ポジのボケ味

質問

ポジのボケ味がきれいと本でみましたがネガと比べてどういったきれいさでしょうか？

回答No.4

Kon1701 · ベストアンサー

フイルム時代、ポジを常用していました。
ボケに関していくつかの要素があると思います。ネガと比較している場合、
1)　感度/フイルム特性による違い
2)　写す人による違い
3)　乳剤の厚さによる違い
があるかな、と思います。

1)ですが、ネガはISO400が多用されていましたが、ポジではISO50や100を使う人が多いと思います。私はISO25も使いました。ポジがより粒子が細かく、更に低感度なのでより一層細かく、更に発色がよいです。より美しく写る（可能性がある）、と言ってよいでしょう。これにより、ボケが違ってくる可能性があります。

2)ですが、ネガは一般ユーザが多いのに対してポジはアマチュアでも上級者が多かったです。撮影技術も高く、機材も明るいレンズや単焦点が多いと思います。そして、ボケをきれいにまた意識して撮る人が多いので写真を比べればポジによりボケの美しい写真が多いでしょうね。

3)　乳剤は、ポジの方が薄いものが多いようです。これによるボケの違いがある可能性がありますね。この場合、色によってボケが違う可能性があります。仮にフイルムの最初の層にピントが合っているとすれば奥の層は若干ボケます。この差がどのくらいかわかりませんが、可能性があります。この場合、白いものをぼかして撮ると、色のムラが出るかもしれません。そして、乳剤の厚いネガの方がより大きくなるでしょう。

だけど・・・基本的に差はないと思いますよ。今年の春にデジタル(35mmフルサイズ）と低感度ポジで、同じ被写体を同じレンズで撮りました。感度が違うのでシャッター速度は異なりますが、絞りはほぼ同じです。ポジはシャッター速度優先でしか撮れなかったので絞りの数字表示は同じでも若干違っていると思います。仕上がりは諧調、発色特性、ダイナミックレンジの幅による違いは当然ありますが、同じようなボケでした。写真にした場合、多くの人はボケに関してその違いはない、と判断するでしょう。もちろん、私より上級の人は別の判断をするかもしれませんが・・・。
最新のデジタル向けレンズをポジで撮りたかったのでこういう比較を行いましたが、ネガとポジで撮り比べたことはないです。その必要がありませんでしたから。

回答No.5

demio

ボケ味どうこうではなくて、レンズの性能を忠実に写せる意味でしょう、ネガであれば引き伸ばしレンズや印画紙の性能によって変わりますし、デジタルカメラだと、カメラ本体の画像処理や液晶モニターの性能で色が違うことはよく経験しています
ポジフィルムは撮影の一発ですべて決定ですし他の何の機材を通さず直接フィルムをみることができます
写真用ライトボックスの光源であれば色は正確にでますし、性能の良いルーペで見れば隅々まで細かいところまでフィルム直接みて評価できることがポジの利点です、ネガのプリントで写真を見ているだけのひとはライトボックスでポジフィルムをみると綺麗だと感じるでしょう、しかし写真そのものが綺麗に撮影されていることが必要なのは当然です

質問された方はポジフィルムを直接手にとって見たことがありますでしょうか

回答No.3

arukie

ポジフィルムはネガより見た目の色を再現してくれる傾向があります。
中には見た目以上の発色を見せてくれるものもありますが・・・

そこらへんがポジのボケ味がきれいと表現されているのでは？

リバーサルフィルムはフィルムの状態をそのままダイレクトプリントで表現されますが、
キャビネや２Ｌサイズと全紙のダイレクトプリントでは見た目の印象が変わります。
全紙サイズにダイレクトプリントされる場合は、多少アンダー目の露出の方が締まって見えます。

ネガフィルムの場合多少オーバー目の方がプリント時綺麗に見えますが・・・

回答No.2

kuma-gorou

写歴だけは長いが、そう言う話は初耳です。
ただ、言わんとする事は、何となく解らぬでもありません。

ポジは、それ自体が透過光で観賞できるのに対し、ネガは鑑賞にプリントが必要。
つまり、途中に介在する工程がない。また、コントラストが高くヌケの良い画像が得られる。
解像度にしても、乳剤が薄い分、高解像。取り分け、外式のコダクロームは、目を見張る解像度。
そう言った要素も含め、ポジのボケ味と表現しているのかも知りません。

ただ、それは、あくまで中判カメラに、それ相応の単焦点レンズを組み合せ、意識して被写界深度をコントロールした場合の話。
その点、35mm判にズームレンズでは、そうは行かないでしょう。

回答No.1

tomban

ポジもネガも基本変わりはないですよ？。
ただ、ポジフィルムのほうがコントラストが高く出る傾向があるので、ハイライトはキレイです。
逆に言えば「階調」が少ないのがポジなので、露出に気をつけないと真っ白い写真とか、真っ黒い写真を撮ってしまいますから注意ですね。