浴びて)しまった作業員は、再びその業務に就労することができない」という現実です。もちろん被曝による健康リスクも影響は甚大です。2次下請けとしては、いくら業務が降ってきても、きちんと仕事ができる作業員がいなければビジネスが成立しません。国のように野放図なことは言えない、長年の経験に基づいて自主的に年間線量の限度を設け、作業員の確保に努めているわけです。  ここまで確認したうえで、もう一度よく見てみましょう。 原発炉心近くで就労する作業員に対する年間被曝限度線量  ――18ミリシーベルト/年 国が義務教育学校校庭や幼稚園で「安全」と強弁した線量  ――20ミリシーベルト/年  この逆転は、いったいどういうことなのでしょう。すぐさま思い出されるのは 「(政府の数値は)素人丸出しの危険な数値として、現場では嘲笑され、完全無視である。」 というルポルタージュの記載です。あるいは、現場で作業員が払底してしまったら、せっかく仕事をもらっても完遂できないし、仮にミスなどあった日には責任を問われる2次下請け以下の現場企業と、問われる責任など最初から考慮しているように見えない政府発表の「250ミリシーベルト/毎年」の違いということもできるでしょう。  さらに言ってしまえば「年間20ミリシーベルト」「毎時3.8マイクロシーベルト」を越える場所でも「短時間遊ぶのであれば問題なく」「冷静に対処してほしい」といった高木さんという方が、何の責任も取る用意がない、何よりの証左だと思います。  この高木さんにはぜひ、最低1度は、45分程度でいいですから、福島の学校で子供たちとドロだらけになって一緒に遊んでいただきたい。どうせもう60も過ぎてるんですから新陳代謝も落ちているわけだし、仮にたくさん被曝しても余命に大した変化はないでしょう。それと、5歳、10歳、15歳という細胞分裂の盛んな子供たちとでは、そもそも体からして根本的に違います。  みんなと同じものを食べ、同じ水をのみ、同じ空気を吸った上で、内部被曝を一切考慮しない「安全性」を自ら喧伝した事実の重さを、この方には自分の体で責任取ってもらう必要があると思います。 「正しく怖がる」って何だろう・・・?  このシリーズのタイトルとして記している「正しく怖がる」という表現は、『これからの「放射能」の話をしよう』(4月5日)で引用した寺田寅彦のエッセーから借用したものです。夏目漱石の門人で東京帝国大学理学部物理学科教授でもあった寺田は、1936(昭和11)年の浅間山の噴火に際して、むやみに恐れるのでもなく、また過大に楽観するのでもなく、「正しく怖がる」大切さを述べたのでした。  しかし2カ月ほど記す中で、途中から読まれたのだろう読者の方から「(伊東は)何を根拠に自分が正しく怖がっていると思い上がっているのだろう」式の、すっとんきょうなコメントをいただくケースも出てきました。そこで改めて「正しく怖がる」ということを、確認しておきたいと思うのです。  一番のポイントは「自分が今、下している判断が本当に正しいのか」と常に不断に問い続ける姿勢と思います。あるいは、古代ギリシャ・アテネでソクラテスが問うた「己の無知の知」への問いが最も大切、と言ってもいいでしょう。  事故後の状況だって随時変化している。昨日は妥当だったことが、今日も通用するという保証はありません。面倒かもしれませんが、安全のためには、逐一確かめてみなければ。そんな中で、もう1つ「正しく怖がる」上で最も重要と思うのは 「明らかな誤りを、決して見逃さない」 という姿勢だと思うのです。仮に王様が裸だったら「はだかだ」と言うべきだし、文科大臣ということになってる人がおかしければ、「たわけもの」と指摘しなければなりません。世慣れた大人のすることではないかもしれません。しかし、科学に裏づけられた放射線安全基準を守るには、「王様は裸じゃないか!」と断言できる子供の直裁さ、あるがままの現実を見抜く目が必要不可欠と思います。  諸々の経済効果まで勘定に入れながら、防護服など防備を固めた作業員が、原発炉心近くで作業する際の、下請け企業が己の責任のもと、独自に設ける「年間線量限界」が18ミリシーベルト/年とある横で、 「学校校庭が年間換算20ミリシーベルト強の環境でも、子供はお外で元気に遊んだ方がいい」 と、一切の責任を明示しないまま、素人(が国のけっこうな判断職にいることが大間違いであり亡国状況と思いますが)が何やら発言するのと、どちらをどう参考にするか。もちろん乱暴に一緒に議論することはできませんが、何かが明確に示されているのも事実です。それを直視する必要があると思います。  是は是、非は非、と逐一判断してゆく以外に「正しく怖がる」方法などない、というのが、私自身これを書きながら、強く感じるところです。 (つづく) http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110604/220427/?P=3 日経ビジネスが↑の記事を書いています。 福島原発で下請け企業が労働者(大人)に設定した18mSv/年より高い20mSv/年を子供に浴びせても大丈夫って言う文科省。この現実をどう思う?

  • 集団ストーカーの大元はどこだと思いますか?

    ウォーカーのブログ様のブログ記事です。 御参考までに御覧ください。 この被害者の方は、日本全土の被害者の方達のために 非常に解かり易く御説明してくださっています。 部外者の日本人社会の皆様。 集団ストーカーというのは、ただの呼び名であり 実際の有様は、軍事ステルス攻撃型の24時間連続で絶え間の無い、 自殺強要を当面の目的とした凄惨リンチ(悪魔崇拝儀式)です。 (以下転載) ジョン・コールマンによる主張 ジョン・コールマンらの下記関連書によると次の様なものである。 タビストック人間関係研究所は、1922年(実質設立年)にイギリスに設立された 研究機関。タビストック研究所とも呼ぶ。CFR(外交問題評議会)ないし ロックフェラーの系列の機関であり、CIAとも協力関係にある。 配下に多くの研究所、財団を持ち、 アメリカ全体での資産規模は実質的には600 - 700億ドルに達する。 表向きは、人間管理、心理学等の研究所であるが、実質的には ロックフェラーと彼に追従するイギリス支配階級のための国際諜報機関である。 ※実際はロックフェラーはロスチャイルドの子分でしかないわけで、 大英帝国の人類を支配するためのシンクタンクという事か。 最終目的は、英米覇権維持のための国際的な大衆プロパガンダおよび 完全な人間の心理コントロールの追求であり、その手段・技術の研究を行い、 成果を実践する事であり、現在に至るまで数多くの各種の大衆洗脳工作の実施に 関与していると言われる。一説では、人間の行動制御も可能な技術を保持しており それらは既に諜報活動にて実地に応用されているとも言われ、目的のためには 反社会的な手段の活用も辞さないとされる。 MKウルトラ、脳内音声兵器など。 20世紀後半のアメリカ社会文化の急激な変質と、世界各国の地域的文化と 政治観念の変質破壊ないしアメリカ化は、同研究所の研究を利用して 意図的に促進されたと言う。麻薬や同性愛をファッションとして流行させる作戦 にもCIAなどと共に関与しているとされ、世界各国の大衆を音楽、薬物、婚外セックス によって政治的に麻痺させ体制迎合的に洗脳するという作戦目標は順調に達成されている またビートルズに始まる1960年代から1980年代までのイギリス製、アメリカ製 ポップソングの国際的流行は、同研究所の作戦のひとつであったとも言う。 1990年代以降のアメリカ黒人音楽・ファッションの急激な一般大衆への浸透に ついても関与を疑われると言う。 ※RIIA(王立国際問題研究所)がタヴィストック人間関係研究所を設立した。 ※英国王室とロスチャイルド家の資金により設立されたといわれている。 ※人類削減プログラムを推進するローマクラブもここから生まれた。 ※CIA前身のスカル&ボーンズと関係の深いOSSもここから生まれている。 ※HUMRRO(人的資源研究局)の設立にも関わっている。 ※ONI(海軍情報局)の設立にも関わっている。 ※NATOを設立したのもダビストックだといわれている。 ※集団ストーカーシステムを考える上で、このシンクタンクは外す事は出来無い。 ★RIIAについては、 【永久保存版】人類家畜化計画のシナリオを考える シンクタンクの重要性! に書きました。興味がある人は読んでください。 タビストック研究所 アメリカの主な下部組織 タビストック-イルミナティの洗脳研究所 (一部抜粋) *スタンフォード研究所 *マサチューセッツ工科大学 *ランド・コーポレーション *ハドソン研究所 *ペンシルバニア大学ウォートン商業経済校 *モンペルラン協会 *フーバー協会 *ヘリテージ財団 *人的資源研究所(Human Resources Research Office) ※ランド・コーポレーションは、極東での日本も含めた戦争シュミレーションも している危険なシンクタンクなので注意してください。 ※タヴィストックの下部組織には「ランド研究所」がありますが、ここはアメリカの ICBM(大陸間弾道ミサイル)計画を管理し、外交政策の基本分析、原子力政策、 CIAによるマインドコントロールなど何百というプロジェクトを展開しています。 このランド研究所の顧客には「AT&T」「チェースマンハッタン銀行」 「アメリカ空軍」「エネルギー省」「IBM」などがあります。こうして政府、 軍に限らず、宗教などにも入り込み「地球規模の洗脳」を行なっています。 タビストック研究所の共認支配 ※集団ストーカーに深く関係しているCIAなども、このダビストック人間科学研究所の データを基に動いています。集団ストーカーシステムを考える上で、 このシンクタンクは絶対に外せません。 ★コールマン博士は、タヴィストック人間関係研究所が極秘秘密組織であり 300人委員会が目指すワン・ワールド政府構築のために活動を行っていると主張している タヴィストックの目的は全人類の生命コントロール by ジョン・コールマン ※私は集団ストーカーも人類支配のための壮大な実験の一つだと考えています。 この研究所が黒幕ならば世界レベルの工作も十分可能です。 タヴィストック流「大衆洗脳テクニック」 by ジョン・コールマン 悪魔の地球支配21ヶ条  (一部引用) 膨大な失業者を生み出し、国全体の道徳心を低下させ、労働者の生産意欲を失わせる ヴァンスの報告では、ローマクラブが導入した「脱工業化ゼロ成長政策」によって 仕事が縮小するにつれ、希望をなくした労働者がアルコールやドラッグに頼る事を 想定しています。若者もロックやドラッグに刺激されて社会体制に反抗し、 最終的には家族という共同体を根底から揺るがして破壊するでしょう。 この目的のため、委員会はタヴィストック人間関係研究所に、その行動計画案を 用意するよう依頼しています。タヴィストックはウィリス・ハーモン教授の指揮の下 でSRC(スタンフォード・リサーチ・センター)にその研究をさせています。 この成果は後に「水瓶座の陰謀(アクエリアンズ・コンスピラシー」として 知られる様になります。 沈黙の兵器 日本をステルス支配する米国某勢力は新手の“沈黙の兵器”で日本を攻撃し 続けている事にみんな気付くべき:このままでは日本人は全く浮かばれない。 ※集団ストーカーはまさに沈黙の兵器そのもの。 ※沈黙の兵器は非常に重要な問題。 日本人は戦争を仕掛けられている事を自覚しなければならない。 戦争工作とタヴィストック人間関係研究所 世界権力構造の秘密 Eustace Mullins 4 タヴィストック研究所 ホロコースト→洗脳と大衆心理操作 ヒトラーを洗脳したタヴィストック人間関係研究所 MKウルトラ計画との関係性  MKウルトラ計画(一部抜粋) CIAのMKウルトラに直接関わっていた人物として、エウィン・カメロン博士、ウィリアム ・サーガント博士を挙げる事ができる。アメリカ人心理学者ルイス・ジョリオン ・ウェスト博士も、MKウルトラに加わる前、タヴィストックで訓練を受けていた。 ※創価学会を始めとした、集団ストーカー下請け実行部隊は、   明らかにMKウルトラ計画の応用技術により洗脳されている。 (管理人コメント) CIAや創価学会は、シンクタンクが考えた計画を実行する末端実行部隊に過ぎません。 シンクタンクはくどい様ですが、非常に重要です。是非、皆さん。 沈黙の兵器で侵略されている日本の現状を知ってください。お願いします。         「CIAの背後にはタビストックがいる」 最も基本的かつ強力な魔術は「嘘」である。 人類の支配者は「嘘」により京(円)クラスの利権を生み出し、 人類を支配している。人類はそろそろこの「嘘」に気付かなければならない。 人類支配の基本は3つ [暴力] [食糧] [洗脳] 黒い貴族はこれらの完璧な独占を狙っています。 意識的に防がなくてはなりません。 黒い貴族など関係無いと思っている皆さんへ 明治維新では英ロスチャイルド家と仏ロスチャイルド家が二手に別れ、 薩長勢力と江戸幕府の両方に資金と武器を貸し付けていましたが、 双方のロスチャイルドの背後には黒い貴族が存在しました。 日露戦争で日本に戦争資金を貸し付けたシフは、黒い貴族デル・バンコ (ウォーバーグ)の代理人です。イエズス会を設立(1534年)したのも黒い貴族です この黒幕を理解する事無しに、真の歴史を知る事は有り得ないのです。 日本の株はキャボット家が所有し、日本の原発はアイゼンベルグ家が管理して 電通はブロンフマン家が所有しています。 日本を支配している本当の敵がわかりましたか? 集団ストーカーシステムも 彼らのシンクタンク(タビストック等)が生み出した、人類支配システムの実験です。 騎士団に入っている表天皇は、彼らの先兵として利用されてきました。 残念ながら、これが現実です。 創価学会など、最末端組織でしかありません。 全てを彼らのせいにするのはミスリードです。 誰が、ロックフェラーを使い北朝鮮から5万人輸入して日本を代理支配させているのか? 誰が、創価学会を改造して売国奴宗教組織に作り替えたのか? 本当の犯人が見えてきましたね。