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受験国語の問題集でわからない説明があります。

僕が今使っている国語の問題集の、「主語や目的語の記述」のセクションにある説明です。 文には「何がなんだ」「何がどうする」「何がどんなだ」の三つの基本文形がある。「何が」にあたるのが主語である。文章全体にもこの主語に当たる言葉や文がある。文章全体の主語とは「話題」であり、「主題」である。 (中略) 記述の問題では、この省略された主語を見つけて書く場合と文章の裏にかくされた主題や話題となる主語を考えて書く場合の二つがある。ともに文意をきちんととらえているかを試す問題となっている。もちろん文中の主語を書かせる問題もある。 (中略) 文章を読むときは、ただ筋を追うだけでなく、一つ一つの言葉の意味や「何を言いたいのだろう」と言うことを考えながら読む必要がある。受験対策の読み方としては、いつも「?」を持つことである。 (出典:『記述作文教室』日能研より) これで質問ですが、 1)文章全体の主語とは「話題」であり、「主題」である、と言えるのはなぜですか?話題とは、文章全体で最も取り上げられていることみたいなことなんだと思いますが・・・ 2)「文章の裏にかくされた主題や話題となる主語を考えて書く」とはどういう意味ですか? 3)常に「?」を持ちながら読む、と言うのがいまひとつわかりません。わかりやすく説明してください。 4)主語を記述する問題と言うのは、 「『とてもいい』とは何がいいのですか。その内容を書きなさい。」 見たいな設問なのはわかりますが、目的語を問う問題と言うのどういうものですか?具体例を挙げてください。 長々と申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いします。

noname#226634
noname#226634

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回答No.2

No.1です。補足します。 >1) すいません、句点から句点までの言葉の集まりが文で、ある共通した内容の文を集めたものが段落、さらに段落を集めたものが文章ではないのですか? その認識で正しいのですが、「文」又は「文章」ということばは必ずしも厳密に使い分けられているわけでは有りません。「段落」を幾つもあつめたものを「文」と呼ぶ場合もあれば、逆に「句点」から「句点」までを「文章」と呼ぶ場合もあります。例えば「あの人の書く文はわかりにくい」といえばこの場合の「文」は「文章」です。 >2)あ、そうですね。文章の裏に隠れているものを読み取る、と言う意味なんですね。特に受験国語の場合、そういう高度な読み取りが必要なのでしょう。 これは、試験問題によって違いますから、あまり深読みをし過ぎるという事もあります。色々の問題にあたってこの問題ではどこまで深く読む事をもとめているかを見きわめそれにあわせる必要があります。ここが数学などと違うところです。 >3)要するに、ただ文字を追うだけではいけない、と言う感じでしょうか。 そうです、これは、試験問題だけではなく考えて貰いたいと作者が思って書いている文章を読むときに共通します。 >4)目的語を問う設問に着いてはこう書かれています。 「『私は彼が笑うのを見た。』という文では、『私が見た』ことはさして重要ではなく、『彼が笑う』ことが重要なのである。従って作問者(出題者)とすれば、『見た』に傍線を引き『何を、見たのですか』とたずねる。これがいわゆる目的語を問う設問である。」 >例としては、「『虫の声』から作者は何を思い浮かべていますか。」というのがあげられていますが、ほかにどういうのがありますか。 ちょっと、具体例は思い出しませんが、この例をみると「目的語」というよりも「対象」といった方が良い様です。「目的語」の「目的」は英語の「オブジェクト」ですから、この場合は「対象」と言い換えても大きな不都合はでないでしょう。 『虫の声』の例では、文章に挙げられている事やその文章に秘められている(裏に書いてある)事柄を読み取る必要があります。この場合にいわゆる「国語常識」が必要となる場合があります。例えば『虫の声』では文章を読んでそれと異なる事が書かれている場合は別ですが、一般には「秋の(夜や宵の)」「しみじみとした無常観」とか「静かなおもむき」とかをともなうと思って下さい。にぎやかなとか派手なと対処的な感覚です。すると、文章の前後から色々とおもんぱかることです。たとえば「過ぎ去った過去の日々」とか「亡くなった人の思い出」とか「遠くにいて久しく会わない人の事」とかなどであてはまりそうなものです。

noname#226634
質問者

お礼

ありがとうございます。これですっきりしました。

その他の回答 (1)

  • LN-TF
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回答No.1

これは具体例を挙げないで説明しているので解り難いのと、日本語の文法と英語の文法とでは考え方が異なると云う事があります。具体例をここで挙げるのは難しいので、後者について説明しましょう。 英語では主語は極めて特殊の場合を除いては、省略する事は出来ません。特殊の場合とは砕けた会話や祈願文、命令文、韻文などです。一方、日本語では主語を省略する事は日常茶飯事に行われています。 さて(1)ですが、文章の主題とか話題とかですが、大きく捉える場合と小さく捉える場合があります。ある程度長く、幾つもの文章があってその全体の主題や話題、段落毎の主題や話題、更に細かく一つの文章の主題や話題と成ります。ここでいって居るのは一つの文章の主題や話題です。文章のはじめから句点(まる)までの一つの文章の全体です。 次いで(2)ですが、日本語は、先にもいいました通り主語を略します。その略された主語と云う積りでしょう。しかし、実はそれだけでは足りないので、文章そのものの裏に隠された意味や話題を読み取る必要があります。それは直接いってしまうときつくなるとか読者に素直に受け入れてもらえないとかいう理由の事もありますし、昔の文章ではそのようの事を直接に発言する事によって筆者の社会的な安全を脅かす場合もありました。最後の事を少し説明すると、第二次世界大戦中に、日本の政府や軍部の批判どころか政府や軍部の考え方ややり方と異なる事を唱えたり提唱する丈で逮捕され極刑(死刑をいう)に処される事も有りました、それを避けるために婉曲に書いたり、裏に真意を隠したりするのです。戦後はそのようの事はなくなりましたが社会的な地位などの問題でそのようの事を行っているケイスは珍しくありません。 続いて(3)ですが、これを深く論じて居るときりがありません。ここでは読み流さずに、この文章の意味は、前の文章との関係はとかというような「?」を持って読むとだけ説明して置きます。 最後に(4)ですが、「『目的語』を問う問題」についてどのような事が書かれて居るのかわからないので、的外れの答えをする危険があるので回答を避けます。補って頂ければ内容に即して答えられると思います。 参考になれば幸いです。

noname#226634
質問者

補足

1) すいません、句点から句点までの言葉の集まりが文で、ある共通した内容の文を集めたものが段落、さらに段落を集めたものが文章ではないのですか? 2)あ、そうですね。文章の裏に隠れているものを読み取る、と言う意味なんですね。特に受験国語の場合、そういう高度な読み取りが必要なのでしょう。 3)要するに、ただ文字を追うだけではいけない、と言う感じでしょうか。 4)目的語を問う設問に着いてはこう書かれています。 「『私は彼が笑うのを見た。』という文では、『私が見た』ことはさして重要ではなく、『彼が笑う』ことが重要なのである。従って作問者(出題者)とすれば、『見た』に傍線を引き『何を、見たのですか』とたずねる。これがいわゆる目的語を問う設問である。」 例としては、「『虫の声』から作者は何を思い浮かべていますか。」というのがあげられていますが、ほかにどういうのがありますか。

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